アカンボとの暮らしつれづれ
2000年4月6日(生後242日め)
ポリオの予防接種の1回め。生ワクチンを飲んだ。口にスポイトを入れられ、一瞬で終了。
甘い味でもついていたのか、のいは「もっとくれ」と言わんばかりにニコニコ。
のいがあまりに嬉しそうにしているので、看護婦さんもケラケラ笑っていた。
*
さて、その予防接種のため、普段よりも朝早い時間に、散歩+買い出しに出た。のいはオンブ。
いつものスーパーに入ると、近くの精神病院の女性患者たちが、集団で買い物に来ていた。
何も気にせずに、普段のように品物を選んでいたら、後ろからドン!と衝撃が。
患者の一人が、思いっきり、背中の のい に ぶつかって来たのだ!!!
「すみません」と口では言っているが、目には全く表情がなく、しかも足を止めもしない。
のい には怪我もなく、泣きもしなかったが、私は強い恐怖を感じた。
この人は、ただ単に他に注意をとられていただけなのかもしれないが、
小さいもの弱いものに危害を与えて快感を得る、心の病んだ人たち(入院しているか否かは関係なく)も、
この世には存在するのだ!!!
のい が自ら抵抗できるようになる日までは、何としてでも私が守ってやらねば。
近所の人や友達をはじめ、すれ違った見知らぬ人までが のい を可愛がってくれるので、
怖い人間もいるということを、すっかり忘れていた。改めて気を引き締めた。
2000年4月5日(生後241日め)
桜が満開。のい も機嫌よし。晴れたので、久しぶりに布オムツにする。
便のついたオムツを洗うのは難儀なのに、紙オムツから布オムツに替えた途端にブリブリ……うう。
しかし、世の中そんなもんである。これがいわゆる“オムツの法則”なのである。
夜は“お父さんっ子”になり、奇声を上げながら、夫にまとわりついていた。
2000年4月4日(生後240日め)
前に進めるようになってきた。絵本の箱から、絵本を次々に取り出しては、
床に散らかして、楽しそう。戻しても戻しても、また取り出していた。
まだページをめくれないので、絵本は積木状態である。
2000年4月3日(生後239日め)
朝、史蹟の桜の下で、のい の写真を撮った。
午後は美術館へ。休館日だが、ボランティアのワークショップ班の人たちの、紙芝居のリハーサルに参加した。
Aさんも子連れで来ていた。もうすぐ3才になるRちゃんと、のい の1ヵ月後に生まれたDちゃん。
Rちゃんは、さすがにお姉さんで、のい の相手をしてくれた。
のい は、Rちゃんの顔に手を伸ばすのみならず、鼻をなめていた。すごい親愛の表現だこと。
のい は前回に比べたら慣れた様子だが、まだ私以外の人に抱かれると、泣いていた。
私が作業している間、KさんとMさんが のいをロビーに連れ出してくれたが、その間中、大泣き。
私が迎えに行くとピタリと泣き止むので、母としては笑ってしまう。そのうち慣れるだろう。
2000年4月2日(生後238日め)
のい を抱っこ紐に入れて、リュックを背負って朝市へ。プリプリした椎茸などをGET。
午後は雨。機械任せでパン焼き。東京から戻った夫と“皮”を食べ、白い部分は、のい の離乳食用に冷凍した。
2000年4月1日(生後237日め)
夫が東京出張のため、皆で早起き。のい はポーッとしていたので、再び布団に入れてやったが、
いつの間にか起き上がって、自分でちょこんと座り、遊んでいた。
午後、市民図書館へ。ベビーベッドのあるところで、のい のオムツと濡れた服を替えていたら、
オフ中の0学芸員を発見、ご挨拶。また、通りかかったオバアサンが、のい をあやしてくれた。
夜は、久々に私が風呂に入れた。湯舟に入っている間中ニコニコで、こちらまでうれしくなった。
2000年3月31日(生後236日め)
