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ひな人形展
2005/02/18作成
歳時記展示

いらっしゃいませ          「歳時記展示 ひな人形展」にようこそ          このページは資料館で現在所蔵している町内の皆様方からご寄贈いただいたひな人形の歳時記展示の様子を記録したページです        では、ごゆっくりとご覧下さい。

社会科見学などの団体見学をご希望の場合は、お手数ですが必ず事前に下記までお問合せ願います。
三芳町立歴史民俗資料館 電話 049−258−6655


リンクMenu ホームに戻る 「WWW展示室」  民家歳時記のひな飾り 雛人形の修復 ひな人形展の準備 桃の節供のひな飾り




平成17年歳時記展示「ひな人形展」の全景
 町内の皆様方からご寄贈いただいたものを中心に十数組以上のひな人形を展示中です。




展示室全景
 約60平方メートルの特別展示室の両側に、ずらりとひな人形を展示しています




ひな人形解説コーナー
 展示室のほうが先に準備完了し、少し遅れて2月15日には民家の方のひな飾りが出来上がって本格オープンです。
 「ひな人形」というという呼称は江戸時代の終わりごろから使われるようになったということです。



 五段飾り



 七段飾り



 七段飾り



這子(ほうこ)
 白絹で形を作った後に綿を入れて仕上げるぬいぐるみ形式のものと、藁束を芯にして白い紙を貼った紙製のものがあります。下の天児と同様の形代として作られました。



天児(あまがつ)
 子どもに降りかかる災厄の身代わりとなる形代(かたしろ)として平安時代頃から文献に見られます。


裃雛(かみしもびな)
岩槻、鴻巣で明治・大正期に多く作られました。


「糸雛」「ひとがた」
 「ひとがた」は人間の形代としてお祓いに使用されたり、神や精霊の代わりに用いられました。
 この「ひとがた」で身体をなでて穢れや禍をこれに移して川などに流す風習は、平安中期から行われ現在の各地に残る流しびなとして伝わっています。


 歌舞伎や能楽の主人公を題材にした舞踊人形ひな人形ではありませんが、 女の子の誕生した家に親類などから送ら れました



お道具(大正期ごろ)



三人官女(大正期ごろ)
向かって左側から「銚子持ち」「三方持ち」「杓持ち」 



ひときわ大きな大正期頃の内裏雛(展示ケース内)


ずらりと並んだ段飾り。これだけ並んでいると壮観です


御殿飾りの内裏雛(左)
ワンルームマンション?ではありません
 
古民家のひな人形(右)
 画像クリックで拡大します



集合住宅住まいのおひな様
 
 展示スペースの関係で
別々に飾るところがなかったので、5組のおひな様をまとめて飾りました。



画像クリックで拡大します ひな人形の起源
 
雛人形の起源は形代で、これに穢れや禍を移して流す、あるいは流して神送りをすることに始まるとされています。江戸時代の初期までは素朴な紙雛でしたが、江戸時代の中期から内裏雛、御所人形が飾られるようになりました。(民家展示より)
 左の写真は画像クリックで拡大します。
 



古民家を背景とした雛飾り(およそ100年程前の明治期のもの)



「ままごとあそび」の人形(大正期頃)



来館者のカウントは折り紙のおひな様で


ご覧いただきありがとうございました。                          

■参考資料 「日本民俗事典」(1972年/大塚民俗学会編纂/弘文堂刊)、「日本民具事典」(1997年/日本民具学会編/ぎょうせい刊)ほか