小6探究科

　　小学6年｢探究科｣の授業
　　実験、観察、ビデオ教材を使ったさまざまな授業を行っています

世の中には不思議なこと、面白いことがいっぱい。テストのための勉強ではなく、“好奇心を刺激する”ための授業を行っているのが小6「探究科」です。「数字の規則性を知ろう」「振り子の実験」「備長炭電池」「折り込みチラシで見る日本と世界」「音を考えよう」「歴史を考えよう」「史跡めぐり」など、教科横断的な授業を実践しています。一橋大学大学院名誉教授の中嶋浩一先生は、厚木ゼミナールへの寄稿の中で次のように語られています。

探究科の授業は講習時を除いて、月1回のペースで東口校の多目的教室で行われています。多くの体験を通してその不思議さを考え、「学ぶことの楽しさ」を感じてほしいですね。

「チラシで見る日本と世界」
食料自給率の低さが問題になっていますが、いったいどれだけの食材が外国から輸入されているのか。スーパーの折り込みチラシを見ながら拾ってみました。

「振り子の学習」
振動する振子の振幅が大きくても小さくても、周期すなわち1往復に要する時間は同一であるということを、実際に測って調べました。

「備長炭電池を作ろう」
炭で発電できるの？半信半疑で実験に臨んだ生徒も多かったと思います。羽が回転したときには、思わず笑顔がこぼれました。発電のメカニズムもしっかり理解しました。

「音を科学する」
音の波形をオシロスコープで見てみたり、真空状態の中で確認したりしました。真空では聞こえないのですね。最後にストロー笛を作りみんなでカエルの歌を吹きました。

「戦国時代について考えよう」
戦国時代を終わらせるためにはどうしたらよいのだろうか？戦国武将の人物とその背景を捉えながら、新しい切り口で歴史を考えました。

「空気の生み出す力を科学する」
飛行機はなぜ浮くのか。ボールが変化する理由は。身近なところにも不思議はいっぱいあります。そのことを科学的に考えました。

「史跡めぐり」
全国教育ボランティアの会主催行事に参加しました。この行事には厚ゼミの職員がボランティアで参加しています。古墳あり、古戦場あり、道灌のお墓ありで楽しかったですね。

探究科の様子「天体のお話」中嶋先生