アカンボとの暮らしつれづれ
●生後9ヵ月



2000年6月6日(生後303日め)
  用事を済ませに街へ。百貨店のベビールームで、昼食+授乳の後、
  のいの体重を計ってみた。着衣込みで9.6kg。どうりで腰が痛くなるはずだ。
  市民図書館では、エプロンをした職員(女性)が相手をして下さったのに、なぜか泣いて、恐縮した。
  また、銀行でも、窓口の若い女性が応対してくれている間中、泣いていた。
  彼女が席を立つと泣き止み、窓口に戻ってくると野太い声で泣く。泣き声で、説明も聞こえないほど。
  どちらも、私の目には、優しそうでおとなしそうな女性だけに、不思議である。
  ダミ声のオバサンにも、しゃがれ声のおじいさんにもニコニコしているのに。
  夜、のい が、自分の背より高いダイニングテーブルにつかまって遊んでいて、
  夫と私の両方が目を離した一瞬に、バランスを崩して、テーブルの脚にぶつかって転んでしまった。
  慌てて駆け寄ったが、遅かった……。大泣きして息も絶え絶えとなり、またも「泣き入り」に。
  前回ほどはぐったりしなかったが、心配で心配で。顔色が治るまで、風呂には入れず。



2000年6月5日(生後302日め)
  久しぶりに美術館へ。休館日なのを利用して、ボランティアの打ち合わせ。
  少し楽をしようと、車で行って、トランクに積んだベビーカーをボランティア室に持ち込んだが、
  後追いの始まった のい は、他人に囲まれた所でベビーカーに乗せられると
  「置いて行かれる」と思うのか、ギャンギャン泣いた。結局、ずっと私が抱いたまま2時間。
  皆さんには、のいをあやしていただいたが、ベビーカーの重さの分だけ、なんだか疲れた。
  家の中では、受話器を引っ張り落として喜ぶので、困ってしまう。
  テーブルの端から5cm以内のものは、手を伸ばして、すべて落としてしまう。
  それでも、足元にまとわりついて、クリクリ目玉でニコッと笑われると、可愛くて仕方ない。



2000年6月4日(生後301日め)
  昨夜、午前2時半に床についたので、さすがに起きられず。午前中はヨレヨレ。
  腰をはじめ、身体中が痛くて、しんどくてたまらない。
  午後、ガラス飛散防止フィルムや家具の滑り止めなどを、ホームセンターで購入。
  のい を夫が抱いていてくれたので、助かった。



2000年6月3日(生後300日め)
  のい を散歩に連れ出すと本当に嬉しそうに笑う。雨だが、家の中に閉じこもっているのも可哀相なので、
  傘をさして外へ。でも、傘に加えて、買い物した重い荷物を背負うと、やはり私の身体がもたなかった。
  夕方はヨロヨロになり、夕食をつくるのがやっとだった。
  それで夜すぐに眠ればいいものを、またしても皆が寝静まってから、家事を片付けた。
  実家から、のいの夏服や帽子、旅行のお土産などが届いた。ありがたい。



2000年6月2日(生後299日め)
  昨夜遅くまで掃除をしていたうえに、のい に明け方に泣かれて、朝起きられず。午前中はヘトヘト。
  のい は昼食をたっぷり食べて、「ごちそうさま」をする前に眠ってしまった。
  今日も、私が離れると火のついたように泣くことがあり、「後追いの始まりか?」と思う。
  私が台所に立つと、遠くからでも這って来る。そしてガスコンロのつまみに手をのばす。
  何度手を叩いて「ダメ!」と言っても効き目がなく、強制送還。のいを居間に運び出す。
  しかしすぐに這って来る。運び出しては這って来られ…の繰り返しで、飯もつくれやしない。
  仕方ないので揺り椅子に入れたら、出たがって物凄く暴れていた。
  上の前歯が、のぞき始めた。



