HONDA CB50 レストア
その壱 〜とりあえずバラしてみよう編
2007.8.16〜2011.1.27

とうとう、こんな事まで始めちゃいました。
集合住宅なので、外には作業スペースもないので家の中でバイクをバラしてます。
独り暮らしで自炊もしないので関係ないですが、台所はここ数ヶ月使い物になってません。
実は、僕は25年前のバイク事故で左足不自由なのでバイク乗れません。。その前に免許は中型二輪は抹消され、車の免許も「原付は3輪4輪に限る」の条件付けられていました。
しかし、40歳を過ぎてどうしてもバイクが乗りたくなり、免許センターで適性検査&面接を経て、晴れて!「原付車限定解除」の判子を押してもらえました。

原付で「限定解除」って?感じですが、何でもいいです。
しかし、解除されても足が動かないのは変わりがないですから、ギア付きバイクに乗るとギアチェンジがネックになります。
乗れるか試しにと思って、オークションで小ギレイ&動きそうなバイクを仕入れてみたら、これが何と、最後にエンジンかけたのが何時だかわからないボロバイク。当然不動で、直してみるまで乗れるかもわからないという状況です。
バラしてみても、あらゆるところがボロいので(年式考えればあたり前ですが)全バラしてフルレストアになってしまいました。
写真の状態では車種もわかりませんが、このバイクは「HONDA CB50B1」の初期型JXです。1973年(昭和48年)から1976年(昭和51年)まで販売されたモデルです。
最初に原付乗ってた16歳の頃からバイクをバラしてましたが、もう25年以上前の事。
さて今回、完成までに時間がどのくらいかかるかわかりません。
また、いくらかかるかも・・・

エンジンを下ろしたところ。車の油圧ジャッキが役に立ちました。

エンジンをバラしてみました。手前にバラされているのはクラッチとオイルフィルター部分。
貼り付いていたクラッチを剥がして、オイルフィルターを洗浄して組上げるところです。
エンジン関係は、あと反対側のポイント&コンデンサも交換予定。腰上(フィンのあるところ)もバラしてピストンリングの交換と、まだまだ先は永そうです。
カバー側はこんな感じ。クラッチシャフトのバネとシールを交換。
クラッチを切るとシャフトが回転し、写真中央のプレートが押し上がりクラッチプレートを押す構造のようです。
左上のタコメーターシャフトのシールも交換しました。
タコメーターのシールは小さいので外からほじくり出すのは無理。
シャフト先(螺旋の先)にマイナスドライバーを当ててコジると、シャフトがシールごと飛び出てきます。

その他もバラバラにしました。

全部サビサビです。。。
以上は2007年夏の状態です。仕事もありこんな事ばかりしてられないので、この後バラした部品を再塗装に出したところで中断してます。
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