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電気工作

CB50レストア編1〜分解

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回購入したパーツ

スズキ モレ FA14B-118***

16820-29CV0 オイルポンプホース 
09401-09403  クリップ
09401-08401  クリップ
02112-06653  スクリュ
11482-37B10   ガスケット
  
09283-17017  オイルシール
09283-25084  オイルシール
09284-24001  オイルシール

Vベルト、ウエイトローラー7g

 

 


左:減ってしまった取り外しパーツ。
右:新品のウエイトローラー
一目瞭然のヘタリですね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ついでにギアオイルも交換。
クラッチの右下にオイル口があります。規定量は90cc。

 

 

 

 

原付スクーター購入 整備編 〜SUZUKI Super MOLLET
               スズキ スーパー・モレ(FA14B)  2011.9.30

 


整備完了してピカピカになったSUZUKIモレ(FA14B)  多分・・1998年式位??


凝りもしないでバイクネタです。
ある日、オークションで目に留まった古いスクーター。入札も安かったのでポチッと。。
売り主も遠方ではないので+2000円で自宅まで運んでくれました。

さて、乗ってみると・・・

う〜ん、意外に便利なのです。
近所の買い物、コンビニくらいは車出すより便利です。
また、このバイクはステップがあるので、足を揃えて乗る普通のスクーターより
断然乗り易いです。

「こんなに便利じゃ、みんな乗るわな」と今更ながら46歳になって
スクーターの便利さを知ったのでした。

調べるとこのバイクは、商用バイクのようで、前カゴ、荷台も大きく、
新聞配達出来る仕様になってます。デザイン的にはヤクルト配達向きですよね?
フレームの剛性も普通スクーターの3倍の強度のようでフレーム太めです。
2stでパワーは6馬力。見た目より使えそうなバイクです。

しかし使っていると・・

■ メットインがある方が便利→(オークションで荷台の中古トランクを1500円で購入)
■ 後ろタイヤがツルツル→(ナップスで新品3500円に交換)
■ 走行距離が2万キロ。→(消耗パーツが当然あります)

 

ホントは、もうドロドロな事は一切やりたくないのですが、確認も兼ねて内部を見ない事には安心出来ません。。

 

写真は洗浄後ですが、クランクケース開けたら、ドバッとオイルが漏れてきました。こんなところからオイルが溢れる訳がないので、奥のシールが全部ダメになってる筈です。
出端を挫かれましたが、気を取り直してオイルを洗浄して写真のように綺麗になりました。


自分でいうのもなんですが・・CB50で慣れたので、クランクケース外すのもインパクトドライバーの一撃ですんなり2〜3分でここまで開きました。CB50の時には、この状態にするまでに、ネジが舐めてホームセンターと家を何往復もして、全部ネジ外すのに1週間もかかったのに。。。。

注意!プーラーを外しには「周り止め工具」とスズキ用の「ロックナットレンチ」が必要です

■ここの洗浄で役に立ったのが、KUREのブレーキダスト用の「ブレーキクリン」。ロングのスプレー缶でホームセンターで398円とか500円位で安売りしてるヤツです。オイルベタベタもスプレーするだけでドンドン流れ落ちてきます。直に水洗い出来ないところでは重宝します。

 

一旦、外したパーツを家の中に持ち込んで整備です。

上の写真で、左のシャフトについていた円盤状のパーツ(プーラー)をバラして洗浄したところです。

こうして並べると綺麗ですね・・・

 



ウエイトローラーにグリスを塗っているところ。100円ショップの口紅用の筆が使えます。


この丸いパーツはウエイトローラーと言って、アクセルの開け閉めによりプーラー(UFOのような型のツルツルのパーツ)の中を遠心力で転がり、走行スピードが変る重要パーツです。モレはノーマル7gです。このウエイトの重さを軽くすると加速が良くなり、重くすると最高速が伸びる等・・言われてますがノーマルの重さを無闇に変えない方が良いみたいです。



新品のウエイトローラーとスライドピースも付けてフタをしめたところ。


さあ、今度は外に出て、先ほどの続きです。。。

が、しか〜し。

オイルシール外してみるとオイルポンプのギアが邪魔して、
このままでは一番奥のシールが外せません。

またまた..疲れるな。。。

 

気を取り直してオイルポンプを上から外します。このギア(上写真、シャフト左にチラッと見えるギア)は何とプラスティックで出来ていました。オイルポンプ本体のネジも強力に入っていないので思ったより外すの楽です。

 


全部のオイルシールが外せたところ。やった〜!

