かわい太郎マットは、コダマ会東洋紡績による共同開発商品です。

 お住居の床下は、土壌から気化する水分や、炊事・入浴など日常生活から発生する水蒸気が入り込むので居外の湿度より高くなります。
 湿度が高くなると、壁の内側や基礎に結露が生じて、カビや腐朽の原因になるばかりでなく、居住者の健康上からも好ましくありません。

1."かわい太郎®"の構造
 水分を通さないアルミニウムシートを中間層とし、水分遮断性に優れ、且つ柔軟なポリエステルを保護被覆材としてその下面にコーティングし、アルミニウムシートの上面に東洋紡績株式会社製造の高性能吸・放湿繊維「モイスファイン®」を貼り合わせた三層構造型の薄いマット状です。

2."かわい太郎®"の機能
(1) 床下土壌の水蒸気を完全に遮断します
 ポリエステル層とアルミニウムシート層が、床下土壌から発生する気化水分(水蒸気)を完全に遮断します。
(2) 床下空間の湿度を調整します
 かわい太郎マットは、外気より床下の気温が低下して、床下大気が包含する水
蒸気が結露現象を起こす情況になると、いち早くこの過剰水分を吸収して、マット上の水滴を消滅させます。
 時間が経過して床下大気湿度が降下すると、かわい太郎マットは外気湿度に順応して、吸収した水分を適時放出します。
 かわい太郎マット上面層を形成するモイスファイン層の優れた吸・放湿性能の活躍です。

3."かわい太郎®"の素材性能
(1) モイスファイン®

 @吸湿性

    モイスファイン®の吸湿性能は、ウールの約3倍、コットンの5倍以上あり、既存の繊維の中では最高の吸湿性を備えます。
モイスファイン®の等湿吸湿曲線

 A吸放湿性

    モイスファイン®の吸・放湿性能は非常に高く、周囲大気の温・湿度変化によって吸湿と放湿を繰り返します。また、反応動作が速いことも特徴です。

モイスファイン®の温度変化による吸・放湿曲線

(2) アルミニウムシート(ポリエステルでコーティング)
 厚      さ:0.2o
 水蒸気透過量:0g/u/24h(40℃ 90%RH)JIS Z−0208による。
         アルミニウム等、金属の透湿抵抗は、プラスチック系樹脂の数10倍優れています。

4."かわい太郎®"の施工例



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