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素材を生かした住まい
     
         
  「自然な素材で、気取らず、改造も簡単にできる住宅を」
こんな建て主さんの希望で始まった住まいづくりは、自分たちの生活にとって何が大切なのか、見た目の良さとは何か、この材料はなぜ必要なのかを、改めて建て主さんと一緒に考えていく打合せとなりました。
財産や美術品ではなく道具としての住まい、釘を打ったり、紙を貼ったり気軽にできる住まい、ごろ寝のできる気どらない庶民的な住まい、そしてなによりも自然体の生活をおくれる住まい……。
雨・風をしのぐ、断熱性能は確保する、など住宅の基本性能は押さえつつ、過剰な設備・装飾を排し構造素材をそのまま生かした住まいとなりました。
屋根は駅舎などで使われるスレート、外壁はガルバリウム鋼板、内装は1階床が栗、2階が45mm厚の桧で構造兼用です。
壁は外壁の下地でもある杉の木摺があらわれ、柱や間柱も仕上げになっています。
また電気の配線などはすべて露出したままです。
部屋もあまり仕切らず、大きな吹抜けのある居間は、みんなの集まる場所。
でも脇には「あなぐら」と名付けた少し潜り込むような小部屋が用意してあります。
台所も洗面台もステンレスのシンプルで素朴なものを採用しました。
大工さんを初めとした施工者のがんばりもあって、木の暖かさや素材感のただよう住まいになりました。

   
     
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