小関富雄+タクト
一級建築事務所の家づくりプロセス・スケジュール詳細説明

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9 施工業者の選定

 実施設計がまとまると、次は見積りの段階に入ります。見積りとは、設計図に基づいて行う建築工事費の算定をいいます。設計図で指定している仕様に従うとともに、特に記載されていないことについても標準的な工事を行うこととして判断し、一つのまとまった建築として引渡しできる状態にするための工事費を算定する作業です。したがって工事中の火災保険や、足場、清掃、仮設便所、ときには現場小屋など、さまざまな項目が含まれます。

■ここで見積りを依頼する場合さまざまなケースを紹介します。
@ 施工者が指定されて、1社だけに依頼する。
  建て主の関係で、施工者を1社だけに決めて、見積りを依頼し、その施工者との間で調整をし、予算に見合った工事内容にしていく形をとります。このケースでは、施工者もはじめから、実際に仕事を受けるつもりで見積り調整をすることになるのため、実質な交渉が進められるという利点があります。反面、他の施工者だったらもう少し安くなるだろうかという不安が残るのも確かです。
A 複数の施工者に依頼し、比較する。
  これは、複数の施工者に見積りを出してもらったうえで、比較検討し、施工者の選定を行う方法です。
建築しようとしている家に見合ったバランスシートをつくり、それを実現するのに最も適切である施工者を見つけだすことが最も大切です。

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