●庁内報 平成17年4月21日(木)

主な記事

主管者会議の概要
4月18日(月)に開催された第8回主管者会議の概要をお知らせします。
・ 各部の年度課題等の説明について(檜山企画政策室長)
・武蔵野市歴史資料館(仮称)検討有識者会議からの提言について (檜山企画政策室長)
・農水省跡地利用施設建設基本計画策定委員会最終報告について(檜山企画政策室長)
・武蔵野市ホームページリニューアルについて(檜山企画政策室長)
・平成16年度「市長への手紙」受理件数について(檜山企画政策室長)
・目標管理制度について (富田総務部長)
・平成17年度武蔵野市水防訓練について(三宅防災安全監)

・平成17年度武蔵野市国際交流及び国内都市交流ワーキングスタッフについて(五十嵐交流事業担当部長)
・武蔵野市福祉総合計画策定委員会の設置について(長澤福祉保健部長)
・地域福祉に関するアンケート調査について(長澤福祉保健部長)
・「第二次子どもプラン武蔵野」について(小森子ども家庭部長)
・平成17年度セカンドスクールの実施予定について(南條教育部長)
・第10回東京国際スリーデーマーチ(南條教育部長)
・市民向け通知書等の送付状況に関する調べについて(檜山企画政策室長)
・親と子のTVスクールの生中継放映(南條教育部長)
・大野田小学校内覧会について(南條教育部長)
・路上禁煙地区(吉祥寺駅周辺)指定一周年記念キャンペーンについて(会田環境生活部長)
・(市長から)



<報告事項>
○各部の年度課題等の説明について(檜山企画政策室長)
社会状況の変化に伴う住民の市政に対する多様なニーズを捉え、迅速かつ効率的に対応し政策立案するためには、各部の政策マネジメント機能と企画調整機能の強化が求められるとともに、行政マネジメントシステムにおいて、事前に課題や目標を明示した上での事業執行が求められています。
そこで、これらの趣旨をより一層推進するため、各部長が部門の重要な主要事業(指定主要事業に限らず)から年度課題を選択し、選択理由・達成方法について理事者に説明することとします。今年度の理事者説明は、5月2日(月)の主管者会議の席上で行っていただきます。また、進行状況は、例月の業務報告によりお願いします。

○武蔵野市歴史資料館(仮称)検討有識者会議からの提言について (檜山企画政策室長)
有識者会議で、今まで検討した歴史資料館のあるべき姿と活動内容について提言が出されました。
資料の散逸防止と保存・資料の活用と情報提供、歴史や文化を中心とする市民の生涯学習の場という基本的役割のほか、本市歴史資料館独自の新しい役割として、全国に向けた武蔵野市の情報発信と歴史に限らず広く学べる市民の学習の場としての役割を掲げています。
有識者の意見として、費用に見合う来館者確保が必要との観点から、「企画展示を工夫する必要がある」ことや、誰にも興味が持て、意外性のあるテーマを扱った企画展示の具体例などが示されています。

○農水省跡地利用施設建設基本計画策定委員会最終報告について(檜山企画政策室長)
 これまでにない新しい施設の型をめざす本施設は、「活動が行われる場所」としてのプレイス(「場」)というコンセプトを基本理念に掲げ、施設の名称を「武蔵野プレイス(仮称)」とします。
 施設機能の特徴として、館全体に図書館機能を展開すること、館内をゆっくり歩きながら情報を得ていくブラウジングという新しい施設利用スタイルを導入することなどがあります。
 本施設は、「図書館機能」をもつ施設(ライブラリー)、「会議・研究・発表」のための施設(フォーラム) 、「創作・練習・鑑賞」のための施設(スタジオ)、「交流」のための施設(市民プラザ)の4つの機能を有し、これらの機能のバックボーンとして「図書館機能」が位置づけられています。
 建築計画では、低層化による公園との一体化、平面的・階層的に連続性を保つことにより交流を生み出す装置となるような構成、ある程度の機能の組み換えを可能とするようなフレキシビリティを備えることなどが考えられています。延べ床面積は9600平方メートル(駐車場別)です。また、今後の設計段階での変更の可能性を前提として平面イメージ図も掲げられています。
 施設の管理運営は指定管理者制度を活用し、(財)武蔵野スポーツ振興事業団を改組し、生涯学習とスポーツ事業を一括して管理運営できる組織としたうえで管理運営を委任することが最適だとしています。
 今後、基本設計・実施設計を経た後、平成20年6月までに建設工事を行う予定を立てています。

