
趣味も一生懸命
仕事を優先する生活をしてると「趣味なんて・・」となってしまう。
3年程前から20年ぶりに復活させようと思っていた「自作無線機を作ろう」や、その自作無線機を持って「山にキャンプに行きたい!」なんて思っていても、毎年、時間切れで延び延びになっている。
趣味は「時間のある時に楽しんで」と思って気にもしなかったが、いつまでも計画のままでいるのも気になってしまう。
で、気づいたんだが、「趣味も一生懸命やらないと結果が出ない」という事だ。
なにもそんな風に考えなくてもと思うが、仕事でも何でも「なんか満足しないな」という状態は、その事について「力を出し切っていない」というのが原因じゃないかと思うのです。
要は努力不足。趣味でも同じなんだと思った。
「時間がない!」なんていうのも言い訳かもしれない。
そんなところへ来て、今度はバイクをバラし出した。
今度は「仕事しないで遊んでるのか?」と思われるかもれませんが、実は「趣味」という事に、40歳を過ぎて思うところが出てきたのです。
僕は今ギターを仕事にしていますが、これも最初は趣味。趣味が高じて「プロになりたい!」となる訳ですが、プロとなってからも「ギターで生活していけるのか?」と心配はつきまとうし、心配だけでなく、一時は家賃もキツかったのでアパート捨てて車に住んでようかと思った時期もありました。
そして「ギター、ギター」だけで、20代30代を過ごしてしまいました。
40代の今は仕事に恵まれているかなと思うし、自分が何をすればいいかもわかってきた。
そしてふと気がつくと、自分に趣味が全くない事に気がついた。
ギターは仕事で単純に楽しむ趣味ではない。
また、僕は未だ見た目が「おにいちゃん」に見える事もあって、自分でも20代、30代ではまったく考えもしなかったが、40を過ぎて「やはり人間、年は取るんだな」と痛感するようになった。
そうなると、「いつか、いつか」なんて思っていた事も、気がついたら年を取りすぎて体力も気力も無いなんて事にもなるかもしれない。もしかしたら自分が思ってるよりずっと早く人間は年を取るものかもしれないな。と感じたんです。
で、「思った事は、とっととやってしまえ!」と、いろいろ手を出してみたのですが、これもホントにここ2〜3年の話。
それまで趣味なんて考えられる余裕なかったもんなぁ。。