2000年6月1日(生後298日め)
  育児サークルの活動日だったが、出発の時間になっても、のいがよく眠っているので、欠席した。
  夕方、私が少しでも離れるとワッと泣くので、仕方なく、抱いて散歩に出た。外にいる間は機嫌よし。
  食事中、スプーンを持ちたがって、椅子に立ち上がろうと暴れる。持たせてやると、落ち着いて食べる。
  台所のワゴンにのせた各種の茶筒をイタズラするようになった。夜、のいと夫が眠ってから、
  茶筒群を手の届かないところへ避難させ、ついでに他のものも一気に上の方へ片付けた。



2000年5月31日(生後297日め)
  歯医者最終日。今日も待合室で愛想をふりまいた。
  とうとう、伝い歩きを始めた。私の膝につかまってチョコチョコ歩き、「ヘヘヘヘ」と笑っていた。



2000年5月30日(生後296日め)
  歯医者の待合室で、怖い顔(たぶん痛みをこらえていたんだと思う)のオジサンに、
  どういうわけか、のいがニコニコ。オジサンは笑い返しながらも、顔をひきつらせていた。
  アパートの外壁補修のため、足場が組まれた。昼寝のとき、組み立ての金属音がうっとおしいので
  カーテンを閉めたら、私も一緒に眠ってしまった。おかげで疲れが取れた。
  梅雨に備えて、紙オムツを3パックも買い込んだ。非常用にレトルトのベビーフードも。ああ重かった。



2000年5月29日(生後295日め)
  つかまり立ちから、手を離して、しばらく2本足だけで立っていられるようになった。
  とうとう、台所から廊下に出る格子戸の開け方を覚えてしまった。
  チェストやテーブルなど、自分の手がギリギリ届く高さに、オモチャを置いては嬉しそうにしている。



2000年5月28日(生後294日め)
  TOSという民放局の30周年イベントへ。例によってフリマなんだが、前日の大雨で地面がぬかるんでおり、
  人も多くて(ちょうどユースケ・サンタマリア出演の生番組をやっていた)、とても疲れた。
  フリマでは“お砂場着”などを入手。のい は夫に抱かれて移動動物園を見ていたが、山羊などには目もくれず、
  ゴミ箱に気をとられていたらしい。そのうち、眠ってしまった。



2000年5月27日(生後293日め)
  ハイハイしていて、前につんのめって転び、畳で顔を強く打った。相当痛かったのだろう、
  息を吸いもせずに大泣きして、唇が真っ青に。
  ここまでは、これまでもよくあったことなのだが、今日はそれが数秒続いた後、
  目の焦点が合わなくなり、ぐったり。私はもうビックリ仰天した。
  思わず「のい!のいちゃん!」と叫んだ。揺すぶりそうになったが、それは我慢。
  ほどなく後に、のいが正気に戻ったのでホッとしたが、念のため病院に行くべきかどうか調べた。
  『育児の百科』によると、どうもこれは“泣き入り”というもののようで、心配しなくていいらしい。



2000年5月26日(生後292日め)
  雨だったが、ドイツの環境問題に関する講演会を聴くため、のいをダッコして傘をさして街へ。
  のいが、傘の柄をギュッと握るのが可笑しくて可愛くて。
  講演は、のい が昼寝する時間帯。寝入りばなに騒ぐのを想定して、出入口近くに席をとった。
  スライド上演のために館内が暗くなったのをいいことに、乳を含ませた。これでスヤスヤ。
  のい を抱いたまま、質問をしたが、その間ものいは、クースカ寝ていた。
  終演後、1人の老婦人が「海外での子育ては大変だろうけど、がんばって」と声をかけてくれた。



2000年5月25日(生後291日め)
  歯医者で抜歯後の消毒をしてもらう。どうやら、麻酔を刺したところが炎症になっているらしい。
  評判の腕利き歯医者も、泣く赤子を前にして、手元が狂ったか。
  帰り道、近所の小さな公民館から子どもの声。「ここは年寄りの巣窟じゃなかったっけ?」と不思議に思い、
  ズカズカと中に入ってみると、育児サークルだった。チョー厚かましくも、見学させてもらった。
  5月に始めたばかりだそうで、10人ばかりのメンバーは皆、県職員住宅に住む人たち。
  保母経験者の母親がリードして、おゆうぎなど。参加して踊っていたら、暑くて汗が出た。
  のい と同じ9ヶ月の子も1人いたが、ほとんどが2〜3歳くらいの子たちなので、
  ちょっと要求レベルが違うかんじ。運営については、試行錯誤中というかんじだった。
  のい はビックリして最初は大泣きしていたが、しばらくすると、他の母親たちに愛想をふりまいていた。
  お誕生月の子のために記念写真を撮るというので、私がシャッターを切ってさしあげた。
  のい は疲れたのか、家に帰って昼食をとったら、途端に眠ってしまった。