○武蔵野市ホームページリニューアルについて(檜山企画政策室長)
来年1月を目標に市のホームページのリニューアルを予定しています。リニューアルのポイントは、市政情報の見出しを「見やすく、探しやすく、分かりやすい」ものに改め、各課で毎日更新できる、効率のよいページの作成・管理のためコンテンツ管理システムを導入するなどです。
平成17年2月からワーキングチームを立ち上げています。メンバーは、永田誠司(情報管理課主査=チームリーダー)、横山充(企画調整課主任)、吉清雅英(広報課主任)、中田有紀(総務課主任)、萩原朋也(資産税課主事)、中村元彦(戸籍住民課主任)、河戸直也(ごみ総合対策課主任)、渡邉克利(介護保険課主事)、茂木孝雄(児童青少年課主任)、関口道美(下水道課主任)、廣見文孝(水道部総務課主任)、大杉洋(教育企画課係長)、劔持宏幸(議会事務局主事) の13人です。今後各課の意見集約などを行いますので、庁内におけるご協力をお願いします。

○平成16年度「市長への手紙」受理件数について(檜山企画政策室長)
 昨年度の市長への手紙は635件、このうち意見・要望が451件(71.0%)、苦情が132件(20.8%)ありました。その他を除く5位までの上位項目は、年金問題30件を含む「社会福祉」123件、自転車対策24件を含む交通問題65件、路上喫煙34件を含む「環境問題」59件、ごみ収集21件・ごみ有料化18件を含む「清掃」57件となっており、16年度に話題になったものなどが多い傾向にあります。

○目標管理制度について (富田総務部長)
 本市の目標管理制度は、平成14年度の一部施行後、2年間の全部課での試行を経て、必要なデータ、ノウハウなどの蓄積ができ、制度の意義についての職員の理解も得られ、試行を引き続き継続する合理性が見当たらない一方、成績率への反映は現時点では時期尚早であること、今後の国の公務員制度改革の行方などを見極める必要があることなどを勘案し、現時点での全部署での試行を一時中断します。
 事務レベルでは、実効性のある制度とするため、引き続き制度の調査・研究・メンテナンスを行いながら、しかるべき時期に本格実施を検討する際に備えます。
(市長から)
 ひとまず実証実験は終わったが、必ず、遠くない将来目標管理制度を成績率に反映させる仕組みを実施することになるだろう。制度の点検・研究を怠らずに継続してほしい。

○平成17年度武蔵野市水防訓練について(三宅防災安全監)
 5月9日(月)午前9時から11時20分ごろまで、市立むさしの市民公園で水防訓練を実施します。本部員は、午前8時45分に集合の後、規律訓練を行います。参加団体は、市、武蔵野消防署、武蔵野市消防団、武蔵野建設業協会、自主防災組織、武蔵野市民防災協会推進員、武蔵野市商店会連合会です。
 訓練内容は、第3情報収集連絡態勢運営、第1次応急対策本部開設・運営、越水防止訓練、市職員による積土のう訓練、浸水地からの救助救出訓練などです。職員の積土のう訓練の事前説明会を4月25日(月)に行います。

