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 写真は僕が以前住んでいた柿生の桜です。
今でも毎年この桜を見に来ます。僕が20代後半当時は、この土手は舗装されてなく車も自由に入れました。写真奥に見えるマンションもなく、この土手と小田急線の線路までの間は畑と空き地でした。

当時、思うようにギターの仕事がない僕は、桜満開の木の下に車を止めコンビニ弁当食べてフテ寝してました。今思えば懐かしいです。

この土手は、橋2つ3つ先まで延々と見事な桜が並んでいますが、当時は桜が満開でもそんなに人が来ていない穴場スポットでした。
それが川崎市市制70周年とかで、この土手が綺麗に整備されたら人がドッと押し寄せるようになってきて、今や桜の季節はこの場所は大変な賑わい様です。

写真は土手から撮りましたが、橋の欄干から見ると両方の土手から川にしなだれる満開の桜の枝が見事です。

毎年桜の季節は近辺の桜スポットを見てまわる僕ですが、昔は桜を綺麗だなんて思った事は一度もありませんでした。否、桜の季節が嫌いでした。

桜の咲いている頃のイメージは「雨でぬかるんだ未舗装の通学路を、朝はまだ寒いなぁ〜なんていいながら、また学校がはじまる...嫌だな。。」というイメージをずっと持っていたのです。

20歳頃にバンドメンバーで「花見だ!」なんて靖国神社まで行った時も、桜が綺麗だなんて思わず花を見た記憶も残ってないほどです。

それが、いつの間にか桜を待ちわびるようになっている。。
年を取ったのか、それとも昔に見る目がなかったのか..

 

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