5等分する・組み合わせ・応用
ここでは、これまでに出てこなかった事例について補足したいと思います。
2等分と3等分を組み合わせれば、リズムに関してはたいていの譜面をクリアすることができると思います。たとえば4等分は2×2ですし、5等分、7等分はおいといても、6等分は2×3もしくは3×2、8等分は2×2×2、9等分は3×3です。5等分はまだしも、7等分は正確に7つに分けるというよりも、日本音楽のように1拍の中に7つの音が、大体同じ長さで収まっていれば良しとしています。
5等分する
まず5等分する方法ですが、私の場合は身近な5文字の言葉を探します。「アキハバラ」とか「イケブクロ」とかですね。友達や自分の名前でも良いです。中に小さなアクセントがあるときには苗字と名前の区切りを意識します。2+3だったら「ハラタケシ」とか、3+2だったら「タナベカナ」で良いと思います。「ソカベキヨノリ」は7連符の時に使えますね。
【付記】
やっかいなのは連符の中に休符が入っている場合です。5連符の最初が休符の場合は「オカチマチ」のように感じるのも有効と思います。学生時代(何年前だ?!)にレスピーギの「ローマの松」を初めて吹かせて貰ったときのアイデアです。
組み合わせ
1 2等分する
2 3等分する
3 運動として理解する(シンコペーション)
4 言葉として理解する(民族性とかジャズの語法とか)