○平成17年度武蔵野市国際交流及び国内都市交流ワーキングスタッフについて(五十嵐交流事業担当部長)
今年度新たに、片山稔子(管財課主事)、富井留美(緑化環境センター 担当係長)、大内真子(指導課主事)、平塚香(議会事務局主任)の4名の職員が任命され、牛込美希(人事課主事)、澤田和弥(市民税課主事)、村瀬健大(資産税課主事)、並木英樹(保険年金課主事)、齋藤千帆(戸籍住民課主事)、長坂征(生活福祉課主事)、今井佐代子(高齢者福祉課主事)、結城太香子(介護保険課主事)、手塚太郎(子ども家庭課主事)、入江真弓(まちづくり推進課主事)、栗林剛(緑化環境センター主任)とともに活動します。
なお、韓国との交流の推進及び一層の発展を図るため、通訳補助等業務で、綿貫修(ごみ総合対策課主任)、澤田倉吉(交通対策課係長)、倉島公明(武蔵野市福祉公社係長 派遣)、伏谷寿洋(国際環境自治体協議会主任 派遣)、向田恒彦(交流事業課主任)、天野裕明(生涯学習スポーツ課主任)の韓国派遣研修修了職員の知識・経験を活用します。なお、派遣職員の活動は勤務時間外のみです。

○武蔵野市福祉総合計画策定委員会の設置について(長澤福祉保健部長)
福祉保健部の今年度の主要事業として、地域福祉計画、高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画、障害者計画を一体的・総合的にまとめる福祉総合計画を策定します。
  設置期間は、平成17年4月12日から平成18年3月31日まで、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画部会、障害者計画部会の各部会長が上位計画である地域福祉計画部会の委員を兼務し、総合計画としての調整を図ります。
策定委員(◎部会長、○副部会長 敬称略)
地域福祉計画部会:◎市川一宏(ルーテル学院大学)、○中島修(東京国際大学)、中野節子(民生児童委員
会)、水村七五三彦(市民社協)、皆川栄司(公募)、八木正博(市医師会)、安達高之(都社会福祉総合学院)、丸山一郎(埼玉県立大学)
高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画部会:◎安達高之(前掲)、○丸山桂(成蹊大学)、天野久美子(小金井あんず苑)、海老原勇次(シルバー人材センター)、大渕修一(都老人総合研究所)、小田弘子(地域福祉活動推進協議会)、川ア泰右(市歯科医師会)、鈴木省悟(市医師会)、並木嘉一(老人クラブ連合会)、廣畑和子(公募)、村野倶子(市薬剤師会)
障害者計画部会:◎丸山一郎(前掲)、○原田和幸(田園調布学園大学)、秋田千惠子(山彦の会)、榎本和代(身体障害者協会)、立山尚(翼の会)、月村巳佐夫(千川福祉会)、花井克仁(公募)、武藤政幸(地域生活支援センターびーと)、吉岡諒子(地域福祉活動推進協議会)

○地域福祉に関するアンケート調査について(長澤福祉保健部長)
 地域福祉計画と高齢者保健福祉・介護保険事業・障害者の福祉三計画を策定するにあたり、市民の地域への意識・意向および福祉に関する意識などを把握するためのアンケート調査を行いました。
 15歳以上の市内在住者2000人を無作為抽出し、834件の有効回答数(回収率41.7%)がありました。
主な調査結果を紹介しますと、地域での暮らしでは、「ずっと住みつづけたい」が8割を超え、地域社会で安心して暮らすために重要なのは「防犯・防災体制」と「医療サービス」となっています。地域活動への参加状況について、4割弱が地域活動に「参加している(したことがある)」と答え、参加していない理由の多くは、きっかけや時間的余裕がないことをあげています。ボランティア活動には、4割弱が「活動経験あり」で、今後の参加意向は6割を超えています。福祉・保健に関する情報については、健康づくりに関する情報について6割以上が「必要としている」、すべての分野について6割以上が「情報が十分に入手できていない」と答えています。今後重点を置くべき福祉・保健施策の上位は高齢者福祉に関する施策となっています。

