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古材を利用した住まい
           
  エアコンなどにたよる生活ではなく、なるべく自然な環境で生活したりとの希望から、陽当たり・通風は設計段階から配慮しています。 
周辺は3〜4階建ての建物に囲まれた環境だったため、2階にリビングをもつ住宅として計画しました。
そしてハイサイドライト(高窓)をもうけて、冬場は家の奥深くまで明かりと暖かさを取り込み、夏は高窓でできた高い空間から、夏の熱気をぬく工夫もしました。
閉めた状態でも風通しが確保できるシャッターや、ジャロジー(ルーバー)サッシュなども採用し、快適な室内環境を目指しました。
「古民家風」のイメージをもつ、建て主さんの希望と合わせて、古梁材を利用し、
小屋裏をあらわすのびやかな空間としています。内壁には珪藻土を塗りました。
くしびきにより仕上げたこの珪藻土は、見た目の良さだけではなく吸放湿の作用もあり、住環境にとってもやさしい素材です。
柱、梁があらわしになる真壁構造で、ドイツの自然系塗料で古色仕上げとし、再利用した古材と風合いをあわせました。
外観には一転、耐久性を考慮し、高耐候鋼板という板金を用いています。
工業製品ながら、ちょっと民家風にまとめることができたのではないかと思っています。
パソコンコーナー、防音室などもあり、伝統的な仕上がりのなかに新しい生活がうまくとけ込んだ、楽しい住まいとなりました。これからの生活が楽しみです。
   
 
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