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象地域設計の取組み姿勢
 
 姉歯元一級建築士による耐震偽装問題は建築界だけでなく大きな社会問題に発展しました。 同じ建築づくりに携わる者として心が痛む出来事でした。この問題には複雑に関連する諸問題があり、 このような事が起こらないよう、いくつか改善策が施されました。 その一つに建築士法改正の中で建築士の免許更新が義務づけされました。 その講習のテキストに以下のような内容があります。
 

【建築士定期講習テキスト2010】より抜粋

1) 職業倫理
 建築士にとって職業倫理とは、 仕事を依頼した人のために誠実に常に最善の仕事をする心を持つ事、 同時に建築士として社会を裏切らない心を持つ事といえる。

2) 社会や環境を裏切らない心
 建築が社会的な存在であると同時に、建築士もまた社会的な存在であり、 社会や環境を裏切らない心を持たなければならない。 法や社会的制度を超えた道義的な責任、職業人としての責任、 それ以前の人としての責任なども合わせて負えるような心を持つ事である。

3) 倫理観は仕事の場で活かしてこそ
 建築士が営利を目的とする企業体の一員として仕事をする場合、 企業体の利潤確保のための業務活動と 建築士個人の倫理観との間にしばしば不一致が生じると言われている。 依頼先の意のままに低層地域に超高層マンションを計画する、 仕事を確保するために常識を越えた低価格入札をする、 などの自らの倫理観に照らして疑問の残る業務活動も少なくない。

4) 倫理観を備えた建築士の証明
 依頼者に倫理観を持つ建築士である事の意思表示をすべきである。 @自分たちの仕事が依頼者に感謝されていてその後も継続的に手を入れる度に相談に応じている事、 A周辺の人たちにも好意を持って迎えられているなどの実績、 B倫理要項を持つ団体に所属している事、などで証明していくべきである。 さらに、C災害時の応急危険度判定やD普段の住宅相談や E子どもたちへの住教育への協力などの社会に貢献する活動は、 職能を持つ専門家の仕事に対する姿勢の現れであり、 このような地道な活動の実績を示して、倫理観を持つ建築士としての意思表明をすべきと考える。

 
私たちは、これまでも、またこれからも常にこのような倫理観を持って、 日常の業務や建築活動に取り組んでいます。また、上記4)においては以下のような取組みを実施しています。
 
 末永く建物と付き合う

設計監理物件の竣工が業務完了ではなく、 その後の定期点検・アフターケアまで末永く依頼者をサポートし、修繕や改修などの相談も継続して行っています。
 
地域からの信頼

 竣工後の住宅を公開するなど、周辺の方々に実際に見てもらう機会をつくり、 設計の大切さをアピールしています。
 
 全スタッフが理念を持って活動

 新建築家技術者集団他、建築運動団体などに所属し、 「住む人・使う人の立場に立った建築活動」を日常業務の中で実践しています。
 
災害時の応急危険度判定

 応急危険度判定士の資格を生かし、災害被災地での支援をしたり、 また地元葛飾区からの依頼を受け、亀有地域全域で「地震時のための落下物危険度調査」を実施するなど、 災害防止の活動も行っています。
 
 住まいの相談

地域イベントなどに積極的に参加し、パネル展示や 「住宅無料相談コーナー」を設置するなど、地域との交流をはかりながら、 気軽に相談できる敷居の低い建築士事務所を目指しています。
 
 子どもたちへの住教育

 地元公立中学校の「職業人に話を聞く会」で講師をしたり、 中学生の職業体験の受け入れも行っています。 また、大学の講義の依頼や大学生のインターン受け入れなどにも積極的に応えています
 
         

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