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アコの部屋
容量不足により「ピピ(2007-2015)日記」は削除しました



 2014.9.15-2017.5.13 (20件)


 やまとうたのふるさと

HP容量不足のため
倭琴の旅はてなブログにUP


近      況


日付メ    モ
'25.10.19
無理が利かない年齢になってしまったのか、
昨夕(18時頃〜)内臓に痛みが出て、のたうち
回っていました!? ネットでツボを検索し、
指圧をしたり鍼を打ったりしたものの、直ぐ
には改善せず、睡眠不足のせいではないかと
思いましたが、痛くて眠れません。やむなく
抗生物質を飲んだ後、26時頃に眠れました。

それで起床したのが午前11時!? 何と9時間
も爆睡!! もちろん100%復調していますが、
念のため、明日はN先生のクリニックで診察
して頂きます。心配症の家人がタクシーで
回るべきと言い出したので説得するため。

とはいえ、レンタルバイクは雨や悪天候だと
自動的にキャンセルされるので、賭けです。
天に見放されたら、タクシーでまわります。

そうそう、昨夜クロネコから20日にクール便
が時間指定無しで届く予定なので、時間帯を
指定しますか? メールが届きました。下関
からとのことですが、思い当たらないので、
誰方かがお送り下さったのでしょうか?

'25.10.18
 一昨日の夜、帰宅した家人に「竜王戦は明日の14時頃に終わるよ」と言った通り、おやつ前に終局。しかし主婦の仕事には終わりが無いため、お昼寝どころではありません。昨日の未明に1時間ほど気絶しただけで24時間がんばるというのはなかなかにしんどいのですが…。
 珍しく夕方から練習を始めたら、次第に筋肉が硬くなってきたので、自力で治しました。整体は半年以上ご無沙汰です。結局、人の手で外から整えてもらっても、次の瞬間から"コリ"を感じ始めるため、理学療法士さんに教わった筋膜リリースを、毎日コツコツ行なうほかないとの結論に達したわけです。ただし、家人のメンテナンスを行なうだけで疲れ果て、自分ケアが二の次になってしまうのが悩みのタネです。それでも、2日に1度はやれるよう時間を捻出しています。
 ←今日、ライダー用ネックプロテクターが届きました。バイクで走っていて一番寒さを感じるのは胸部です。必ずホッカイロを貼るようにしていますが、それでもスカスカします。この上から着るフリースと、防寒防水パンツは明日届く予定。今年最後の機会なので絶対に走る覚悟でいますが、天気予報は2日間とも雨で9℃〜21℃!? もちろん雨でも走るつもりで準備しています。楽器ケースが濡れない工夫さえ出来れば。身体は無理してでも動かさないと可動域が狭くなりますしね。
'25.10.17
昨日、竜王戦第2局が始まり、今日は7時から
ドジャースvsブリュワーズの第3戦。直前の
午前1時から3時過ぎまで古代歌謡の練習を
していたため睡眠が足りませんが、竜王戦が
早々に終わりそうなのでお昼寝にかけます。

草木も眠る丑三つ時に練習することが多い
せいか、さまざまな妄想に捉われがちな私。
ですが、今日の未明には結構アタリというか
本質に近い? と思える発想が湧きました。

雅楽の中で最も古い御神楽は、奈良朝以前に
宮廷に入った志賀白水郎(しかのあま)の磯良
舞が源流とされ、和琴の手は"波の音"を、長く
特徴的な"ユリ"は鶯など鳥の鳴き声を模した
と言われてきました。それが、ふと、地震大国
だけに、"ユリ"即ち"揺り"は地震の"揺れ"では
ないのか? 地震を直接的に表現しつつ地震
を鎮める為の祭祀を行なったのではないか?
と感じたのです。大自然とともに生きる中で
縄文時代から歌われていたと言われる琴歌。
波の"揺れ"と地震の"揺れ"を掛けた可能性も
ありそうですね。地に足が着いた思いです。

'25.10.16
今、ちょっと迷っています。四国山地周辺の
10月末の気温を調べたら、14℃〜22℃です。
陽射しが入らない山中だと寒いと思います。
丸一日バイクを借り、150km以上走る予定を
立てていましたが、2年前の11月20日の日中、
気温20℃の英彦山〜耶馬渓を走っていた時に
突然、気管支喘息の発作に襲われ、声帯断裂を
経験したため、再び半年以上も声を失うのは
どうよ…と、少し怖さを感じているのです。

