かえってきた♪にんぷ日記
2003年11月9日(日) 全国藁こづみ大会
夫とのい が、安心院町にて開催の「第5回全国藁こづみ大会」に参加するのに、急遽、私もついて行く事にした。
赤子が生まれたら、どこにも行けなくなるし、最後の遠出だと思って。だが、
会場の農業文化公園へは、高速道路経由だと家からたった50分で着いてしまい、案外近かった。
初めは時折小雨も降ってあまりいい天候ではなかったが、開会してからは
曇りで安定。夫と同僚の先生、学生さんたち、のいのチームは伝統的な藁こづみ「正調の部」に出場、
ベテランの農家のオジサマに教わりながら、藁を積み上げていった。私は見学。
のい も初めは張り切って、一丁前に藁束を運んでいたが、30分ほどで集中力が切れて、後はポン菓子を食べたり、
周りの遊具で遊んだり、ヤギを見たり。午前中には大体出来て、お昼の牛丼(山香牛の分厚いの♪)が美味しかった。
閉会後、夫とのい は、てんとう虫型のトラムで園内を散歩。
別府の堀田温泉に寄って(私は温泉には入らず、休憩室で別府の夜景を楽しんだ)から帰った。
待ち時間に、のい の手袋がだいぶ編めた。
2003年11月8日(土) インフルエンザの予防接種
朝一番で、夫のかかりつけ医へ。インフルエンザの予防接種をしてもらう。
子供でも、毎年インフルエンザの予防接種をしているのなら、接種は1回でいいとのこと。ほんまかいな。
また、妊婦のインフルエンザ予防接種について尋ねたらば、罹患して高熱を出すと早産の危険があるので接種しておくべき、
というのがこの医師の見解。医師によって意見が違うので、悩ましい。
その後、平和公園へ。「おおいたっ子まつり」という市主催のイベント。のい のお目当ては、仮面ライダーファイズショーだ。
夫と のい がショーを見ている間、私は周囲の出店や、フリマをウロウロした。デフレの世の中なのに
フリマの値付けはちょっと高めだな〜などと思いながら見ていたら、「妊婦さん!」と突然声がかかって、
新生児用の新品靴下が目の前にヌッ。「あげる。持ってって!」と売り子さん。有り難く頂戴した。
幼稚園のお友達4軒が共同でフリマに出店していたので、立ち話したり。懐かしい友達にも会った。
のい はファイズと写真を撮った後、フリマで「ネオバルタン(バルタン星人の進化形)」の人形を夫に買ってもらって大喜び。
悪役なのに「バルちゃん、バルちゃん」。家に帰ってからは、その長いカギ爪をいろんな所に引っ掛けて、
「ファイト〜一発!ごっこ」をさせていた(笑)。
仕上げに市民図書館へ。今回も隣の喫茶店は準備中。夫とのいが絶賛するハヤシライスセットを、私も食べてみたいのに、
私が同行すると必ず「準備中」なのはなぜなんだ……(涙)。
2003年11月7日(金) 収穫の秋
のい は幼稚園の芋掘り遠足で、観光バスを2台連ねて、園長先生の自宅そばの畑へ。帰宅後、
「砂が入らないように、お父さんの靴下を靴とズボンの上から履いたんだよ〜」「掘っていくと根っこが出てきてね、
なんだろう?って引っ張ったら、お芋だったの」とか、もう楽しそうに得意そうにしゃべるしゃべる。
この日、実家からも、親戚宅のお裾分けの柿やミカンが大量に届き、のい の芋と合わせ、まさに収穫の秋。
枝葉付きのミカンを見て、「この二つくっついてるのは、お父さんミカンとお母さんミカン。仲良しチュッチュ♪」ですと(笑)。
また、黄色くなったカボスを、のい が絞ってジュースにしたり、残りの皮でカボス風呂をたてたりして、楽しんだ。
今日はビクスの日。普段、日常に追われて滅多に全身鏡を見ない(いいのかそんなんで)のだが、着替えのときに、
シャワールームの鏡に映った自分の腹を見て、他人事のように思わず「スゲー」。
こんなに出っ張ってて、ビクスでは飛んだり跳ねたりしているのに、よく落ちないよな……と感心した。
帰りに既製カーテンを買って、調子がいいので家まで歩いたら、すっかり疲れてしまって、のい と一緒に、夕方に昼寝。
