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〜(北区上十条)Jコートハウス〜
   
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1.密集地域の整備・改善
  東京都の重点整備地域に指定されている北区上十条三、四丁目。2002年北区の呼びかけで「共同建替えの懇談会」がスタートし、2年半余の学習・検討を経て、地権者9名で共同建替えの合意に至りました。そして、権利関係や土地形状、高齢などの事情で個別での建替えがむずかしいため共同建替えを行うことにより、住まいの不燃化、狭い道路の拡幅などを実現し、安全で安心なまちづくりに貢献することができました。


2.共同土地利用による暮らしの改善
懇談会、検討会や行政・コーディネーターとの協議を進めていくなかで、住まいと暮らしの改善目標が見えてきました。借地関係の解消、バリアフリーの住まいづくり、処分しやすい資産形態に変換、良好な賃貸住宅への改善などです。これらの改善目標を、共同で土地利用を行うことによって実現しました。

3.地域密着型コーポラティブハウス
地権者が建設準備組合を設立し、共同建替えの計画段階で15戸分の新たな参加者を募集するというコーポラティブ方式を採用しました。コーポラティブ方式は、地権者も新たな参加者も、設計段階から建物づくりにかかわることができるので、家族の要望にあわせた住まいをつくることができます。そして、十条に住み続けたい人、暮らしやすい十条に引っ越してきたい人、合計24世帯の地域密着型のコーポラティブハウスができました。

4.地域コミュニティの再生の拠点に
地権者と新たな参加者は、同じ立場の組合員として、毎月のように建設組合の各種の会合を開き、建物計画のこと、入居後の暮らしのことなどを話し合ってきました。高齢者の多かった地域に子育て世代を含む若い世代が加わり、活気がでてきています。地域コミュニティ再生の拠点としてのコーポラティブハウス「Jコートハウス」が誕生しました。
 
これまでの歩み

2002. 6 北区から「共同建替えの懇談会」の呼びかけ
2003. 5 共同での土地利用と建替えを検討する会」発足
2005. 3

共同建替え準備合意」調印
(底地権者1名+借地権者8名)

2005. 7 事業手法をコーポラティブ方式と決定
2005. 9 「上十条コーポラティブハウス建設準備組合」発足(9名)
2005.11 新規参加者の募集説明会
2006. 2 「上十条コーポラティブハウス建設組合」発足(24名)
2006. 7 仮住居への移転、開発許可・建築確認の取得
2006. 8 新築工事請負契約、起工式、着工
2007. 5 上棟、建物内覧会
2007. 8 竣工・引渡し、入居開始



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