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天地真理にハマる


 1965年(昭和40年)生まれの僕にとってのアイドルは百恵ちゃんの世代。アグネスチャンも好きであったが、同時代に一斉を風靡していた天地真理は、少し大人というのか、
当時小学低学年の僕にとってはピンと来ない綺麗なお姉さん的な遠い人だった。当時10代のアグネスや百恵ちゃんの方が親近感があったのだろう。

僕のレトロ趣味が音楽にも高じて、1970年代の曲を聴いてみようと復刻CDをいろいろ買ってみた中で、天地真理にノックアウトされてしまった。

アイドルと言えば、可愛くて適当に歌って愛想を振りまいていれば・・・なんて思っていたが、天地真理はそんなイメージを変えてしまった。
今聴くと、歌は上手いし声は綺麗。リズム感もバッチリ。僕はギターを教えているからリズム感やタイム感まで含めて聴いてしまうが、いくらレコーディングで歌い直しが出来ると言っても、大概はどこかで微妙にリズムも外れたりするが、天地真理は気持ち良い程ジャストでリズムのキメと合っています(おまけに音程も良いし)。アニメソングなんか歌う、歌の上手いお姉さん歌手クラスは、いっている感じです。今なら宮崎アニメの主題歌歌ってたんじゃないでしょうか。オマケにルックスも良い。
当時、国民的アイドルで、しかも音楽の才能もある。
この人以上のアイドルは、そうはいないでしょうね。


それと歌を聴いていて思ったのですが、「聴き手に何かが伝わってくる」歌なんですよ。たぶん本人は、当時かなり思い入れを込めて歌ったのではないか?アイドルとして、歌い手として良い物を届けようとしたのではないかと勝手に推測しております。

天地真理というと「♪あなた〜を待つのテニスコート♪」とファルセットで歌うのが(物まねも含め)記憶に残ってますが、デビュー曲の「水色の恋(1971)」。最後のヒット曲「想い出のセレナーデ(1974)」なんかとても良いです。

可愛い歌だけじゃなくて、(色気からなのか)哀愁もあるのが魅力です。
中学から音大付属だったようで、ピアノも弾けるしギターも弾ける。
ルックス以外に音楽をやる上での条件もすべて揃っていた人だったんですね。

あと、僕の好きな西城秀樹も同じ70年代のアイドル。
今聴いても良い声してると思います。
う〜ん。70年代アイドル侮れません。



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