アカンボとの暮らしつれづれ
●1歳1ヵ月



2000年9月19日(生後408日め)
  国際運転免許を取得しに、県運転免許試験場へ。夫と交代で のい を見ながら、書類に記入。
  はじめに「1時間ほどかかります」と言われたが、すんなり、20分ほどで手続きは終了。
  のい は待っている間、待合室を歩き回って、20歳くらいのオニイチャンに笑いかけたり、
  階段を登ったり(すぐに阻止したが)、オバサンにあやされて照れたりしていた。
  市役所にて転出届を出した。年金の手続き、乳幼児医療費受給者証の処分手続きなども。
  冷凍庫の整理をしていたら、1年前に絞った冷凍母乳が出てきた。母乳は肥料になるらしいので、
  プランターの葱にかけてやったら、いつも我が家のベランダを通り道にしている野良猫のジョンが、
  いつになくベランダをうろうろ行き来していた。



2000年9月18日(生後408日め)
  昨日の喧嘩のせいなのか、暑さのためか、のいは、夜中に何度も起きて泣いた。
  乳もくわえないので、とうとう抱いて外に出て、やっと泣き止ませた。こちらも睡眠不足でフラフラ。
  ベビーカーを荷物に入れる前にと、育児サークルの友達のところへ。未開封の食品をもらってもらった。
  のい と Yくん(同じ月生まれ)は、手を出しあって、愉しそうに遊んだり、泣いたり。
  午前中はまったく昼寝をせず。午後、長く眠ってくれたので、その間に、箱への紐かけや、伝票の記入ができた。
  荷出しの間はおとなしく、私か夫にへばりついていた。



2000年9月17日(生後407日め)
  今頃になって、パリッと晴れた。
  とうとう母が帰ってしまった。母のおかげで、荷造りがなんとか終わりそうだ。感謝感謝。
  しかし、せっかく平和に終わりそうだったのに、母が帰った後、
  夫と私の間に、荷物の減らし方について喧嘩がぼっ発。のい の前で、大声で怒鳴りあい。不安を与えてしまった。



2000年9月16日(生後406日め)
  大相撲は、千秋楽を前に、武蔵丸の優勝が決まった。
  どういうわけか、テレビに武蔵丸の顔が大写しになると、のい が大笑い。
  「いただきます」「ごちそうさま」のときに手を合わせると、皆で大げさにほめていたら、
  嬉しそうに、何度でもやる。首をかしげて。かわいー。
  箱や水筒などを“開けろ”というように、ウーウー言いながら持って来る。



2000年9月15日(生後405日め)
  昼寝の時間が短くなってきた。泣き止まないので、抱いて外に出たら、しばらくして泣きやんだ。が、
  家に戻ろうとすると真っ赤になって泣く。どうにも機嫌が治らず、荷造りどころではない。
  母が、のいに靴をはかせて外を歩かせたら、ニコニコでそこら中を歩き回って喜んだらしい。
  家具屋でもらった巨大な段ボール箱を組み立てていたら、のいが喜んで突進。邪魔をしてくれる。
  とうとう、母はまたも蒸し暑い中、のい を連れ出すはめになり、バスに乗って街まで出ていった。
  よその人に「かわいいねー」と声をかけられても、恥ずかしがって、母に顔を埋めていたとか。
  初めて、牛乳を飲んだ。牛乳を飲んでいる姿を見ると、いかにも“子供”のよう。赤ちゃん卒業なのかな。



2000年9月14日(生後404日め)
  小さい子連れの引越の大変さを身をもって体験している私の母が、のい の子守に来てくれた。
  のい は母を忘れてはいず、玄関まで出ていって迎え、ニコニコ。
  母がのいを散歩に連れ出してくれている間に、大急ぎで引越準備をする。ありがたやーありがたやー。
  足にまとわりつかれないだけで、なんて能率がいいんだろうか! あれもこれも、あっという間に片付く。
  少し長めの昼寝 + 昼食の後、母とのいは街の百貨店へ。のい は可愛い帽子を買ってもらい、
  ベビールームでおむつまで替えてもらい、ごきげんで帰ってきた。
  一昨日、サッシの角にぶつけた額が、青黒くなって、ゴルバチョフみたいに見える。



2000年9月13日(生後403日め)
  未明2時半まで起きて、事務処理をしていたので、眠い眠い。神経も些細なことでブチ切れ気味。
  晴れたり暴風雨が降ったり変な天気。洗濯物は乾きかけては湿る、はあ。室内空調も除湿モード。
  昼食時、私が梅干しを食べていたら、赤い色がそそるのか、のい が手を伸ばして欲しがった。
  こんな酸っぱいの食べて大丈夫か?と思いつつも、口に入れてやった。なんと、平然と食べ、さらに要求する。
  のい の舌は頑丈なのか? 酸っぱいもの好きなのか? それとも単に鈍感なのか??
  冷たくて甘いもの に対しては、眉間に皺を寄せるのに。
  夕方、ベランダに私たち(おんぶ状態)の姿を見つけて、Iさんが、のい の顔を見に来られた。
  夫と3人、大家さんのところへ行き、出発日を知らせた。



2000年9月12日(生後402日め)
  今日も雨。洗濯物が乾かなくて困る。洗ってから引越荷物に入れたいものもあったのに、もう無理だ。
  やっと、のいが夫と風呂に入れるようになったので、私の身体が楽になった。
  県立病院のI医師から、血液検査の結果と、ドイツでの主治医に渡す手紙が届いた。
  前回、標準値に入ったのに、今回また外れてしまい、結局、ドイツでも定期観察するべきとの結論。がっかり。
  日本で入っていく海外旅行保険は、既往症は適用できないらしいので、どうしたものか。
  何の治療もせずにスクスク育っているだけに、細かい数値まで分かる、新生児のスクリーニング検査がうらめしい。



2000年9月11日(生後401日め)
  雨の中、のいを抱いて郵便局へ。隣のおばさんに会ったので、待っている間おしゃべり。
  ヨチヨチ動き回る のいの面倒を見ながら、引越準備をするのは、本当に疲れる。
  夜、寝かし付けながら、自分が先に眠ってしまった。後の家事を、すべて夫がやってくれた。



2000年9月10日(生後400日め)
  車で買い物へ。薬局では夫に肩車されて大声で笑い、薬剤師さんに「ほんとに嬉しそうやね」と言われる。
  自分でビスケットをもってかじれるようになった。親が食べているものを、自分も食べたいと催促もする。



2000年9月9日(生後399日め)
  夫にのいをみてもらって、本部屋を片付けるが、なかなかはかどらない。



2000年9月8日(生後398日め)
  県立病院で、最後の診察と血液検査。暴れないよう、バスタオルでぐるぐる巻きにされていた。
  県立病院の食堂に初めて入ってみた。給仕のおばちゃんたちに囲まれ、なんと初めて「バイバイ」をした。
  さっきの問診で、先生に「バイバイをしますか?」と聞かれて、「いいえ、全然」と答えたばかりだったのに。
  その後、Iクリニックで、風疹の予防接種。
  待合室にある「おもちゃの家」では、大きい子に混じって一人前の顔をして、戸を開けたり閉めたり。



2000年9月7日(生後397日め)
  美術館の友人から電話。仲間の一人が、転勤で関東に戻られるとか。
  疲れているせいか、のいが長く昼寝。
  私も、疲れを理由に引越準備を一事休止し、各所に電話。大分に戻ったのを知らせた。




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