シールを外すには、細い金属棒(歯医者でカリカリやるような棒)の工具が売ってますので、それをシャフトに沿ってシールの中心にコジ入れて引張り出すと簡単に出来ました。
シール打ち込みには外したシールを逆さに当て木かわりに使い、マイナスドライバーをあててコンコン打ち込むと入っていきます。

 

ここまでくれば後は、プーラーの取り付けだけです。

 


プーラーを 付けて新品のVベルトをかけたところ。

Vベルトは右の丸いパーツ(クラッチ)の円盤をギュッと引き寄せて隙間を作らないとVベルトが下に入りません。そのまま掛けただけではプーラーのシャフトにかからず、無理に引っ掛けようとするとベルトが傷みますのでご注意を。また、プーラー取り付け時にはディスク部分にグリスが付かない様に注意!

 

フィンも付けて完成! 一番トップにあるロックピンのようなワッシャは、細いマイナスドライバで引っ掛けると簡単に取れます。

 

クランクケースのカバーを取り付け、今度は水場に持って行き洗浄です。

 

洗浄に邪魔なカウル類を外すとご覧の通り、ドロドロのジャガイモです。。

*before写真

オイルタンクからの漏れがひどいです。下に見えるキャブもどこまでパーツか解らない。
しかし、CB50で慣れたのでこの程度では怯みません。オイル漏れも想定内。


荷台を外すとオイルタンクも当然ドロドロ。。。写真でみるとオイルレベルゲージのシールも怪しい。

洗浄なんてしなくてもいいかもしれませんが、オイルタンクから漏れが凄いので、タンク本体か?ホースからか?確認の為にも一度綺麗にしないとです。

しかし、簡単な洗浄方法なんてありません。。。

ひらすら洗剤かけて食器洗いのスポンジ(車用はデカ過ぎるのでダメ)、歯ブラシでひらすら洗浄します。オイル汚れなのですぐには全部綺麗に落ちません。何回か繰り返します。

 

・・・・・・で洗浄終わり。。。

*After写真

綺麗になりました。。。

オイルタンクもピカピカ。


オイル漏れも修理完了。結局ホースだけの問題で新品ホースに替えただけで直りました。

 

最後に外したカウル類を付け、荷台、トランクを付けて完成です。
トランクも、オークションで中古1500円で落札しました、届いてみるとピカピカの極上でした。評価の悪い業者だったので、入札が上がらなかったのかな??お買い得でした。


今日は作業時間10時間というところです。
さらに腰痛悪化しそうです。。。

 


乗り心地はバッチリです。今まですり減り過ぎたウエイトローラーだったので、重りが規定値より軽くなり加速は以前の方が良かったかもしれませんが、飛び出す感じだったので直してからの方が自然で運転も楽です。消耗パーツは交換したので、あと数年は全然大丈夫でしょう


今日の作業は、バイク屋に任せると25000円位かかると思います。自分でやるとVベルト1500円、ウエイトローラー(WR)600円、オイルタンクホース750円....とパーツ代だけで4000円もしないでしょう。Vベルト、WRはネットとオークションですが、純正を買うとWRで2000円、ベルトは、モレは知りませんがアドレス125Vで純正5500円だった記憶です。 社外品の方が安いですよ。

 

 

スクーターを乗る様になって繁華街に行くのが便利になりました。町田の駅周辺は車で入ると駐車しておく場所を探すのが大変ですが、スクーターなら難なく店の前まで行けます。
ご飯食べに行くのも、ちょっと本屋とか色々な場面で活躍しそうです。
便利な乗り物です。

 

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