昼間、よく眠ったので、そのすきに手紙をたくさん書けた。写真とともに発送。
舌を震わせつつ『茶色の小瓶』を歌ったら、大ウケ。どういうわけか、この歌だと機嫌も直る。
夫曰く「酒飲みになってしまうぞ」。……。
2000年3月30日(生後235日め)
急に思い立って美術館まで散歩。ボランティア室では、ワークショップ班の人たちが
打ち合わせを終えたところだった。随分盛り上がっていたみたいで、楽しそうな熱気がムオーン。
Kさんに抱いてもらったのを皮きりに、のいは、10人に順々に抱かれてテーブルを1周した。
その間、大泣き。人見知りの真っ盛りなのであった。
帰りに、墓地公園の石段の下で、赤ちゃん連れのオバアサンがいたので立ち話。その子はRちゃん、生後4ヵ月。
「のいくんの方がお兄ちゃんだね」と言われ、このアカンボもお兄ちゃんになっていくのねと、しみじみした。
のい はRちゃんの腕に手を伸ばして、握手をしようとしていた。これにもまた驚き。
2000年3月29日(生後235日め)
夜中に2度も起こされて、親たちは眠い眠い。日中、普段ならいろいろと のい に話し掛けるのだが、
さすがに無口になってしまった。しかし夜、やっと泣かずに風呂に入れるようになった。ホッ。
2000年3月28日(生後234日め)
雨。朝、少し晴れ間があったので、大急ぎで買い物をした。
のい は後ずさりのハイハイと方向転換で、かなりの範囲を動けるようになり、
チェストの引き出しや、立ててある絵本などを触っていた。
そして、ヌイグルミ(矢野顕子さんオリジナルのOuiOui Cat)のシッポをしゃぶり、
脚をかじり。ああああ〜、脚から詰め物が出てきちゃったよー。慌てて取り上げた。
2000年3月27日(生後233日め)
ここ数日、お座りの姿勢から、ピコピコと尻を上げる動きを見せていたが、とうとう這いはじめた。
といっても後ろに下がる変則型。行きたい目的地からドンドン離れていく……さようならあ〜。
一人で“拍手もどき”もするようになった。まだ音は出ないのだが。
私のアゴに噛み付いては嬉しそうにしているので、夫のアゴでもやらせてみたら、ヒゲが痛くて泣いてしまった。
風呂での大泣きは4日連続。今日は玩具を持ち込んでみたがダメだった。なんで?ずっと風呂好きだったのに。
風呂係の夫はヘトヘト。私が浴室から のいを運び出すとピタッと泣き止むので可愛い。夫には悪いが。
2000年3月26日(生後232日め)
珍しく、夜中に2回も起こされた。それぞれ乳でノックダウンしたので、オムツのオシッコの量のすごいこと。
どうも暑かったらしい。いやはや、気をつけなくては。
朝、昨日買ったベビーカーで近所を散歩。押しながら坂道を下りるのが怖かったのだが、のい は平気にしていた。
昼は市民図書館前のフリーマーケットへ。のい の夏服や、新品の携帯用ダッコ紐(夫も使えるもの)などをGET。
その後、授乳のため、またしてもT百貨店へ。授乳室もオムツ替えベッドも混んでいたのに、
育児相談コーナーには人の気配なし。助産婦さんが手持ち無沙汰なようだったので、「これはいい機会!」と
体重と身長を計ってもらい、いろいろと育児話を伺った。のい は例によって、助産婦さんに抱かれて大泣きした。
今から1ヵ月が人見知りのピークらしい。T百貨店から家まで歩いて帰ったが、のいは途中でぐっすり眠ってしまった。
2000年3月25日(生後231日め)
これから暖かくなると、オンブやダッコでは暑い。ちょうど、大分唯一の百貨店Tの催事場にて、
ベビー用品の大売り出しがあったので、夫とのい と3人で出かけ、B型ベビーカーを購入した。試乗のうえ。
売り場は、妊婦やアカンボ連れ御一家で混んでいた。離乳食の試食コーナーまであるのには驚いた。