2003年11月6日(木) customer's satisfaction
のい のインフルエンザ予防接種は、夫のかかりつけ医にお願いすることにした。朝、予約を入れた後、
小児科医へのキャンセルをする前に雑用に追われていたら、当のI小児科クリニックの、馴染みの看護師さんから電話が。
「予防接種用以外の時間に、臨月に近いお母さんがお子さんを連れてくるのはどうかと思って、心配で」と。
うーん絶妙なフォロー。のい の最初の予防接種からずっと見てくれている彼女、ドイツ出国前にもブッチャけた相談をしていたし、
他のスタッフがミスしても彼女のフォローで救われてきたのだった。
Iさんの繁盛には彼女の力も大きい…としみじみ思った。
多く見積もっても私と同い年くらいに見え、別にクリニックの中で目立っている訳でもないのに、頼りになる有り難い人だ。
電話してくれた礼を言って、予約のキャンセルをお願いした。
2003年11月5日(水)
のい のインフルエンザ予防接種の予約を、かかりつけの小児科医に入れようとしたら、なんと!
電話に出た受付の人によれば、「1ヶ月先まで一杯」ですと。評判が評判を呼んで人気がウナギノボリなのはいいけれど……。
とりあえず、予防接種以外の時間に無理矢理予約をとったが、ちょっと不安。
近所のカーテン専門店(工場付き)に寄って、断熱カーテンについて質問。いろいろと相談にのってもらい、
工場の在庫まで見せてもらったが、断熱素材でうちのインテリア(ってほどのもんでもないが)に合う色柄のがなく、
あきらめた。しかし工場付きだけに、市価よりかなり安いのでビックリした。
さて、予定日までまだ1ヶ月あるというのに、既にのい がお腹にいるときの腹囲の最高値を超え、91センチに。
そのせいか、やたらとトイレが近い。寝る直前に3度もトイレに行って夫に笑われ、さらに夜中にも尿意で目が覚める。
2003年11月4日(火) いろいろ質問
妊婦健診。ちょうど同じ時間に予約を入れていたビクス仲間のIさんが、
「本日も1時間待ちらしい」と教えてくれたので、待ち時間に市役所で不在者投票(衆院議員・最高裁判事)を済ませた。
貧血検査をしたが、ヘモグロビン量は非妊娠者並みをキープしていたので、びっくり。うれしい。
でも、体重が2週間で1kgも増えていたので、助産師さんに注意された(苦笑)。血圧も少々上がってた。
子供のアレルギー対策で、妊娠後期の食事、特に卵や乳製品に気をつけるべきかどうか、医師に質問したが、
特に必要なしとのこと。説明の後、医師笑いながら曰く「とはいえ、婦人科の医者は、わりと大雑把だからね〜」。
「どんな食品もほどほどにね」と看護師さん。インフルエンザの予防接種も妊婦にはしていないとのこと。
インタネでは「米国では妊婦にも推奨」とあったのだが。産後の接種はOKと医師。後で看護師さんは
「母乳のこともあるし、できれば接種しないほうがいいのでは」と言っていた。
さらに後で、別の看護師さんから、「経産婦さんだから、かかりつけの小児科は決まっていると思うけど」と前置きしながら、
のい が生まれた後でできた、プレヴィジタルネット(産婦人科医から小児科医への紹介システム)について教わった。
2003年11月2、3日(日/祝)
天気予報は見事にハズレて、連休後半は雨。初日に畳上げをして正解だった。車を出してもらって、買い物など済ませた後は、
夫を仕事場へ送り出し(赤子が生まれる前にガンガンと仕事を片付けておいて貰いたいし、私の試験前は土日ずっと子守してもらっていたので)、
私と のい は家の中で遊んだ。
2003年11月1日(土) 畳上げその2/ドラえもん
秋晴れの連休初日。居間の畳上げ+古新聞敷きを決行した。朝から夫とのいと3人で張り切った。
寝室の布団を干して、空いた場所に居間の家具を移動。のい も、せっせせっせ と玩具や座布団など運んだ。
居間の畳を上げるのは、ここに住んで以来初めて。上げてみて驚いた! なんと一枚の新聞も敷かれていなかった!
