2歳児との暮らしつれづれ

  【2歳児との暮らし バックナンバー】
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  ドイツから帰国した後の放心の日々(2001年10月〜2002年1月前半)
  @ドイツ(〜2001年9月)


2002年8月(2歳11ヵ月)



2002年8月6日(2歳11ヵ月30日) ハヤシライス/明日から3歳
  各図書館へ、借りている本を全部返しに行った。25冊。車に大感謝。
  県立図書館のレストランでランチ。ハヤシライスを分けてやったら、“こんなに美味しいもの初めて”と
  いうような、しみじみした顔と声で、「ハヤシライスっておいしいねー」。
  一口食べては、「もっとくれ」と言わんばかりに、口を開けて待っていた。
  さらに「どうしてハヤシライスって言うの?」と、最近とみに激しくなってきた“どうして”攻撃。
  その後、宅急便の営業所に寄って、旅の荷物を出した。初めての場所だったが、意外にすぐ見つかった。
  前に我が家近辺の集配を担当していたKおじちゃんが、チョコチョコ悪戯していた のい に気づき、
  「おーい!」と声をかけてくれた。のい がかつて、「たっきゅうびんさん とお話したねー!」と言っていた、
  その宅急便さんとはKおじちゃんのこと。のい は再会を喜んで「今ね、図書館いってきたの」だの話していた。
  夕方、「明日から、お年はいくつ?って聞かれたら、3歳って答えるんだよ」と私が話すと、神妙にきいていた。



2002年8月5日(2歳11ヵ月29日) 「ううーいえええ!」
  市営の有料プールに行こうと車で出たら、休みだった。表の広い道路側には表示がなく、
  入口を探して、迷路のような細い路地をウロウロ。やっと駐車場入口を見つけて入ったら休館でがっかり。
  のい は鉄琴を「ギター」だと言って、胸に抱えて叩き鳴らしながら、何やら曲をつくっては歌っている。
  ♪ つきがったー●△×*(→聞取不能)あーってえ、%$#◯▲だよー、ううーいえええ! ♪
  「ううーいえええ!」は、某自動車のCMのレニー・クラビッツに影響されたものらしい。
  時に「ろっくえーさいきょーいく、してー」と言う。私がロックCDをプレイヤーかけるときに、
  ふざけて「ロック英才教育だあ」と言うのを覚えてしまったらしい。
  ブルースハープも持たせたら、結構まともに吹いている。安物のカズーは、壊された。
  あげくの果てに「お母さん、ギターの練習して」だって。うう。まず錆びた弦を張り替えねば。



2002年8月4日(2歳11ヵ月28日) 初プール/生まれた晩の花火
  河原内河川プールへ。大分市内だが犬飼町に程近い山の中にある、清水を入れたプールで、
  のい にとっては初めての、ちゃんとしたプール。浮き輪をつけて夫に引いてもらって
  水の中を喜んでいた。水路を歩くときは、♪ララーララーララー♪と新曲の鼻歌を歌っていた。
  プールから直接川に降りることもできて、岩山から川に飛び込んでいる小学生たちを見て、
  「のい もやりたいー」と言っていたが、とても無理なので阻止したら、泣いた。
  たっぷり遊んで、しっかり食べた。育児サークルのSちゃんたちも来ていて、
  Sちゃんがバタ足で泳ぐのに驚いた。スイミングスクールに通っているらしい。なるほど。
  夫は、のい の、オムツっ子用のを改造した水着を不憫がり、帰りに買いに行ったが、やはり
  なかなかいいのが見つからず、ヘトヘトになった。まあそれでも一着、何とか買った。
  その水着にスヌーピーのマークが縫いつけられているのを見て、のい曰く「犬がついてるねー」。
  夜、大分川で花火大会。家から自転車で見に行った。3年前、のい が生まれた晩に上がった花火だ。
  のいが「花火のところまで、がんばって行ってくだしゃい!」と後部座席から応援するのには参った。
  見事な打ち上げだった。特に青い花のような複雑な形の打ち上げが印象に残った。
  のい は「氷を食べたい」だの、何を食べたいだの言って、花火より食欲という感じ。
  結局、ドイツから持ち帰った最後のグミベアを食べながら、見ていた。子連れなので早めに会場を後にした。
  帰宅してから、「誕生日の前祝いだ!」と言って、牛乳とビールで乾杯した。



