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プラスチック製品の良否選別用「新型画像検査装置」を開発 |

プラスチック製品の良否選別用「新型画像検査装置」
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2009年10月22日
ハートフルテクノロジーを標榜する射出成形機用取出ロボット専業メーカーの株式会社ユーシン精機(社長・小谷
眞由美、本社・京都市、資本金・19億8,566万円)は、このほど、プラスチック製品の生産現場で製品の良否選別を容易に行える外観検査用「新型画像検査装置」を開発、10月26日から受注を開始する。
プラスチック成形業界では、生産の効率化ならびにコストダウンの追求を主眼に、製品に関する品質管理への取り組みが、年々、増加しており、その手段として、画像処理を用いた製品の良否選別が重要となっている。特に、コネクタやギアなどの小物精密成形品、食品容器等の多数個生産の場合には、必要不可欠である。
ユーシン精機では、こうした状況を踏まえて、新たに、「現場担当者が簡単に設定できる」・「良品のみを選別する」をコンセプトに開発したものが今回の外観検査用「新型画像検査装置」である。
本装置は、CCDカメラ(30万画素、80万画素、130万画素、200万画素、いずれもカラー/白黒)、汎用パソコン、モニタ(17インチTFT)、キャプチャボード、IOボード、検査評価ソフト「Flexinspector」、ズームレンズ、照明、照明用電源、照明延長ケーブルなどで構成されている。
本装置の最大特長は、新開発の検査評価ソフト「Flexinspector」で、従来の画像検査装置が「不良品」を検出する方法であったのに対し、今回のソフトは、良品を検出する方法である。
従来方式の「不良品」を検出する場合、不良品いわゆる欠陥を定義して登録する必要があるが、すべての欠陥を完全に定義することは不可能で、検出できない不良品は、良品として流出してしまう可能性があるため、自動検査後に、全数目視による再検査を行うことも少なくない。
本装置の場合は、良品を定義し、良品だけを選別し、残ったものだけを目視で再選別するので、人手による作業が圧倒的に楽になる。
すなわち、本装置は、パソコンのモニター上の設定画面に、まず、全体感度や偏差感度、マージンなど検査範囲を設定し、次に30~50個の良品画像を登録、そして欠陥強度や合計面積、欠陥分類などの条件を設定、取り込んだ良品画像のデータをもとに、良否選別を行う。
本装置を使用する場合、@射出成形機と連動し、製品を取出し後に自動で検査する方法。A射出成形機で成形され、ストックされた製品を人手によるオフラインで検査する方法がある。
価格は、基本構成ユニット(消費税別)で350万~400万円。販売目標は、年間約30セットを見込んでいる。 なお、当社取出しロボットをお使いのユーザーにも取り付け可能。(但し、取り付けに関する諸費用は別途) |
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ユーシン精機について:
ユーシン精機は、1973年に各種自動機の設計・製造メーカーとして設立され、1978年に初めてプラスチック製品取出ロボットを発表しました。現在、当社は取出ロボットを中心にプラスチック射出成形工場の合理化FA化を推進する機器、システムの開発、製造、販売を手掛けています。近年、ますます多様化・高度化するお客様のご要望にお応えするため、積極的に新規事業分野を開拓するとともに、より一層スピーディな商品開発とグローバル展開を行ってまいります |
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お問い合せ:
株式会社ユーシン精機
〒612-8492 京都市伏見区久我本町11-260
TEL. 075-933-9555
FAX.
075-934-4033 |
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