CB50 レストア その五 〜ハンドル編

ハンドル組み立て中
本体も形になってきたので、次はハンドル。ドロドロのスイッチ類を綺麗にしましたが、オークションで新品を見つけました。見た目は洗浄物と変わりませんが、カチカチになったコードを交換するのは面倒なので左右ともサクっと新品に交換。(新品と言っても30年前のシロものなのでグリスは完全に風化して無くなっています。一度バラしてグリスアップします)。グリップとアクセルバーもサビサビだったので新品に交換。ハンドル周りも見違えました。
バラし写真も撮りたかったのですが、集中してる内に終わってました。(というか、なかなか手をはなせないんですよ。手をはなすとすぐバラバラになるし。。。また、コードをハンドルの中に通すのは結構手間取りますよ。コード固いし。。)
ハンドルバーは表は綺麗でも中は錆びてたので錆び取りをしています。

レストア前の状態。スイッチはドロドロでグリスも完全に風化。アクセルバーも中までサビサビです。

交換後。
グリップは再生しないならカッターで切開するのが簡単です。グリップもオークションで当時もの純正新品が3000円の値段ついてましたが、オリジナルと同じ物が2個400円で新品売ってます。ゴム製品は使ってなくても劣化するので、デザインがまったく同じなら当時もの純正に拘らなくていいでしょう。

左側も新品に。
左側のSWはCS90の物です。
CS90(CL90)とCB50のスイッチ&レバーは同じです。
唯一違うのはクラッチのアジャスターが付いているか、付いていないかの差です。
僕はアジャスタ付きが良かったのでCS90の物にしました。手持ちのCB50のSWと重ねて、大きさデザイン(コードの色まで)同じなのは確認済です。純正レバーはCB50とCS90共通。
オークションで「新品!初期CB50パーツ」となると人気で、高値&すぐ売れますが、「CS90」となると新品でも安く、また誰も買いません。(笑)因みに、同じ事がクラッチワイヤーにも言えます。
ちなみにJX-1/Sのクラッチワイヤーは初期型のワイヤー側の金具がスイッチに入りません。CS90のワイヤーは大丈夫です。(CS90/CL90の年式によりワイヤーの長さが違うのでご確認を)
また、CB50の「純正」ミラーもCS90、シャリー初期型なんかと共通です。CB50の新品純正ミラーは高値ですが、CS90とタイトル付いてるミラーは新品でも誰も見向きもしません。(僕はそれを買いました)
初期CB50のパーツリスト持ってる人なら分かると思いますが、CB50ミラーのパーツナンバーの中番号は028。「028」はCS90の認識番号です。(ちなみにCB50の認識番号は「115」、初期型以外は「149」です。)
まだ、メーター類がありますが、次はハーネス(電源コード)をつければエンジンをかけるところまでいけそうです。
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