象地域設計

住まい手・使い手の立場に立った優れた建築空間の創造を目指します。

HOME >> 事例紹介インデックス >> リフォーム事例006

夫婦二人暮らしのリフォーム



リフォームを終えた家に暮らし始めて１ヶ月、とても快適に過ごしています。画期的で先進的、子育て中心のコーポラティブハウス十方舎に住んで25年、三人の子どもたちはそれぞれ家庭を持ち独立、現在は夫婦二人暮らしとなりました。家もずいぶんくたびれ、二人暮らしにはちょっと使い勝手が不都合になり、私の定年退職を機にリフォームをお願いしました。掃除が苦手なため、「汚れにくく掃除しやすくシンプルに」を基本に考えていただきました。木もふんだんに取り入れて安らぐ空間になりました。　このリフォームでもう一つ収穫がありました。不要物を整理できたことです。これまで忙しい生活で粗末に扱ってきてしまった家ですが、大切に夫婦仲良く暮らしていきたいと思っています。


	居間は塗り壁と杉板張りの気持ちよい空間です。東側の出窓は二段のサッシでしたが、下段を紙張りの壁で遮ることで、テレビなども置けるスペースが出来ました。



	子ども室は、床の高さを揃えて天井の高いゲストルームに。天井いっぱいの押入と、以前の床の段差を活用した部屋半分の床下収納で収納量は抜群です。



	寝室は畳からフローリングに、布団からベッドに変えました。



	巾45ｃｍでも炊事と洗濯が一緒に出来る出入口はやっぱり便利。

その他にも管理組合の許可を得てウッドデッキを新設したり、外部に面するサッシを、二重サッシやペアガラスにすることで結露の改善を図りました。エコポイントも申請し、今回の工事費に充てることが出来ました。