しかしヘルメットと楽器ケースを持ってゆく
だけで手一杯だし、ダウンジャケットを着て
飛行機に乗るような季節でもありません。
原付に積める荷物は限られており、山登りを
諦めるか…と自問すると行く気が失せます。

今年のラストチャンスなのに困りましたね。
11月下旬の収録に向けて、体調を崩しにゆく
のは愚の骨頂だと思っているのですが…。

'25.10.15
先月依頼した、六絃琴→五絃琴への"復元"が
完成に近づいたとの御連絡を頂きました。
今、1度目の糸締め中で、仕上げとなる2度目
の糸締めで問題が生じなければ、一週間程で
返送して下さるとか!? ワクワクしてます。

この"復元"は、鯨筋を寄贈して下さった方の
おかげで着手できました。絹糸だと"雅"な
宮廷風の音に聞こえるため、わざわざ大和
王権以前の五絃に戻す必要を感じません。
そんな話をしていたら「鯨筋なら、ある程度
の本数を用意できるかもしれない」と仰って
下さる方があって、眼の前がひらけました。

ジャンルを問わず、誰方かの援けがあって
目的を完遂できるというケースは少なく
ないように思われます。人生においては
さまざまな方々が人知れずお心にかけて
下さることほど有難いものはありません。

とくに、私が興味をもって取り組んでいる
ジャンルは、日本人に限らず、ご存知の方が
殆どおられません。関心を持つ、持たない
以前のジャンルながら、これこそが、人生を
賭してやり遂げたいことなのです。こんな
私にお力添え下さって感謝に堪えません。

'25.10.14
 ほんとうに幸せな人生だなぁと感じるのは、ご縁を賜った皆々様が家人へのサポートを思いっ切り後押しして下さることです。頭の働きが鈍くなる気がすると言って朝昼は軽くしか食べず、夜だけに賭けているため、1回の食事でバランスよく栄養を摂るためには有機野菜の入手が毎日の課題なんです。それだけに大分県大山町農協「木の花ガルテン」のお野菜が詰まった段ボールは"宝箱"!!
 以前から大山町に住んで「木の花ガルテン」オーガニックレストランで料理をするおばちゃんになりたいと言っている私。昨夜は栗ご飯とキュウリの塩麹漬で〆る前に(つなぎを使わない)和牛ハンバーグを作りました。焼いた後の肉汁に常備菜として作った「キノコのマリネ」を入れてソースにしたら、1回で完食!? また作ります。
'25.10.13
 クール便で届いた農産物は、先ずアケビを頂戴し、栗をお湯に浸してから、手づくり蒟蒻や柑橘類を冷蔵庫の野菜室に入れ、キュウリとゴーヤを塩麹漬けにしました。いったん冷蔵庫に入れた何種類ものキノコは、5日間もつ常備菜「キノコの和風マリネ」に姿を変えました。
 最も助かったのは鮎魚醤で、先日オーベルジュに最後の1本を持参してカツオのたたき等を頂き、開栓後は冷蔵庫に入れる必要があるため、香川県に置いてきました。日田の本店まで行っても1人3本までしか購入できない希少品を、3本もお送り下さり、感謝あるのみです!!
 沢山の栗は、偶然にも、私が栗と格闘していた10日に発送して頂いてました。ピンホールが開いていたものもありましたが、虫喰いは僅かで、丸いまま炊けました。栗が大きくて、丼に盛ってます!! ご馳走さまです。
'25.10.12
むかし鳴門金時を食べた時に、甘いと
感じたのは勘違いだったようです。
昨日蒸かして食べたら、スッキリした
食感で、調理法を間違えたと気づきま
した。甘い=美味しいではないため、
他の料理を作るべきだったのです。

ふだん、ねっとりと甘い「紅はるか」や
「シルクスイート」ばかり食べていて、
サツマイモは甘いと思い込んでた?
丹精込めて作られたお野菜、ちゃんと
頭を使って料理しないとダメですね。

そんなことを考えていた今日、家人が
「もの凄く重い段ボールが届いたよ」
とキッチンまで運んでくれました。
かなり大きな段ボールを開けると、
出てくる、出てくる、驚くほど大きな
梨や柿、そしてサツマイモ!! 早速、
蒸かしてみたら、ねっとりして甘い。
農産物の味が濃厚なのは、大山町農協
の有機堆肥による土づくり故ですか?
'25.10.11
午後、思いがけず、鳴門金時薯蕷饅頭
届きました!! たしかに、先日サツマイモ
談義をしましたが? 私が「おばあちゃん
の野菜コーナー」で入手できるのはシルク
スイート
紅はるかで、それらを蒸して
おやつにしていると話したら、「二つとも
ねっとり系だから、ホクホク系を送るね」
と言われた記憶はありますが…薯蕷まで!?