のい はあまりの人の多さにポヨーン。次に行った先の図書館では、乳も飲まずに眠りこけていた。
最後に寄った洋菓子屋では愛想が爆発。若い女店員が手を振るのに対し、なんと! その手を握り返していた。
2000年3月24日(生後230日め)
昼間は風が強かったが、おんぶで出歩いた。近所の短大が卒業式だったので、門の所から覗いてみたり。
離乳が進んで、便が臭くなってきた。夕食後に、はみだすほどの大量の便をしたので、慌てて風呂に入れたが、
お尻だけ先に洗ったのがどういう訳か気に入らなかったらしく、風呂に入っている間ずっと、
近所中に響き渡るような、ものすごい声で泣いていた。浴室から出たらケロリ。苺を食べてニッコリ。
2000年3月23日(生後229日め)
雨。一日中、家の中で遊んだ。私の足や膝をかじったり舐めたり。
夫の帰宅時間近くに、玄関の方で物音がすると、そちらをジッと見る。だんだん分かってきたらしい。
2000年3月22日(生後228日め)
歩いて市民図書館へ。踏切待ちの美術館関係者の車を発見しご挨拶。そうしたら図書館の手前まで乗せて下さった。
フカフカの帽子(クマ風の耳つき。しかも鈴入り)を被ったのい を見て、「ヌイグルミみたい」ですと。
帰りは、またまた知らないオバアサンから声をかけられ、のい は ニコニコしていた。
午後は家の中で遊んだ。這わせようと畳にうつ伏せにしてやっても、いつの間にか座っている。
座ったまま、お尻で少しずつ移動して、いろんなものに手を伸ばし、掴んでは舐めている。
夕方は、疲れたのか、腕の中で2時間近くぐっすり眠った。
2000年3月21日(生後227日め)
暖かいので、大分川の土手までオンブで遠征散歩。正午前後の2時間半、土筆を摘んだり、一面の菜の花を見たり。
家に帰ってからは、昨日チラシの紙片を指でかき出されたのが相当面白かったらしく、
私の人差し指を、自分の口に持っていって舐めては、楽しそうにしていた。
夜、のい の頬が真っ赤になり、驚く。夫が「また熱か?」と体温を計るが、熱はないし、機嫌は上々。
赤くなっている部分が妙な形だ……と思って気付いた。日焼けだ! 帽子の縁の所で紅白になってる! 慌てて冷やす。
もう冬じゃないのね。日焼け止めを買うべきか? 基本的に何も塗りたくないのだが。
2000年3月20日(生後226日め)
小学校のときの先生から「ボタモチをつくったからおいで」とお声がかかり、伺った。
御無沙汰を詫び、大きくなった のい を見せた。夫に抱かれた のい は、先生に向かって両腕を差し出すくせに、
抱かれると泣いた。「人見知りが始まって、親以外に抱かれると泣くんです」とご説明したが、先生は残念そう。
午後、チラシを持たせたら、えらく熱心に遊んで、終いには食いちぎっていた。
「こら!」と、指で紙片をかき出すと、新しい遊びと勘違いしているのか、嬉しそうにしていた。
2000年3月19日(生後225日め)
のい はまだ病み上がり。疹は薄くなってきたが、便は緩いし、やたら抱いてほしがる。
夫が抱いて私に近づくと、両手を広げて、私の首につかまろうとし、
逆に私が抱いて夫に近づくと、夫のセーターに顔をこすりつけて甘える。可愛い〜。
夕方は、離乳食をお腹いっぱい食べて、私の腕の中で眠ってしまった。
のい の安全対策のうちの懸案事項だった、夫の古いアンプと大きなスピーカー(つかまり立ちすると危険)を
ミニコンポに替えた。ここのところ週末毎に電機店巡りをしていたのだが、やっと決断。部屋がすっきりした。
というわけで、アンプとスピーカー、誰か欲しい人いませんか?
(アンプ:SANSUI AUα-601i スピーカー:DENON DS77-HR WN)
ついでに、 Macintosh Performa 550 も、欲しい人いませんか?
