日々/メッセージ of まんが人生

2012年1月

すべて既に崩れているように感じる人間社会ですが

雲おどり.jpg

空を舞う雲がすてき
自然とともに生きるなら 
あたらしく生きて行ける

新しい時間のはじまり

2012-01-07 (Sat) 23:33 /発言者:morioayano (高麗恵子 WEB サロンより)
東京の足立区から 富士山を探しながら電車に乗りました。 
見わたす限り家、家、家、ビル、ビル、ビル、の地平線が続いています。
ある所に行くとぽっと富士山現れる瞬間がある。
足立区から見る富士山は小さく遠いです。(以前狛江から見た富士山はとっても大きく見えたので驚きました。足立は関東平野のかなり東です)小さくても、見えた時はとても感激する美しい富士です。今日はよく晴れた青い空。真白の富士山が見えました。おお。
でもまたあっという間に見えなくなる。
色々なビルや高速道路にかき消されます。
それでも執念のように電車のドア窓にへばりついた私は、ビルの地平線をずーっと目で追って行きます。ビルとビルのほんの少しの隙間に、瞬間!、富士がみえることがある。あっ!!、こんな所からみえたっ!、と、とても嬉しいものです。電車の線路がカーブしているので、刻々と富士の見える方角が変わってゆくので、それにあわせてずーっずーっと、大体の方角の見当をつけて富士を探し、目で追って行く。
山手線の圏内に近づくと、ビルの大きさもどんどん大きくなり、全く見えなくなる。人間の傲慢が高く積もって、聖なる富士山が見えなくなってしまった、とふと感じる。
それでも空を見上げれば、真っ青な美しい空が広がっている。
ぽかっと浮かんだ白い雲があり。
なんとタンザニアのキリマンジェロのような雲。
お山が空の中に現れた!と感激。
また大きなビルに遮られて通り過ぎ、次に空を見た時 その雲は今度はアルメニアの山の形をしていました!
またまた感激!。感謝。
神聖なる山々、世界中の山々、共にある。

再びビルの壁が立ちはだかり、もう壁だらけの都心になり。
用事のある駅についたので降り、ビルの下を歩きながら、見上げれば、ビルのシルエットで頭上しか開いてないけど、それでもやっぱり青い空。美しい。
圧倒的に美しい。

ビルは崩れる時がくる。
この青空はずっとある。

生命勝利のうた。

社会から疎外された人々の、高齢化の波も受け、
細々集まる都会の古家に行けば(支援サロン) 
トゲトゲしいものは何もなく。
しかし本当の精神満たすものなく、真実見えなくなったまま、
神性の志失い 
人々の会話はか細くその場限り。
本当の歓びがない。
終わる時が来る。
日本の風景。

終わりの時は
はじまりの時。

生命。
みなもと。
よろしくお願いいたします。