底冷えがするはずだ……。夫が重いもの運び担当。
のい も 新聞紙を開いたり、敷いたばかりの畳を跳ねて押さえたり。
予定通り、お昼前に畳上げと片付けを終え、昼ごはんを食べてから、久々の美術館へ。
「The ドラえもん展」の初日で、かつ、ご近所の人たちによる「上野の森アートフェスティバル」も行われており、
好天ともあいまって、美術館とその周辺の賑わっていることといったら。
特別展示室が子供たちでいっぱいなのも、異様な感じ。
のい も一生懸命、ドラえもんの展示を見ていた。
中庭で、アートフェスティバルに参加している学生さんの店で、手作りの「タケコプター」をのい に買ってやった。
プラスチックのカチューシャに、ペイントした竹トンボをくっつけてあるだけの物なんだけど、
ドラえもん展とあいまって、大受け。作る端から“飛ぶように”売れまくっていた。
同じくアートフェスティバル参加中の知人Kさん邸へ。ご近所なのに3年ぶりの訪問。
庭の植物が見事に繁茂して、とてもいい感じだった。奥様とは9ヶ月ぶり。デカ腹を見てもらった。
妊娠中はホルモンの関係で、筋力がつくのですと。これはいいことを聞いたぞ。
タケコプターの塗料が乾かないので、私の頭につけて乾かしていたら、「似合う〜」と注目を浴びてしまった(笑)。
ちょうどK邸では喫茶をやっていて、手作りのケーキやお菓子をいただいた。美味。夫は別府の温泉水で淹れたコーヒーも。
その後は、図書館へ。のい はたくさんはしゃぎ歩いたので、夕方はさすがに疲れて、寝てしまった。
2003年10月31日(金) 家庭の事情/猿が!
ビクスの帰りに、役所関係を回って、出生後の届出書類用紙を収集。家庭の事情ってやつさね。
ややこしい説明は、のい のときに一通り経験済みなので、今回はスムーズ。
お昼過ぎ、家の周りになんと、猿!が出没したらしい。所用で車を取りに来た夫によると、
茶色の怪しい生き物が電線にぶら下がって、大家さんちの庭に侵入していったらしい。「え?猿?」と彼は目を疑ったが、
急いでいたのでそのまま車で出発したそうな。後日、大家さんに聞いたところ、この猿、屋根まで上って家の中を覗き、
ミカンを差し出しても食べず、そのまま崖を伝って逃走したそうな。
我が家は、小高い丘の上とはいえ、一応、大分市内中心部なんですけどね。
高崎山の離れ猿だったとすると、相当な距離を移動したことになる。
のい は「お父さんだけ、お猿を見れて、ズルイズルイ!」と言っていた。私も見たかったな〜。
2003年10月30日(木) 畳上げその1
寝室の畳を全て上げて、畳の下の古新聞を敷き直した。底冷え防止なるか。
のい に「○ちゃん(→胎児の仮称)のお兄さん!」と言うと、「はい!」と元気に答えるようになった。
今ちょうど彼の身長が約100センチなので、立っていると、私の出腹頂部に、顔が来る。
お腹に顔をつけて、「○ちゃん好き好き、チュ♪」ですと。
妊娠5ヶ月くらいの、性別判明前から、「うちの赤ちゃんは、女の子」と言い張っていた のいだった。
2003年10月28日(火) お下がりグルグル
湘南在住の妹から、のい→姪 と着たベビー服+色々が届いた。
あまりに大量なので、びっくり。のい が使わなかったいくつかの物品は、
姪も使わなかったらしく新品のままでまた戻ってきたので、笑ってしまった。
2003年10月26日(日) 複合機
勢いで、プリンタ+スキャナ+コピーの複合機を買ってしまった。
赤子が生まれたら、買いに出る余裕など無いしということで。
それにしても、Macintosh使用者時代には、パソコンおよび周辺機器選びには相当なこだわりがあったのに、
Windows機に替えてからは、家電並みの適当さ。
また、昔に比べたら、高機能の製品が激安になったもんだ。