○「第二次子どもプラン武蔵野」について(小森子ども家庭部長)
 これまで、平成12年12月策定の第一次「子育てプラン武蔵野」に基づき、総合的に子ども施策を推進してきましたが、このたび、第四期基本構想・長期計画の分野別アクションプランとして、また、次世代育成支援対策推進法に基づく市町村行動計画と一体的に「第二次子どもプラン武蔵野」を策定しました。本計画は、「素案」を平成17年2月に公開し、寄せられた市民意見を参考に修正を加えて作ったものです。
 計画期間は、平成17年度から21年度までの5年間で、受益と負担のバランスの適正化、既存資産の活用などを図りながら推進していきます。
 計画内容は、「子ども自身のニーズを重視する」「家族の絆を深める」「社会全体で子育てを支援する」「体験を重視する」の4つの基本的な考え方のもとに、8つの基本目標、35の施策、123の事業を体系的に掲げています。

○平成17年度セカンドスクールの実施予定について(南條教育部長)
 5〜6月、9〜10月に小学5年生が6泊から9泊、中学1年生が4泊で実施します。各校の泊数は昨年度と変わりありません。2泊3日で行う小学4年生のプレセカンドスクールは、今年度から全校で実施します。

○第10回東京国際スリーデーマーチ(南條教育部長)
 5月3日〜5日の3日間、第10回記念大会、新潟県中越地震・スマトラ沖地震復興祈念大会として、都立武蔵野中央公園で行います。3日(祝)は、この日限定の第10回記念特別コースとして「独歩、太宰文学散歩10キロコース」を設定します。4日(休)は記念式典を行い、10回連続完歩者の表彰、三小吹奏楽団の演奏、長岡市小国町や日本在住のインドネシアの子どもたちによる合唱などが予定されています。また、復興チャリティーとして大会参加費の一部が寄付にあてられます。

○市民向け通知書等の送付状況に関する調べについて(檜山企画政策室長)
 通知書など何らかの形で市民あてに出される文書は697件に及びました。内容に問題のあるものは、各担当の部長・課長自ら把握して改善が進められていると思いますが、今後も説明責任を果たす観点から常時点検をお願いします。
*このあと、各部長の責任において問題点の点検と修正箇所の把握を行うように、市長から重ねて指示がありました。

○親と子のTVスクールの生中継放映(南條教育部長)
 4月23日(土)午前9時30分から午後1時まで、第二小学校を会場にしてNHK教育テレビ「親と子のTVスクール」の番組生中継やステージイベントなどが行われます。放映時間は午前10時から10時45分までです。関係者・保護者以外でも、受付で手続きをすませれば入場できます。

○大野田小学校内覧会について(南條教育部長)
 4月8日(金)のパブリックアート除幕式、関係者の内覧会に引き続き、9日(土)・10日(日)の2日間、一般の方向けの内覧会を実施しました。保護者や子どもたちをはじめ地域の関心が高く、期間中に
2200名の方が来場しました。

○路上禁煙地区(吉祥寺駅周辺)指定一周年記念キャンペーンについて(会田環境生活部長)
 4月17日(日)午後1時〜3時に「ようこそ美しいまち吉祥寺委員会」との共催で、一周年記念キャンペーンが行われました。北口ロータリー内で関係者160名が出席するなかで記念式典を行った後、駅周辺でポケットティッシュ5000組を配布して、啓発活動を行いました。引き続き18日(月)〜22日(金)の午後5時30分から〜7時に駅頭で、マナー向上の呼びかけや清掃活動を行います。
 なお、7月9日(土)には路上禁煙地区をJR3駅に拡大してキャンペーンを行うほか、7月30日・31日にはオール東京のキャンペーンを予定しています。

(市長から)
 4月20日(水)から23日(土)まで、韓国ソウル特別市江東区を訪問します。職員の相互派遣研修や市民交流を行っている江東区、忠清北道忠州市とも新しい首長が就任して1年以上経過したので、なるべく早く訪問したかった。このうち江東区庁長(首長)から、昨今の日韓情勢の中、「自治体同士の交流と国レベルの外交は異なる。ぜひ来てほしい」という言葉をいただき、正式に招へいがあったので行ってきます。






 




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