博物館明治村内・帝国ホテル中央玄関

大正12年(1923)
設計 フランク・ロイド・ライト
施工 大倉土木
煉瓦石造(現在 SRC造・S造)木造併用
地上3階・地下1階
中央玄関は、建物の特色をよく表しており、軒や手すりの大谷石の帯が水平線を強調している。
博物館明治村内・帝国ホテル中央玄関・内部

ロビー中央は3階までの吹き抜けである。彫刻された大谷石、透しテラコッタによって、さまざまに 装飾されている。
茶室 如庵(じょあん)

犬山市御門先
元和4年(1618)京都東山建仁寺塔頭(たっちゅう)正伝院に 織田信長の実弟織田有楽斎によって建立。
明治41年東京麻布に移築
昭和13年神奈川県大磯に移築
昭和47年犬山城下に移築 現在に至る。
この写真は南西側、柿葺き屋根の妻を見せた南側正面、正面より左手土間より躙口(にじりぐち)、 ここより2畳半台目向切の席にはいる。
茶室内部

床柱から茶道口に向かって写す。ナグリの床柱はチョウナの目痕である。茶道口に向かって斜行する壁を立て足元には三角形の板畳「鱗板(うろこいた)」を敷く。
露地

延段、切石と自然石の組み合わせ、つぎに飛び石とつづきます。
ヴォーリズ記念病院・旧本館

近江八幡市北之庄町
旧本館(近江療養院)大正7年(1918)
設計 ヴォーリズ
開院当初はサナトリュウム(結核療養院)でした。
ツッカーハウスともいう。ミス・ツッカーの寄付によって建設された。
現在は物置として使用されていた。
ヴォーリズ記念病院希望館・五葉分館

間取りが楓の葉形状のため五葉分館と呼ばれている。五つの病室が独立し採光・通風などが考えられている。中央に社交室を配置した。
秋野不矩(あきのふく)美術館

浜松市天竜区二俣町二俣130
基本設計 藤森照信
RC造・一部木造 2階建て
竣工 1998年
外壁は藁(わら)入りモルタルに左官用刷毛で土塗り仕上げ。
一部板張り仕上げ。
秋野不矩(あきのふく)美術館 内部ホール

コンクリート躯体の中に木組みを意匠に用いている。木部の表面は焼いている。
軽井沢ハウス (南側)

設計:アントニン・レーモンド
竣工:1962年
施工:白石建設
木造平屋建て
この別荘は、夏 レーモンドが所員ともに設計活動を行う仕事場である。
中央には12角形平面をもつアトリエがあります。
当初は、金属板瓦棒の上に茅を載せ茅葺屋根としていた。
南側には解放的なベランダが続き、眺望を楽しむことができる。
軽井沢ハウス (内部)

アトリエ中央には柱をかねたコンクリート製暖炉があります。
天井は丸太小屋組を表し、ボルト締め挟み方丈が意匠的にあつかわれている。

上部は、丸太の構造材が集まり暖炉煙突が支柱となり寄せ棟を形成しています。
軽井沢ハウス (北側)

外壁は竪羽目板張りとなっている。
横浜 大塚遺跡 環濠集落

弥生時代中期
竪穴住居・高床式倉庫などが復元されています。渋谷からも近く、横浜市営地下鉄「センター北駅」から徒歩約10分のところです。

大塚遺跡 竪穴住居跡

大塚遺跡 竪穴住居復元内部
福島 円通三匝堂 (えんつうさんそうどう)

通称:会津さざえ堂
設立:会津若松市1798年飯盛山に建立
高さ:16.5m
正宗寺住職:郁堂禅師の考案により創建
特徴:六角三層のお堂。2重螺旋状スロープにある。西国札所の三十三観音像がスロープ内側に沿って祀られていた。

内部頂上太鼓橋
山形県 土門拳記念館 外観

酒田市飯森山文化公園内
昭和59(1983)年
設計:谷口建築設計研究所
施工:間組・平尾工務店JV
Rc造・一部SRC造2階建
ここに見える池は人工池である。

記念館入口
土門拳の写真を展示した記念館である。中庭にはイサム ノグチの彫刻も置いてある。
山形県 酒田市美術館 外部入口

酒田市飯森山
設計:池原義郎
施工:竹中工務店・フジタ・大場JV
RC壁構造
平成9年10月開館
山形県 羽黒山三伸合祭殿 外観

東田川郡羽黒町
文政元年(1818)
入母屋造り茅葺き
山形県 出羽神社鐘楼

元和5年(1819)
切妻造り 茅葺き
山形県 羽黒山五重塔(国宝)

応安5年〜永和3年(1372〜1377)
三間五重塔婆 柿葺き
宮城県 せんだいメディアテーク 概観

仙台市青葉区春日町
設計:伊藤豊雄建築設計事務所
施工:熊谷組・竹中工務店・安藤建設・橋本共同組合
地下1階地上8階建て 鉄骨造
竣工:2000年8月
文化施設

建物内部 その1

建物内部 その2