親業コミュニケーションフォーラム



親業とは  

 

 

親と子のこころが育つコミュニケーショントレーニング

こんにちは。インストラクターの坂倉 裕子です。

わたしが親業のトレーニングでお伝えしているのは、
おとなからこどもへ、
あなたをひとりの人間として尊重しながら、
わたしはあなたと一緒に歩いていきたいよ、という気持ちを伝える
効果的なコミュニケーションの方法
です。

親や、周りのおとなたちと、そんな関係ができていくと、
こどもには、ひとに対する信頼感や、
自分でいろいろやってみよう、みんなで力を出し合ってやっていこうとする力、
対立があっても、大丈夫。生きるって楽しい。
と思える、自分を信じる力が育ちます

そして、あなたも、このコミュニケーション法が、相手がこどもの時だけでなく、夫婦、ビジネス、看護・介護など、おとな同士のあらゆる人間関係に生かされていることに気付いて、驚かれることでしょう。


親と子が、もっとハッピーになるための、ちょっとした対話のコツ


 「親業コミュニケーション講座」の受講者には、子どもと程よい関係で子育てできるようになった、とおっしゃる方がたくさんいます。
 親とそんな関係ができると、子どもには、ひとに対する信頼感や、自分でいろいろやってみようとする力、「対立があっても、大丈夫、生きるって楽しい」と思える力が育ちます。また、あなた自身も、このコミュニケーション法を、相手が子どもの時だけでなく、夫婦、ビジネス、看護・介護など、大人同士のあらゆる人間関係に生かしていくことができます。

 あなたの子ども時代を思い出してみて下さい。
自分の気持ちを親がわかってくれずに、つらい思いをしたことはありませんか?
「絶対にこんな言い方をする親にはならないぞ」と思っていたのに、親となった今では
「親なんてこんなものだ。しかたがない」と諦めたり、自分を責めたり、子どもに一層厳しくあたってしまうことがありませんか?

 そんな時、コミュニケーションのコツを知っていると「私はこんな言い方もできる」という新しい視点に立つことができます。それまで見えなかった子どもの気持ちと、自分の気持ちが見えてくると、新しい解決法も見えてきて、すっと楽になります。


「親業コミュニケーション講座」*は、1962年、アメリカの臨床心理学者、トマス・ゴードン博士が、親子の関係改善と問題予防のために開発しました。(*正式名称は「親業訓練一般講座」)

 具体的な「聞き方」「話し方」のスキルを実習することで、心理学の専門知識がない親でも、子どもとのこころの通うコミュニケーションが、たった24時間で身につくプログラムです。日本でも、20年以上にわたる活動の中で、ゴードン・メソッドの効果が実証され、受講者は8万人を超えています。

 私は企業研修講師時代、若者に、学歴に関係なく「指示待ち族」「自己決定・自己責任・自己主張ができない」人が増えてきていることに気づきました。幼児期がカギになるのではないかと感じて、この10年間、幼児教育を学んできました。才能教育、右脳教育、児童心理学、カウンセリング、保育学等のさまざまな講座を受けた中で、一番おもしろく、シンプルで、後々まで役立ったのが、この「親業コミュニケーション講座」なのです。


 講座では、コミュニケーションのコツを、さまざまな場面で使えるようにしますが、そのほんの一例をご紹介すれば、以下の通りです。

1. 親が知らずに使っている、断絶を生む12のコミュニケーションタイプとは?
2. 子どものサインに気づく方法とは?
3. 誰が困っているのか?問題を整理するのに便利なこころのものさしとは?
4. 子どもが安心して話せる、話の聞き方の3つの秘訣とは?
5. 子どもの考える力が伸びる問題解決の方法(子どもが指示待ち族にならない秘訣)とは?
6. 無口な子どもの話を聞くには?
7. 子どもの困った行動を変える効果的な話し方とは?
8. 怒りに対処する方法とは
9. 子どもに思いやりが育つ親の3つの態度とは?
10. その子を「認める」ほめ方とは?
11. 予想される衝突を予防する方法とは?
12. 平行線をたどる親子の対立を解決するには?
13. どちらも納得できる問題解決のステップとは?
14. 大切な価値観を伝え、価値観の対立を解決する方法とは?


 この講座では、わたしが一方的に講義をするのではありません。実際にあなたが言ってみて、言われてみて、どんなふうに心が動くのか、に気づいてください。あなた自身のコミュニケーションの知恵は、そこから生まれます。

 講座の中では、たくさん、失敗してください。他人の成功例を丸暗記するだけなら、本を読めば十分です。失敗して、いろいろ試して、「これだ!」という表現に辿り着くことができるのは、講座の受講者だけのメリットなのです。


正直、次のような方は、受講をご遠慮いただいています。
「先生、この子を何とかしてください」という方。
「こうしなさい」と言われるのを待っている方。
やってみる前から、「私には無理。できるわけない」と否定される方。
申し訳ありませんが、私の講座では十分ご満足いただけないと思います。

 ですが、あなたが好奇心旺盛で、ご自分とお子さんとの間に、楽しい、そして安らげる関係を作っていきたい。自分の人生を大切にしながら、周りの人ともいい関係を築いていきたい。と思っていらっしゃるなら。ぜひ、受講してください。あなたなら、大歓迎です。

 私が初めてこの講座を受講した時にはまだ子どもがおらず、一緒に学んだお母さんたちに、「なんてラッキーなの!」とうらやましがられました。いま、その言葉は本当だった、と実感しています。
 インストラクターとして「親業コミュニケーション講座」を多くの方にお伝えするなかでも、「もっと子どもが小さいうちに、この講座に出会っていれば...」という言葉を何度聞いたことか。でも、あなたのお子さんの年齢がおいくつだろうと、けっして遅いことはありません。この講座に出会った時が、学び時なのです。

 ご一緒に学びましょう。お目にかかれるのを楽しみにしています。

コミュニケーションハウス代表
親業インストラクター
坂 倉 裕 子

 

Last Update 2004-09-11 Yuko Sakakura ; Communication House