「くれ!」という奇特な方、いらっしゃいましたら、
nasubee@jade.dti.ne.jp にメール下さいまし。
2000年3月18日(生後224日め)
突発疹で眠りが浅いのか、夜中に何度も泣いた。そのせいで親は眠たく、休日をいいことに朝寝坊した。
夫の職場の人から、チャイルドシートのお下がりをいただいたので、早速、後部座席に取り付けた。
のい は抵抗もせずに座ったが、ドライブしているうちに、だんだん暑くなって来たせいか不機嫌に。
熱は下がったが、まだ本調子ではないようで、今日も、抱いていないと昼寝をせず。久々に風呂に入れた。
2000年3月17日(生後223日め)
疹が、いよいよハッキリしてきた。お腹と背中はビッシリ。顔にも少し出ている。
抱いていないと泣いて眠らず、布団に下ろしたら、激しく泣き続けた。30分以上も。
オムツを替えても乳をやってもダメ。さては疹がカユイのか……もしかして他の病気か?と、
再び育児書を広げつつ、小児科医に電話するための準備をする。
受話器を片手に母子手帳を開いた途端、急に泣き止んで、腕の中でウトウト眠ってしまった。あーれー。
2000年3月16日(生後222日め)
のい を連れて、美術館ボランティアの総会に出るはずだったが、取り止めた。
折しも、九州南部は春一番。大分も風が強い。往復するだけで、のいも私も体力を消耗してしまうだろう。
昼前になって、熱が下がり、お腹にポツポツと疹が出て来た。便は少々下痢気味。
風呂にはまだ入れずに、お尻だけタライで洗った。
夫の両親から五月人形をいただいた。赤羽末吉氏?の絵本のような、素朴な丸顔が可愛い。
2000年3月15日(生後221日め)
のい の熱は、38度後半をキープして下がらず。しかし熱以外は普段と違う様子はない。
昨日、連れ回して疲れたからか? それにしては下がらない。
『育児の百科』や、『ひよこクラブ』の切抜、付録など、手持ちの資料を総動員。
おそらく“突発性発疹”だろう。ならば慌てて病院に行く必要はなかろう。とにかく様子を見ることにする。
お昼前の暖かいときを見計らって、買い物へ。機嫌はすこぶる良く、
スーパーでは大家さんに愛想をふりまき、八百屋では前にあやしてくれたことのあるオバアサンに手を差し伸べた。
オバアサンは のい の手を握って曰く「暖かいねー。手が暖かい子は、丈夫で、病気をせんのよ」。
いやいや、今、まさに熱があるんですけど……。
2000年3月14日(生後220日め)
朝一番の飛行機で、夫が帰宅。昨日からグズリ気味だった のい が、夫の顔を見てやっと笑った。
Iさんにオムツのお礼として、東京『しろたえ』の菓子をもっていった。私とのい の写真を撮ってくださった。
昼前、街へ。百貨店のベビールームにて休憩中に、のい が便を出した。なんていいタイミング。
オムツから便がはみ出してしまい全身着替えさせた。次に、徒歩でオアシスひろば21へ。
今日は、のい の芝居見物デビューだ。『大分子ども劇場』の1〜3歳児を対象にした、特別プログラムに参加した。
のい にはまだ早いかと思ったが大丈夫だった。ロビーでは周りの子供が騒ぐのも気にせず熟睡していたのに、
舞台を囲んで座ったら目覚めて周りの子供を見回し、芝居が始まったら、泣きもせずに一生懸命見ていた。
小さい子向けなので、役者が舞台から子供を抱き上げたりする場面がある。
のい も役者に服を引っ張られた。一瞬凍って、数秒後に「うわーん!!」と大声で泣き、場内の笑いを誘った。
終演後、劇団の人と話していたら、役者さんの一人が、私が所属していた『福岡南部子ども劇場』にいたと判明。
話しているうちに、20年ぶりに当時の仲間を思い出した。劇を鑑賞するだけでなく、キャンプの企画を立てたり、
大学生たちに遊んでもらったり。学校とは違う、異年齢の人との付き合いで、いろいろと学んだものだ。
「のい にも、できるだけ、ああいった楽しい経験をさせてやりたいものよ」……と思いつつ、帰宅。
夕方、疲れたのか、離乳食を食べながら眠ってしまった。朝の離乳食もあまり食べなかったし、
ベビールームでの授乳も、落ち着かないのか他所見しながらチビチビと飲んでたし……と思っていたら、
