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市職員の不詳事件の対応の経過 市民クラブ・自由民主クラブ 公明党・共産党・社会民主党で職員の綱紀粛正に関する決議提出 改選後の初議会で、市長の施政方針に対して、市民クラブを代表し代表質問をするなど3期目の活動を開始しました。 今日は山下議員に、代表質問の様子や、新聞や市報で報道された、元納税課の職員による公金横領事件についての市の対応等についてお聞きいたしました。 3期目の当選おめでとうございます。3期目も頑張ってください。 山下議員 ありがとうございます。 6月議会では、市民クラブを代表し質問されましたね。はじめにその様子を少しお聞かせ下さい。 山下議員 代表質問は、通常予算編成に対して行うものですが、今回は、改選後初議会ということで示された、今後4年間の市長の施政方針に対して行なったものです。 ごみ問題を始めとする環境問題、介護保険の導入に代表される福祉問題、吉祥寺の再々開発や、西久保地区の整備などの街づくり、三鷹−立川間の連続立交や美術館建設など武蔵野市が直面する諸問題に対し、30分にわたり質問をしました。 中でも、選挙戦を通じ訴えてきた情報公開、企業会計や行政評価システムを始めとする企業経営のノウハウの導入については要望をまじえ強く訴えました。 私もケーブルテレビで拝見しましたが、山下議員の今後の4年間で取り組むべき課題でもありますね。 ところで、大変残念な事件が起こりましたが、その概要をお聞かせ下さい。 山下議員 大変残念な事件ですね。市民税(市税、固定資産税、法人市民税)の徴収係にいた職員が平成7年度から10年度の4年間にわたり、領収書を不正に使用して市民の方からお預かりした税金を着服したという事件で、本年4月に退職した後、督促状を送付したところ市民からすでに納税しているという訴えがあり発覚したというものです。 金額はどのぐらいになりそうなのですか。 山下議員 現在警察で取り調べ中で、被害総額はまだ確定しておりませんが2千万円以上になると見られており、市長も捜査が終わった時点で再度報告をすると言っております。 処分についてはどうですか。 山下議員 直接の上司である納税課長の給料1カ月、10分の2の滅給を始め係長、部長、担当助役などそれぞれ処分をしました。 市長は10分の5の減給ですね。 山下議員 そうです。管理者責任として今までに無い処分を自らに科しました。議会でも全会一致で認めました。 今後市の対応はどのように考えているのですか。 山下議員 手口は滞納している納税者から現金を預かった際に、数種類の領収書を使い横領していたものです。当たり前の話ですが、その領収書の管理の徹底。一人の担当者が、担当地域に5年もいたという点を鑑み、今後は最長2年で交代させるなどの改善策を取るようにしたとの報告がありました。 山下議員は、本会議で人事管理の点を強く要望したと聞いておりますが。 山下議員 はい。今回の残念な事件を二度と起こさないためには、事務手続的なことを改善することは当然ですが、一番大事な点は、部下の動向を管理職である部課長が把握していなければどうにもならないということです。本人が、数千万円という金額を「サラ金」から借金をしていれば、督促の電話がかかってくるなど必ず日常生活や勤務態度に出ると思います。そのようなことを上司が気を付けていれば防げる可能性が大きかったと思います。プライバシーの問題もありますが、民間では当たり前のことがなされていなかったという点を指摘し今後しっかりと管理職による人事管理の徹底を要望いたしました。 さて、議会の対応としては、いかがでしたか。 山下議員 7月1日に本会議場で最初の報告があり、7月14日に臨時議会が開かれ再度報告と関係者の処分、今後の改善策に関する報告がありました。それを受けて「21・民主」「市民の党」を除く「市民クラブ」、「自由民主クラブ」、「公明党」、「共産党」、「社会民主・市民会議」の4会派が提案者となって「職員の綱紀粛正に関する決議」が行われました。 いずれにしてもこの事件は、個人の資質によるところが大きいわけですが、今後これを契機にしっかりとやってほしいと思います。 職員の綱紀粛正に関する決議 先般発覚した元職員による税金横領事件は、市に多大な損害を与え市政の信用を失墜させる誠に遺憾なことといわざるを得ない。 事件の原因が元職員の個人的な資質に由来するとはいえ、長期間にわたり発見できなかったことは、重大な管理監督上の責任である。 これまで本市は、職員の英知と努力によってさまざまな斬新な政策を実施してきた。しかし、このような不祥事件は今までの成果に水を差すものであり、まことに残念である。 この事件は、刑事事件として捜査中であり、全貌を完全に把握することは現段階では困難であるが、市長は、原因を徹底的に究明し、責任を明らかにし、再発防止に務め、今後このような事件を根絶しなければならない。 市長は職員とともに自省自戒し、綱紀の粛清と服務規律の確立を図り、市民の信頼を回復すべきである。 以上、決議する。 平成11年7月14日 武蔵野市議会 武三保議会議長に就任 本年度の議会での役割は上記のように決まりました。 市民クラブ代表として会派をまとめつつ、他の会派との協力により議会をまとめる役割を担うことになりました。 常任委員会は建設委員会、鉄道対策・農水省跡地利用特別委員会に所属。また、焼却場や伝染病棟の管理運営を司る武蔵野三鷹地区保健衛生組合議会(武蔵野市と三鷹市の議員10名で構成)の議長に就任。その他、開発公社評議委員、市税減免委員会委員等に所属することになりました。 10月より介護呆険の要介護認定調査始まる 来年4月に導入が決定している介護保険の実施にともなう、認定作業を行う認定審査会の条例が、6月議会で可決された。それにもとづき10月から医師、歯村医師等医療関係者や特養等福祉関係者5名を一チームとし5チーム編成で介護保険の準備要介護認定調査審査を開始し、来年の3月までに、4000名弱と予測されている対象者の介護度の認定にあたります。 山下議員も代表質問でふれたように、今最大の課題は欠陥が多い介護保険をいかにスムーズにスター卜するかです。近いうちに介護保険特集で皆様にご報告いたしたいと思います。 第8回山下倫一議員を囲む会及び懇親会 山下議員の市政報告と皆様のご意見を聞く会を左記のように開催いたします。詳細は別紙をご覧下さい。 日時 9月29日(水)午後7時より 場所 JA東京むさし(西久保1−18−10) 会費 3000円(夫婦5000円) 編集後記 ◎例年になく暑かった今年の夏。その8月もあっという間に終わり、早くも9月議会が始まる時期になりました。今年は、7月に臨時議会。8月には武三保議会。その他にも6月定例議会後に各種委員会が開 催されるなど、山下議員は、今までにもまして忙しい夏を過ごされました。暑い中精力的に活動を続ける山下議員のこれからに期待します。 ◎いよいよ9月に「懇親会」開催。より多くの皆様にご参加していただきたく「山下議員を囲む会及び懇親会」と名称を変更いたしました。‥皆様とお会いできることを楽しみにしております。お誘いあわせのうえご参加下さい。 |