かくれんぼ2008年

前号

10.17 お勤めの項に「画讃」について書いてありますが、昨日、親鸞聖人ご画讃の経典の場所について指摘いただきました。

こんにちは。
西方寺さんのホームページを拝見させていただきました。
画賛についてですが、親鸞聖人の画賛は
御本典からのものではありません。
「浄土文類聚鈔」の念仏正信偈の前に出てくる御文です。
私も最初はてっきり御本典の文と思っていましたが、よくみると
違うところがあるので、調べました。
余計なお世話ですみません。
では、さようなら。
・・・ namoamidabutu・・・
    桐木 眞英
御礼申し上げます。


9月18日 

がん患者・語らいの会、編集後記7月号・8月号アップしました。8月15日に発刊しました「光 風のごとく」(探求社)が好評をいただいています。

一ヶ月ほど前、国会図書館の論文検索http://opac.ndl.go.jp/、複写サービスを見つけ、色々と知らべものをしています。これがあると、論文集などは購入しなくて部分部分でコピーを申し込めるので優れものです。

最近は、来年開講される龍谷大学修士課程に新しい学科ができ(現在申請中)、そこで90分を15回講義することになっているので、その内容を検討しています。これに前記の複写サービスが大活躍です。


5,28
5月8〜9日と門信徒会の皆さんと上越のたびをご一緒しました。私の小説「親鸞物語」で聖人が歩まれた道をなぞって歩く旅行です。私も親鸞聖人が見たであろう景色を堪能しました。雪の宝冠を頂く妙高山は、おそらく聖人が見られた景色に近かったのではないかと思います。楽しい旅でした。

浄土真宗の教章について書きました。http://www2s.biglobe.ne.jp/~posteios/PROJ_B359.htm
担当の白川さんが更新日を忘れていたようで15日nなんでもいいから書いてくれとの依頼でした。

現在、取り掛かっているのは仮称「浄土の風」という詩と私の思いを重ねた新書本です。110項足らずの本ですが、それなりにいい本です。7月末刊行予定。西方寺のお盆のお供えです。

4.24 本願寺の新門主が、築地別院の副住職(住職は門主)につかれ、そのお祝いの祝賀会が21日開催された。蓮華殿という別院の一角でのレセプションでした。二次会でだいぶクレームが出た。

新門主は結婚式の披露を政財界の方々にしていないので、いわばはじめての面どうりとなる。その場がぎゅうぎゅう詰めの会場では花がない。もっとゆったりとできるホテルですべきだった。それもこれも、東京常駐で何をおこなうかという計画性がないので、その場かぎりの祝賀会になってしまう。

将来に対する絵をかける人が私を含めていないのが、宗門の現状なのだろう。がん会編集後記5月号アップ。

4.8 だいぶ開いていなかったようです。おかげ様で「浄土真宗の常識」も3刷となり、出版社は喜んでいます。次に仕掛けているのが「浄土の風」これは、私が詩をよんで感じたことを記する内容で、いのちの学びという寺報に連載していたものの中からピックアップしたものです。100ほど詩を納めていますが、大方、この2ヶ月で、詩の原典にあたり照合しました。すべての詩が孫びきだあったので8割りが、原典と相違していました。これはおどろくべきことです。
あたらこちらに掲載したものをアップします。2月の漢音阿弥陀経はもう少し整理してポストエイオスに掲載しました。http://www2s.biglobe.ne.jp/~posteios/PROJ_C123.htm

がん患者・家族語らいの会、編集後記08.1.2.3.4月号在家仏教4月号掲載原稿などです。寺報・清風等の掲載は取りやめました。


2.10 お勤めのページを見て下さる人が多いようで、漢音の阿弥陀経についてアップしました。

1.02 あけましておめでとうございます。元旦は例年の如く、6時から勤行、のち参加者と初日の出を見に行きました。日輪がくっきりと暁に光線を放ち、姿を現しました。

東京ボーズコレクション(http://www2s.biglobe.ne.jp/~posteios/PROJ_B350.htm)は大盛況でした。

当日、ビハーラでは講堂で2時半よりビデオと死のシュミレーション体験をしました。死の模擬体験とは、最初に物で大切なもの5、自然で大切なもの5.仕事趣味等の行動で大切なもの5、人で大切な人を5、指定した紙に書いてもらい、リラックス音楽を流し、各人が主人公となってナレーションに合わせて癌になり死んでいくまでの7つの物語も模擬体験します。その節のたびに、2枚捨てて下さい、3枚〜と捨ててくださいと、最後にすべて捨てて死ぬという設定です。その模擬体験の中で、何が大切なのか、捨てる基準は?等々の体験をしていただくワークでした。参加者約50名。

全体のイベントで思ったこと。

コレクションの各種報道に接して思うことは、ワイドショーに代表されるマスコミの本質は、大衆迎合だということです。大衆の判断を是として、その大衆が喜ぶような報道をする。仏教はきわもの(死・葬儀・墓・マイナー)であり、大衆に(迎合する形で)近づいた、御利益に喜ぶ民衆(文芸春秋グラビア)などと、こちらの意図と無関係に報道することが常です。大衆迎合のワイドショウ向きのイベントだけでは、まったく逆のことが伝わりかねないということです。

まずは、報道された内容を分析し、マスコミの癖を熟知して次回の参考とすることが大切だと思います。また、そのマスコミの性質を知った上で、長期ビジョン(例えば2回まではコレクションの周知のために同様なワイドショー向きなイベントを実行し、3年目からマスコミでははく、集まった方へのメッセージ性を強くして、その民衆の感動をとおしてマスコミを誘導していくなど)の上からイベントを計画実行していくことが考えられます。

僧侶の意識が、テレビにでた、週刊誌のグラビアに掲載されたという満足の域を出て、どう社会や民衆にメッセージを与えた、一石を投じた
、プレッシャーを与えたという仏教本来の活動で影響を与えたかということをもって、満足度を計るという方向へ向かっていかなければならない。