2000年5月24日(生後290日め)
  歯医者へ。のい を腹にのせたまま、虫歯になりかかっている“親知らず”を抜いてもらった。
  のい は、いきなり、私が大口を開けて歯茎に麻酔を打たれている様を見てしまい、大泣き。
  ヤットコでぐいぐいと抜かれているときには、大人しくしていた(見ていた?)。
  他人が歯を抜かれているところなんて、私だって見たことないのにー。……ちょっとうらやましい。
  最後に止血の具合を見るころになったら、いつもの のい になり、
  台においてある器具に触りたがってジタバタと暴れていた。



2000年5月23日(生後289日め)
  暑い。でも街へ。市民図書館を経由して、のい のパスポート写真を撮りに行った。
  特にアカンボ撮影用の装置がある訳でもなく、幕の前で、背もたれのない椅子に のいをお座りさせ、
  私が横から支えた。写真屋のオジサンは子ども好きらしく、あやしながら撮ってくれた。
  のいは、撮る前に少し泣いたが、なんとか機嫌を直し、シャッターを切る間はじっとしていた。
  帰宅してから、衣更をした。引き出しから冬物の服を取り出すとき、
  放り出すのが得意な のい にも手伝わせようとしたが、親の意に反して全く手を出さず。
  なのに、夏物を引き出しに並べ始めると、並べたものを片っ端からつかんでは放り出していた。



2000年5月22日(生後288日め)
  3日ぶりにウンチが出て、ほっとする。さすがにウンウンと気張っていた。ネッチョリ。
  オムツを替えてしばらくしたら、またウンウン。夜にももう1回。出さなかった日の分も出した感じ。
  首の周りのアセモは、水で濡らしたガーゼで「これでもかこれでもかあああ!」としつこく拭いて、
  さらに息を吹きかけて乾かす……と原始的に頑張ってみたら、結構よくなった。
  ヨダレがますます激しくなり、のいが通った所には、床に水たまりができている。ナメクジのよう(笑)。



2000年5月21日(生後287日め)
  トイザらスで、テーブルに付ける式の、のい の食事椅子を購入した。
  食べさせる側の身体(特に左手)は楽になったが、また次の課題が。
  のいがテーブルの上の食器やスプーンに興味を持ち、触りたがるのだ。そのこと自体はいいのだが、
  握ったスプーンは数秒後には床へ。食器はひっくり返すわ、ごはん粒は床に散らばるわ、
  食器を取り上げれば泣くわ、もう大変な騒ぎ。対策を考えねば。
  昼間は、七瀬川公園で遊んだ。芝生の上でハイハイ。河原の土手で青空授乳。



2000年5月20日(生後286日め)
  県立図書館へ。館内は暑く、のいを抱いていたが、叫んだり暴れたりされてしまう。
  「ベビーカーなら涼しかろう」と乗せたら、嫌がって大泣き。
  場所が場所だけに冷や汗をかいた。落ち着いて本を選べず。
  気温が上がると、ジクジクが治ったばかりの、のいの薄い肌は、元の木阿弥に。ブツブツ。



2000年5月19日(生後285日め)
  歯の総点検のため、一家総出で歯科医院へ。というのも、のい を交代で面倒見るため。
  のい は私が診てもらっている間、夫に抱かれてクークー眠っていた。
  受付の方が「歩けるようになる前のお子さんなら、お腹の上に抱いて治療を受けられますよ」
  とおっしゃるので、次回の予約は夫と別の日にした。大丈夫かなあ?



