●庁内報 平成12年11月22日(水)

主な記事
<議題>
 ・市内一斉清掃について(坂口環境部長)
 介護保険の現状について(吉田福祉保健部長)
 青空市について(中野市民部長)

 部課長会議の概要
 ・市長庁内放送の概要


主管者会議の概要

1l月17日(金)に開催された第19回主管者会議の概要をお知らせします。

<議題>

議題として、第4回市議会定例会提出予定議案説明者の決定、一般質間対策について協議した後、次のような報告がありました。


<報告事項>

○市内一斉清掃について(坂口環境部長)
ごみの散乱防止・地域環境美化の意識の普及・高揚を図り、広く市民にキャンペーンの主旨を訴えるとともに参加の呼びかけを行い、市内3駅周辺と主要道路、公園、遊歩道等市内全域全域を市民、事業者、団体などで、11月26日(日)午前9時から11時までの予定で一斉清掃を実施します。

○介護保険の現状について(吉田福祉保健部長)
@要介護認定者数(10月末日現在)

  要支援 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 合計
第1号 348 690 601 413 391 370 2813
第2号 2 19 15 12 12 12 72
合 計 350 709 616 403 382 382 2885


A第1号被保険者数(平成12年9月末) 22,320名
G10月末までの相談苦情などの状況
 *要介護認定に対する問い含わせ・不服など                  20件
 *サービスの質・量およびケアプランに関する相談苦情            69件
 *保険料に閲する相談苦情                            353件
 *利用者負担に関する相談苦情                          20件
 *契約不履行等に関する相談苦情                         1件                   *介護保険制度一般に対する質問・相談・苦情                1
16件

                計                             579件

○青空市について(中野市民部長)
11月12日(日)に行われた青空市には、寒空にもかかわらず、推定1万2000人の参加者がありました。

《部課長会議の概要
主管者会議の後行われた部課長会議では、土屋市長より以下のような趣旨の発言がありました。
土屋市長:来年の1月から中央省庁の再編が行われるが、十分把握しておくようにしてもらいたい。市民から聞かれたときに分からないということのないようにしてもらいたい。また、中央省庁の再編は、今すぐに効果は見えないが先に行ってじわじわ効いてくると思います。 次に、会計事務検査が行われ、ABCの3ランクに分け評価されているが、この次の段階でCにランクされたところは、市長に理由を説明してもらうことにしたい。少なくともA’以上の評価に全体がおさまってもらいたいと思う。3点目として、IT革命ということがいわれています。私もメールを見ています。国の補正予算の中に関連の予算が500億ほどあるあるようなので、よく調査して、もらえるものはもらえるようにしてもらいたい。4点目は調整計画についてですか、いよいよまとめの段階になってきました。12月26日に議会に案として出しますので、それまでにもう一回精査して頭出しをしておく必要のあるものがないか点検してもらいたい。5点目として、情報公聞についてですが、情報公開条例と個人情報保護条例をセットで提出したいと考えています。委託業者などへの罰則規程を盛り込むため、詰めの作業を行っているところですが、早ければ12月の本会議で提出したいと考えています。最後に、吉祥寺の再活性化についてですが、 重要な問題として取り組んで行きたいと考えています。具体的なものとして、昭和62年に出来た駅前広場が相対的に暗いので、予備費を使い5千万円ほどかけて50ルックスから200ルックスぐらいに明るくしたいと考えています。ただし、これは近鉄百貨店が撤退するから行うのではなく、この事業を決定してから近鉄百貨店が撤退することになったわけです。みなさんも、吉祥寺の再活性化についてアイデアがありましたら提案してもらいたいと思います。


庁内放送および部課長会議の概要

本日の庁内放送および部謀長会議で土屋正忠市長より次の趣旨の訓示がありました。

土屋市長:本日、職員労働組合の指示により30分のストライキが行われました。まことに残念であり ます。違法行為ということだけではなくて、いま世の中の雇用をめぐる問題、賃金をめぐる問題、さ まざまな大きな流れを考えるとなぜこの程皮のことでストライキをやらねばならないのか。公務員の 非常識だ。身分を保証されて市役所の中でぬくぬくとしている。その公務員の感覚が国民から見れば、 非常識ではないのか。そのことを組合の指導者も、ストライキに参加した一人ひとりの職員もきちっ とわきまえて、しっかりと今おかれた状況を認識する必要がある。

東京都では本俸の4%カットや部課長の管理職手当の削減を行い、類似の市では昇給停止等も行わ れています。民間ではもっと厳しく、リストラに次ぐリストラにより40代で職を失うという現象も 多々あるわけです。市長としてはこのような社会の状況を念頭におきながら、また、一方では職員の 生活を支える生活給であることも念頭に置きながら、三多摩の中では最高の待通を保障してきたと考 えています。われわれの給与の原資である税金は、市民の汗水流した労働のなかから生まれてくるも のであり、その成果の活用ですから、国民の支持を得ない労働条件は、ありえない。私は地方自治法、 地方公務員法にのっとって、これからも職員労働組含とは誠意を持って交渉するけれども、認識の隔 たりが大きく、国民の潮流に背を向ける職員労働組合であるならば、残念ながらまとまるものもまと まらない。職員も一人ひとり地域に帰ったら、周辺の国民がどのような状況に置かれているかという ことを認識して、そのうえでしっかりと自覚を持った行動をとってもらいたいと思います。

とりわけ今日は、市議会定例会の初日であります。議会制民主主義こそ今日の日本の根幹でありま す。議会の本会議こそ全職員が緊張して市民代表の言動に固唾を飲んで見守るというのが職員の態度 であります。それをスケジユール闘争のごとき、このような事態は、まことに残念であります。 今日ストライキに参加した職員には、12月期の勤勉手当をカットするなどしかるべき措置をとりた い。賃金カットについてもよく検討したいと考えています。ルールにのっとり、誠意を持って交渉す るところは交渉する。その中で妥協点を見つけていく、これが労使のあり方であります。今国におい ても、地方自治体においても問われているのは、一人ひとりの自覚や責任ある行動であります。管理 職もしっかり職員を指導してもらいたい。

21世紀にきちっとした責任を持った誇り高い国を作っていけるかということは、遠い所の話ではな くこの武蔵野市、武蔵野市役所の話なのであります。さまざまな間題を抱えていますが、いつまでも 前世紀的なやり方に留まっていないで、もっと前へ前へと進まなければなりません。誇り高き武蔵野 市の職員として、これからも白党ある行動をとることを期待します。




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