家づくりについて
● われわれ人間の生活の上で、家づくりは外界からの脅威・風雨・地震など気象や火災のような人為的な脅威に対して安全につくることが目的
です。そのためには、この目的を充足させるように、適切な計画と新し
い構造や材料を駆使した設計が必要となります。
設計者について
● 建築物の専門的な知識、適正な工事費の検討、規準に見合った施工の監理、全体的な計画と均衡のとれた施工単価、維持管理を考えた建物つ
くり、これが設計と監理になります。また、建築士法第1条(目的)に
おいては「この法律は、建築物の設計、工事監理等を行う技術者の
資格を定めて、その業務の適正をはかり、もって建築物の質の向上に寄
与することを目的とする。」と定められています。
施工者とは
● 建て主の依頼により建設工事の完成を請け負う者をいいます。建設会社には、一般的には、小規模に営む工務店は、経費が安く、小回りが利
くけれどいざというときの機動力が不足する傾向があります。大きい工
務店は、総合的な技術力があり、工事管理が割合しっかりしていて、機
動力ある反面、経費がかかり小回りが利かないという特徴があります。
建築物をつくる過程
● 企画 ⇒ 計画 ⇒ 設計 ⇒ 施工と経過する建築物の生産過程をいい、4つの課程があります。