薯蕷は、伊福部先生のファーストチョイス
でした。「次は何をお持ちしましょうか」
と伺うと、必ず「薯蕷、和三盆の御干菓子、
無ければ、練り切り」とのお返事でした。
音楽であれ、お菓子であれ、どういう物を
先生が上等と感じておられるのかを知り
たかったし、私自身の生活に生かせればと
思っておりました。ところが近年、薯蕷
御無沙汰だったので、衝撃を受けました。

薯蕷には山芋や伊勢芋が使われますが、
頂いた薯蕷は蕎麦と山芋がベースでして
ほんのり蕎麦色(!?)且つ旬の栗入りで大変
美味でした。先日頂いたびわ茶が合うと
思い、仕事中の家人に差し入れたら「合う」
と喜んでました!!←原稿がんばれ。今から
蒸した鳴門金時を頂きます。感謝です。
'25.10.10
 前に「おばあちゃんの野菜コーナー」で栗を買ったのは出始めの頃で、小さ目だけれど虫喰いはありませんでした。それがかなり大きくなっていたので危険だなぁと思いつつ、凄く立派だったので買ってしまいました。毎年虫喰いだらけになることを知っていながら…。
 案の定、全滅でした。虫喰いが無いものは一つもなく、それでも栗は虫喰い部分を捨てれば何とかなるのに、どうにもならなかったのが数個、あとは皮を剥いてから半分に切り、丁寧に内部をチェックしました。ミョウバンを使わなかったので変色してますが、栗らしい味でとても美味しかったです。新米は頂いたものを炊いてます。土佐郡の献上米を購入したかったのですが、11月にならないと新米が出ないそうで、価格も未だわからないと言われました。10月末に買えるといいけど。
'25.10.09
結局のところ、10月下旬はどこへ行くの?
と訊かれるのですが、決めかねています。
なにしろせっかちな性格で、時間のロスを
容認できないのに、飛行機もバスも時間に
揺れがあり、現地への移動手段も少ない。
それで、吉野川沿岸を走ることは決まって
いても具体的な場所の特定に至りません。

@高松空港〜バス1時間20分待ち(17:25着)
Aタクシーで自宅、バイクで向う(17:30着)
Bタクシーで琴平、土讃線に乗る(17:07,22着)

当日は現地の日没が17:17なので、バイクで
走れても演奏修行は無理です。翌朝9時に
バイクをレンタルするのがベストかと…。
…で、どれを選ぶかは未定。Bは高松空港が
定刻で、道が混まなければ、16:22着の特急に
乗れる可能性があるため、当日決めることに
なるかも? Aはあまりにも長時間バイクに
乗ることになり、山は気温が低いので危険。

なんと前回(9/30)、同社でバイクをレンタル
しようとした時、乗り捨て可能な駅は琴平と
大歩危だけだったのに、今月になって大杉が
追加されてました!! 10日前、特急に乗った
駅で、ここから宇多津まで1時間20分です。
わざわざバイクで帰る必要は感じませんね。

'25.10.08
 乾燥フルーツを紅茶や日本茶に浮かべて飲むのがマイブームですが、今日、このように美味しそうなフルーツを頂戴しました。何と宇和島の会社でした!! 帰りのグリーン車で広げ、お茶のパッケージから「美肌になりたければ、ちゃんと眠りなさい」とのメッセージを受け取り、リンゴ、ミカン、柿などをポリポリ頂きました!?
 今日の女子会は「みんなでオーベルジュ土佐山へ行こう!!」という話で盛り上がりました。先日お世話になった82歳の運転手さんが高知空港まで迎えに来て下さるそうなので、いろいろ案内して頂けるかと。ik子さん、冬は厳しいかと思うので、春先ではいかがでしょう?


