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　６０歳からの家造り
           
   


     
         
    思いがけず自宅を建てることになったのは定年を過ぎてから。 一戸建てからマンションに住み替える人が多い年代なのに、 逆のケースで「大丈夫か？」と心配する声もあった。
  木造の家は町の中の森です。」と、建前の時に教えて頂いたが、 壁材には火山灰を、断熱材には古新聞のセルロースファイバーを、 とエコな素材にもこだわって、20年後の80代でも住める家を考えてきた。
  私たちの暮らし方を細かく聞き取り、形あるものに提案してくださった設計士さんは、 思いつきを送信する真夜中のメールに悩まれたと思うが、いつも穏やかに対応して下さり、 現場監督や大工さんをはじめ、職人さんたちのご苦労で出来た家を今、二人で楽しみながら味わっている。
Oさん
    
   
       
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