2002年8月3日(2歳11ヵ月27日) 鉄琴
  久々に3人で街に行き、買い物。のいの誕生日プレゼントに、楽器屋さんで鉄琴を買った。なぜかドイツ製。
  のい は早速、叩いて遊んでいたが、しまいには音の板をバラして台から外したりして、叱られた。
  台から外すと綺麗な音が出ないと納得すると、元に戻していた。
  街では夫の元ゼミ生にバッタリ。彼女らが学生時代は、我が家で一緒にご飯食べて、畳に車座でゼミしたな。
  そんな頃もあったんだよなー。今はとてもそんな精神的肉体的空間的余裕はないや……。トホホホ。
  のい はかなり愛想がよく、タワレコの視聴用ヘッドホンを被っては、お姉ちゃんにニコニコしていた。
  帰りに、わりと評判がいいとされる蕎麦屋へ。が、入口で「平日午後2時半までは子連れお断り」との札を見て
  一瞬嫌な予感。蕎麦は美味だったが、エアコンとお盆が臭うのには閉口した。たぶん二度と行かない。
  のい は、中に置かれたトトロのオブジェ相手に「ぼくね、Mくんに乗って来たの」などと話したり
  隣席に来た幼稚園児相手に遊んだリ。そう悪いことはしなかったので助かった。



2002年8月2日(2歳11ヵ月26日) 
  朝、某幼稚園へ入園願書をとりに行った。見学前は本命視していた園だが、
  実際見てみるとどうも雰囲気がピンと来ない。この「なんとなく〜」の勘は結構大事だ。
  のい も便秘のせいか、園庭で遊びたがらず、とっとと帰った。
  車内で「この幼稚園、行きたい?」ときいたら、のいは「行きたくない」と即答。じゃあやめとくかね。
  となると、次の本命はどこの幼稚園にしようか。電話帳を繰るも、家から通園できる範囲には、
  積極的に通わせたい園がない。近所の保育所の方が良い感じ。そのために仕事に出るか?
  のい の便秘も今日で5日め。とうとう、遊びも食べもせず、ゴロゴロ横になってばかりとなった。
  「ぜったい出ない」と強情を張るうえ、尋問したら、ウンチが出そうになると我慢を繰り返している!ことが判明。
  やっぱり心因性便秘ってやつか。しかしもう今日は出してもらわないと。
  イライラして罵倒し、トイレに閉じ込めてしまった。結果は大泣き。昼間、のい は、ほとんど泣いていた。
  保健所に相談したら「もう浣腸した方がいいかもしれません」と言われたが、自分が浣腸されたことがないもので
  怖い。医者に行くか薬屋でイチジク浣腸を買うか…と迷っていたら、保険証を夫がもっていることに気づいたので、
  急遽帰って来てもらった。夫が、少しダイナミックな遊び(両脇をとって「お父さんブランコ」等)をしたら
  やっと催したらしい。出た。夫様々。便秘に振り回されて疲れ、まったく実りのない一日だった。
  水道の蛇口のコマ2個を取り替えて、風呂の換気扇を修理したぐらいで。



2002年8月1日(2歳11ヵ月25日) あと50個、反抗するらしい
  便秘で困る。「ウンチを出さないと遊びに行けないよ」と言っていたら、のいは泣いて拒否。
  結局、泣き寝入りで育児サークルに行けず。昼過ぎにやっと起きた。なんてこった。
  夕方、裏の史蹟にてセミとり。小学生も参加し、木の幹に黄金虫の大群を発見した。気味悪いほどピカピカ。
  CD棚を悪戯していた のい が、バンバンバザールのCDジャケットを見て「お父さんが写ってる!」。
  のいが指差すところをみたら、やっぱり安達さんだったよ。大笑い。似てるよねえ顔の骨格が……。
  機嫌のいいときに「のいの反抗期はもう終わったの?」と聞いたら、「まだ。あと50個」だと。ため息。




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