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日付過 去 の メ モ
'25.08.12

YouTube「伊福部昭室内楽作品」

1.【荻野綾子に献呈】「平安朝の秋に寄する三つの詩」(1933) 2025年2月収録

2.『SUITE JAPONAISE (Piano Suite)』全4曲 (1934/38) 2025年2月収録

3.『ギリヤーク族の古き吟誦歌』全4曲 (1946) ハープ版 2024年11月収録

4.『サハリン島先住民の三つの揺籃歌』全3曲 (1949) ハープ版 2024年11月収録

5.『アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌』全3曲 (1955) シントコ版 2024年11月収録

6.【Stefano Kinaiに献呈】「シレトコ半島の漁夫の歌」(1960) 2025年2月収録

7.【Amsterdam Duoに献呈】『二つの性格舞曲』(1955/61) 2024年5月収録

8.【Amsterdam Duoに献呈】『二つの性格舞曲』(1955/61 校訂版) 2025年2月収録

9.【小林武史に献呈】『ヴァイオリンソナタ』(1985/自筆譜) 2024年5月収録

10.【小林武史に献呈】『ヴァイオリンソナタ』(1985/出版譜) 2025年2月収録

11.【藍川由美に献呈】頌詩「オホーツクの海」(1958/88) 2025年2月収録

12.【木村茉莉に献呈】ハープのための「箜篌歌」(1968/1990) 2024年5月収録

13.【藍川由美に献呈】「摩周湖」(1992) ハープ版 2024年5月収録

14.【藍川由美に献呈】「蒼鷺」(2000) 2025年2月収録

'23.07.20

『古事記』(ふることふみ/712)と『日本書紀』(やまとふみ/720)では
神話の扱いが異なりますが、『古事記』にあった和琴にまつわる神話は
私が和琴の威力いかばかりかと疑ったことで、古代歌謡の道に
入る"きっかけ"となりました。

仲哀天皇が筑紫の香椎宮巡幸の折り、熊襲を討つための御神託を
乞うべく、武内宿禰を審神者(さには)として天皇自らを弾くと、
神功皇后が神懸りして熊襲征伐よりも三韓征伐に行くべきとの
御託宣を仲哀天皇に伝えました。
が、仲哀天皇は「偽りを言う神だ」と聞く耳をもちませんでした。
そこで審神者の武内宿禰が、仲哀天皇に今一度、を弾くよう
進言すると、しぶしぶ弾き始めたものの、ほどなく音が絶えました。
すぐに火を掲げて見ると、仲哀天皇は崩御していたとの神話です。

この神話は、ヤマト王権が和琴を重視していたことを伝えています。
12世紀には後白河法皇が編纂したとされる『梁塵秘抄 口伝集』に
和琴は和国の器にして、日本の音曲の頭としるべし」とあります。
その真意は『古事記』の和琴神話を紐解くことで得られるでしょう。

大国主が須佐之男の娘・須勢理毘売と根の堅州国から遁げ出す際、
スサノヲの宝物たる太刀、弓矢、を持ったのはなぜなのか?
伊福部氏が大国主の家系であるだけに、深意を探りたくなります。
伊福部昭先生が雅楽で最も古い歴史を持つ御神楽歌や伴奏楽器の
和琴に興味を示されたこととも無関係ではないでしょう。

なお、和琴(やまとこと)は御琴(みこと)とも呼ばれていました。
宮中と一般では「御」の読み方(もちろん内容も!!)が違います。
「御(お)神楽」に対し、宮中は「御(み)神楽」、「御()」は「御()」。
御託宣の「詔(みことのり)」は、御琴(みこと)宣(のり)かと。

'21.07.27


CD「エッケルトの仕事」
 7/26より『日独交流160年展』が始まりました。
 ドイツ連邦共和国大使館による『日独交流160年展』からフランツ・エッケルトに関する原稿依頼があり、執筆させていただきました。かつてRNB南海放送が《君が代》の取材でドイツ在住のエッケルトの遺族を訪ねた際、「父は日本の国歌を作曲した」と言われ、ドイツではそれが疑問視されていなかったと耳にしていたためです。
 なぜそのような誤解が生じたのかというと、大日本帝國海軍が各条約国に送付した「大日本禮式」(National hymn)の表紙に「composed on an OLD JAPANESE AIR by F.ECKERT」と記載されていたからです。
 実際には明治13年に宮内省が楽師に募集したメロディーの審査に関わったエッケルトが当選作を吹奏楽曲として編曲したわけですが、作曲したと誤解されているのなら訂正しておきたいと考えました。


Yumi Aikawa a Segesta - 2015/10/01放送分 →youtube.com