2000年5月18日(生後284日め)
  私ものいも風邪ひきのため、美術館での打ち合わせと研修を欠席。家にじっとしていた。
  のいは鼻づまりのため、食べるのも乳を飲むのも苦しそうだが、蒸しパンをつくったらパクパク食べた。
  つかまり立ちが上手くなって、片手でつかまり、もう一方の手で、テレビに触って電源を入れたり、
  留守番電話をイタズラしたり。絵本をめくれるようになり、ページをグシャグシャにしたり破ったり。ひー。



2000年5月17日(生後283日め)
  のい を連れて、車を運転し、用事を済ませた。チャイルドシートに大人しく座っていてくれた。
  すっきりしない天気が続いている。午後、のい も、くしゃみと鼻水。
  “風邪をひいた母親の母乳には、その風邪ウィルスへの抗体が入るので、母乳自体が予防薬”
  という記事を読んで安心したところだったのに。やはり伝染してしまったか。
  夜、のい は鼻が詰まって苦しいらしく、布団に横たえると泣いて眠らず。タテにずっと抱いていた。



2000年5月16日(生後282日め)
  本日は、市保健所が今年度新設した「赤ちゃん広場」の第一回目が開催された。
  出席するつもりで、1週間前からやる気満々で準備していたのに、私の風邪が治らないので欠席。
  実は、風邪は治らぬどころか、酷くなっていた。のい が夜中3時間おきに泣いて、十分に眠れないのも一因か。
  夫が朝遅めの出勤だったので、朝食の後、夫にのい をみてもらい、私は布団をかぶって寝た。



2000年5月15日(生後281日め)
  アゴの先と首の周り、それに頬は、だんだん良くなってきた。
  つかまり立ちが上手になって、テレビの電源に手が届くようになってしまった。うーむ。
  ガサガサ音のするもの、ビニル袋や紙を見ると、「キャハキャハキャハ!」と言いながら、すっ飛んで来る。
  3回食にしたら便がてきめんに固くなった。オムツの中で、便がお尻の割れ目の形になっていて笑える。



2000年5月14日(生後280日め)
  のいを抱っこ紐に入れて、ズタ袋を背負って、月1回の朝市(竹田から新鮮な野菜などを売りに来る)へ。
  天ぷら(→九州では「さつま揚げ」のこと)や饅頭なども出ていて、各々の生産者にファンがいるようだ。
  饅頭を買っていた人が「こん人のが美味しいんよ」と指名していた。「え、誰誰?」と話に割り込んだら、
  「Sさんよ。あんたも覚えちょき」と、お客さんから念押しされてしまった。私も、Sさんの名が書かれた
  イモ餡の「ゆでもち」を買い、まだ温かいのを、のい と分けて食べた。ふむ、あっさりしてて甘くない。
  お茶屋さんで話をしていたら、のいが店の人にニッコリ。喜んだ彼女は、
  「お茶を冷ましておくから、あんた(→のいのこと)も飲んでいきよ」とすすめてくれた。
  のいは、盛んにつかまり立ちをしては、膝を曲げてお尻をドン!と落として、ケラケラ笑う。
  夜、帰宅した夫が、「一晩留守にしただけなのに成長が凄い」と驚いていた。
  『あーだーだー』の発音がハッキリしてきたとのこと。



2000年5月13日(生後279日め)
  夫は学会のため長崎へ。未明4時の電車で出るはずが、2時ごろ、のい が大泣きしたのに調子が狂ったか、
  思いっきり寝過ごしてしまった。でもなんとか、間に合ったらしい。私は体調まで狂ってしまい、喉が痛い。
  日中は雨だったが、のい はゴキゲン。足拭きマットの下に、食品トレーを出し入れして、退屈せずに遊んでいた。
  久しぶりに、のい と二人でお風呂。いつもは抱きっぱなしなのだが、お座りが完璧になったので、
  少しの間、スノコの上に座らせてみたり。少々乱暴にお湯をかけても、嫌がる様子もない。
  夜、実母から電話。のい の首周りの湿疹は、あせも かもしれないとのこと。そういえば……。



