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WIEN 6 (2005年9月19日〜25日)


バウムガルテンのテラス


時間切れアウト!


カプチーノでホッ

 今年2月のウィーンはイタリア録音前のリハーサルだけだったので、今回が6回目の録音となる。私の力不足により、何曲か仕切り直しをさせて頂くことになった。ピアニストの森美加さんは丁度ウィーン国立音大の入学試験の真只中で動けないため、私が出掛けることに。しかしながら、この時期のウィーンは混んでいて、航空券のキャンセル待ちに始まり、何かとトラブル続きで必ずしも順調に運んだわけではない。何度も投げ出してしまいたい気になったものの、作品への「思い」を捨て切れず、短時間の中で出来る限りのことをやろうと考え直した。
 ダブルブッキングで録音中止となった翌日、午前中の録音で浮腫んでいる私。その日の午後はリヒテンシュタイン美術館へ。2004年、第二次世界大戦の戦火を逃れるべく国外で保管されていたリヒテンシュタイン侯爵家のコレクションの一般公開が再開された。建物、作品、調度、空調、どれも最高の水準で何度でも足を運びたくなる。中でも図書館はため息もので、可動式の美しい木製階段脚立が欲しくてたまらなかった。美術品はもちろん、書物だけでも大変な文化財だが、古い書物は金網で守られていて(当然ながら)中を見ることはできない。ともかく‘凄い’の一言。

リヒテンシュタイン美術館


リヒテンシュタイン美術館正面


リヒテンシュタイン美術館裏庭


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