夫が「熱があるのでは?」。耳式体温計では平熱。普通の体温計で計り直したら、38度を超えていた。風呂には入れず。
2000年3月13日(生後219日め)
夫が東京へ出張。久しぶりに、のい より早く起きた。
のい は昼間はいつものように機嫌良く遊んでいたが、夜、夫のいつもの帰宅時間を過ぎてから、
だんだん元気がなくなってきた。夫がいないのが分かるのか。風呂に入れてもポーッとしていた。
2000年3月12日(生後218日め)
車で買い出し。のい はずっとダッコ紐に入れて、私が抱えていた。そのため汗をかかせてしまい、
風邪をひかせたのでは?と焦ったが、大丈夫だったようだ。
2000年3月11日(生後217日め)
雨のため、終日家で遊ばせた。まるで立ち上がろうとするかのように、しきりに、座ったまま腰を上下させている。
腹ばいになって遊んでいて、疲れると頭を横にペタリと倒す。「のい!」と呼ぶと、また頭を上げるのが面白い。
2000年3月10日(生後216日め)
嬉しくなると、唇や舌をブルブルと震わせて「ブー」というような音を出すようになった。
それはいいのだが、離乳食を食べている時に嬉しくなられるとヤバい。食べ物の飛沫が部屋中に……。
近所のIさんが、Mサイズの紙オムツの余りを下さった。のい より4ヵ月先に生まれたお孫さんは、
立って歩くようになり、もうパンツ式のオムツしかさせないんだそうな。
のい は細いのでまだSサイズ。親の好み(むれない、外さなくても出具合が見える)でムーニーを愛用中。
2000年3月9日(生後215日め)
3ヵ月ぶりに県立病院へ。本来は2月初めのはずだったが、インフルエンザが流行中だったので延期したのだ。
その間に、のい は人見知りするようになり、看護婦さんに抱かれただけで大泣き。診察の間もド太い声で泣きわめいた。
計測の結果、身長は66.8cm、体重7860g。標準より少し小さいが問題なしとのこと。前回の採血の結果も良好だった。
何か心配なことはないか?との医師の問いに、「ここ数日、しきりに頭を左右に振るんですけど」と尋ねてみた。
すると医師は真顔で答えて曰く「楽しいんでしょうねー、頭を振るのが」。クスクス。杞憂であった。
診察と採血が終わって、帰り支度のためにソファに座らせたところ、絶叫。「また置いていかれる!」と思ったのか。
高山辰雄画伯の壁画で彩られた、2層吹抜の美しいホールに、のい の声が響き渡ったことだった。
叫び疲れ、ダッコ紐に入れたらコトンと眠り、家に戻って乳を飲んでは眠り、起きて離乳食をとっては眠った。
起きている間は、畳の上に座らせて遊ばせていたが、お尻で少しずつ移動して、いつの間にか、
洗濯物をたたんでいる私の腕に、チョコンとつかまって笑っていた。可愛いーー。もー、たまらん。
2000年3月8日(生後214日め)
O社から耳式体温計が戻って来た。
のい が生まれる直前に買ったものの、出産前に買った育児用品の中で、最大の失敗だと思った代物。
腋の下で計るより2度も低い数値が出る! 使えなーい! これなら従来の体温計でいいじゃん!
そこで、立腹ついでに、製品添付のアンケートハガキに色々と不満な点を書いて送ったのだった。
「使えないのに『誰にでも簡単に測れる』ような宣伝をするべきではない」等々。
送ってから4,5ヵ月。体温計の存在自体をスッカリ忘れた頃に「製品を点検させてほしい」とのご連絡。
製品を送ったら、設定温度がずれていた…とのことで、結局、新品になって戻って来たのだった。
オマケとして、使い方のビデオも同封されていた。それに基づいて、夫と一緒に計測練習。
しかし、体温を計るだけなのに、入れる角度のコツを自分で見つけろだの、カバーを替えろだの、面倒の多いこと。
耳式の数値が信頼できないから、結局、腋の下で計り直す。バカバカしい。
2000年3月7日(生後213日め)
「乳をやろう」と服をめくりあげると、足をピョンピョンさせて、あからさまに喜ぶので可笑しい。
お座りして、黒目をキョロキョロさせながら、頭を左右に振ってみせるようになった。一体なんなんだ??
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