2000年5月12日(生後278日め)
  アゴの先と首の周りが痒いらしく、夜中にのいが自分で掻いてしまった。
  おんぶ紐の頭支えで頬が擦れてしまったのもあり、3カ所から黄色い液が滲出していて、可哀相でならない。
  昼寝をしながら寝返って、擦れた頬をシーツに付けて眠ってしまったので、シーツにもシミが。
  昨日の定期観察のときには、「露出の少ない肌着にしていれば大丈夫」としか言われなかったのに、
  その晩から、酷くなるなんて……とショックを受ける。開業医のところに行くべきか?
  のい本人は、遊んでいるときには気にならないらしく、座っている私の肩につかまり立ちして、
  私の背中をトントンと叩いては、エヘヘヘヘと笑っていた。「母ちゃん、気にするなよ」ってかい。



2000年5月11日(生後277日め)
  初めて、のい と2人だけで愛車CITYに乗って、県立病院へ。
  のい は後部座席の助手席側に取り付けたチャイルドシートに座っているが、
  後向き(1才までは後向き)で、しかもヘッドレストに隠れているため、運転席の私から表情が見えない。
  いつもなら、車が信号待ちになると不満そうに唸って暴れるのに、今日は大人しくしていてくれた。
  ありがたし。久々の雨で、車内が暑くないのも助かった。
  診察では、発達は順調とのこと。のいは待合室では、居合わせたおばあさんなどに愛想をふりまいていたが、
  診察室に入ると、看護婦さんや医師に触られただけで、大泣きした。
  開業医の診察では泣かないのに。白衣と、ピンク衣にジャケット の違いか?



2000年5月10日(生後276日め)
  凹んでばかりもいられない。夫は方策を調べてくれているが、私としては、ある肚を決めた。
  ちょっと前の私なら到底我慢できない結論だが、子を産んで育児に追われる毎日の中で、
  こだわるべき「自分」がなくなってしまったのだから仕方ない。ドイツには夫のオマケで行けるんだし。
  それでも「頑張れば何とかできることは独力でやろう」と、のいを連れてチャイルドシートを付け替えてみたり。
  のいは台所に這ってきて、足拭きマットを触ったり、ワゴンの中身に手を伸ばしたりし始めた。
  押入の湿気取りにも興味を持って、まっしぐらに這ってくる。触られる前に襖を閉めてはいるが、今後どうしたものか。



2000年5月9日(生後275日め)
  市民図書館へ。夏のような暑さで、のいと本を背負って、片道25分を往復とも歩いて、汗だらだら。
  パスポートにヴィザ、面白くないことが続き、寝不足+疲労にダブルパンチ。
  日本の法律とある種のオヤジは、私の神経を逆撫でする。早く民法を改正してもらいたい。



2000年5月8日(生後274日め)
  のいにマッサージをしていたら、気持ち良くなったらしく、眠ってしまった。
  機嫌良く遊んでいるスキに、ウンチおむつを洗いに風呂場へ行ったら、
  途中で気付いて、泣きながら台所まではっていき、ガラス戸を叩いていた。



2000年5月7日(生後273日め)
  湘南に住む妹が、旦那さんの実家(四国の八幡浜)に帰省したついでに、フェリーで大分まで来てくれた。
  短い時間だったが、成長したのいを見てもらい、美術館にも連れていき(奇縁あり!)、楽しいひととき。
  私と妹は声がかなり似ている。そのせいか、のい は最初の一瞬だまされ、泣かずに妹に抱かれた。が、
  気付いた後は大泣き。夕食をともにしたが、賑やかでうれしかったのか、のいは用意した離乳食をペロッと平らげたうえ、
  まだ欲しそうにしていた。夜、別府港まで送った。久しぶりに夜の外出。三日月を見たのも久しぶり。
  大人になってから特に、姉妹の有り難さを感じる。性格は相当違うが、近い遺伝子と同じ生育環境のせいか、
  細かく説明せずとも意図するところがなんとなく分かるのは、面白い。のい も兄弟が欲しいかな?




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