オンライン・レッスン No. 22


EBAKOS ON LINE LESSON NO.22 アーバン金管教本を使って(12)付点音符の吹き方



 レッスンNO.21でシンコペーションを理解したら、今度は付点音符の吹き方を勉強しましょう。日本語版アーバンでは28ページからです。

 シンコペーションの基礎原理は解っていただけましたでしょうか?

「ターン」という部分が、民族性やその言語によって少しずつ減衰の度合いが違うということも、お解りいただけましたでしょうか?

付点音符の吹き方もシンコペーションの応用になります。注意するべき事は、シンコペーションの時と同じく、正確に2等分すること(2等分したものを更に2等分することで16分音符が正確に捉えられるようになります)と音の処理を「ターン」とすることです。

 まず、これまでの練習と同じように、ブレスマークを付けましょう。

13番の練習曲ではおおむね4小節ごとにブレスをします。例外は12小節のところで、ここでは私は次の小節の最初の「ソ」の後にブレスするように指導しています。

そして、実際に吹くわけですが、私のホームレッスンでは、裏拍にメトロノームを鳴らしながら、練習して貰っています。つまり、裏の8分音符を聴きながら、その後の16分音符を、正確に吹く練習です。皆さんも、是非、やってみて下さい。ジャズプレーヤーを志す人にとっては、この練習は必須です。チキンと裏拍が取れないと、ジャズ独特のグルーヴ感は生まれません。

17番の練習曲にはTempo di Mazurkaという速度記号(表情記号)が書かれていると思います。この言葉の意味を調べて、その意味に適った表現方法を見つけましょう。

18番の練習曲は、更に細かなリズムを演奏するように要求されていますが、私はこの練習曲をTとKのシラブルで練習しています。つまり、ターンカッターンカッターンカッターンカッというようにです。Kのシラブルがはっきり発音できるように心がけて練習してみて下さい。


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