製図用の平行定規を置いていたところに、とりあえず梱包のまま置いた。合格の自信はまるでないのにねえ……。
2003年10月25日(土) トレインフェスタ
JR大分駅機関庫のイベントに、のいの幼稚園も招待された。子供たちはくす玉割りをしたり、
描いた電車の絵を展示してもらったり、ミニトレインに乗ったり、もちつきをしたり。
私はどうもお腹が張るので、休憩コーナーに殆ど座って見ていた。夫がのい の相手をしてくれた。
他のお母さんたち曰く、「旦那さんがよく面倒を見てくれていいわね」「赤ちゃんが生まれても、お母さんベッタリにならないから助かるわね」
「この前、旦那さんが図書館で紙芝居を読んであげているの、見かけたわよ」……云々、
夫の評判は上々の模様であった。実際、助かりまくっているんだけど。
最後にJRの方のはからいで、寝台特急「富士」のプレートを前に幼稚園児と先生たちが全員集合して、
記念撮影させてもらった。この園も今年度末まで、そしてこの機関庫も、線路が高架化するときには無くなってしまうのだ。
なんか、快晴の青空が目にしみて、泣きそうになったよ。
機関庫の人の話によると、今後、寝台列車も減らされていくだろうとのこと。
我々夫婦にとっても、この寝台特急「富士」は、大分への引越のときに、始発の東京から乗った思い出がある。
帰りに、入庫した寝台が開放されていたので、のい と3人で入ってみた。
のいは「○ちゃんが生まれたら、みんなでこのベッドの電車に乗って、どこか行こうね〜」と言っていた。
大分に来るときは2人だったのに、今度乗るとき(があったとしたら)は、倍の4人かあ……感慨深い。
2003年10月20日(月) 3D映像とバースプラン
マタニティビクスの後で健診。待合室では、ビクス仲間やその知人とおしゃべり。
ところが、私、看護婦さんから別人と勘違いされたらしく、診察室前にかなり早く呼ばれたうえに、
「具合は大丈夫ですか? 上のお子さんは?」と、看護婦さんに矢継早に尋ねられ、???。
「今、元気良く、ビクスをしてきたところなんですけど〜?」と答えたら、びっくりされた。しかし、
そのまま診察へ。これまで必ず1時間は待たされたところ、待ち時間15分ほどで、診てもらえた。
本当に具合が悪くて病院に電話していたのは、一体どなただったの?来院していなかったのか?
大丈夫だったのか?……それが心配。3D映像(のい のときには無かった)では、
前回に引き続き、胎児の顔がくっきりと見え、感激した。
基本的に、のい の寝顔そっくりで、プラス鼻が高い感じ。可愛いな。
「バースプラン」を助産師さんに提出。これも、のい のときには無かったもの。
“前回、臍の緒と胎盤を見忘れたので、ぜひ見たい”と書いておいたが、果たして、そんな余裕あるかな?
2003年10月17日(金) 初ビクス
初めてのマタニティビクス。のいを徒歩で幼稚園に連れて行ってから、また徒歩で街へ。
ビクスでは、前半30分は休みなしに立って踊りまくり、後半30分はマットの上で腹筋や下半身の鍛錬。
妊婦でも、こんなハードなポーズをしていいんだ…俺は自分を甘やかしていた…と反省しきり。
「マタニティビクスを続けた人はお産が軽い」と言われるが、理解できたことだった。
底の固いズックで足が痛くなったので、ビクス用に靴を買おうと、帰りに、泣く子もだまるT百貨店に寄った。
すると、どういうわけかドンピシャリな靴が198円でワゴンに。一桁間違っているのでは?と店員を呼んだが、
本当に198円だった。1サイズだけ残ったので…とのこと。履いてみると、まさにピッタリだったので、迷わず買って帰った。びっくりした。
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