●庁内報 平成16年10月20日(水)

主な記事

◎主管者会議の概要(10月18日)
10月18日(月)に開催された第20回主管者会議の概要をお知らせします。
・「介護保険制度と支援費制度に関する武蔵野市の提案」について(長澤福祉保健部長)
・「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正について(小森子ども家庭部長)
・第15回武蔵野市民大運動会実施結果について(南條教育部長)
・第1回武蔵野市こども読書感想作品募集について(南條教育部長)
・水道通水50周年記念式典について(高嶋水道部長)
・武蔵野市安全・安心まちづくり講演会について(三宅防災安全監)
・第1次応急対策本部の設置について(三宅防災安全監)
・地震・初動地域訓練について(三宅防災安全監)
・江東区への市民団派遣ツアーについて(五十嵐交流事業担当部長)
・利賀村市民交流ツアーについて(五十嵐交流事業担当部長)
・(川邊辺教育長の退任について)

<報告事項>
○「介護保険制度と支援費制度に関する武蔵野市の提案」について(長澤福祉保健部長)
「介護保険制度と支援費制度を統合して、20歳まで被保険者範囲を拡大することに反対します−武蔵
野市の提案」を全国3,052市区町村長および社会保障審議会介護保険部会委員に郵送しました。
介護保険制度が施行され5年目の現在、制度の見直し作業が進められ来年の通常国会で法律改正が予
定されていますが、厚生労働省が推し進める被保険者・受給者の範囲の40歳以上からの引き下げ、障害者支援費制度との統合は、保険者としてさまざまな問題があると考え、今回の提案を送付しました。
提案の中で、何が問題か、具体的に5つに整理しています。また、10月12日(火)に行われた介護保険
サミット東京会議において、市長は厚生労働省の担当者に対し、「提案」で掲げた問題点を意見として述べました。

○「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正について(小森子ども家庭部長)
平成16年6月1日施行(一部7月1日など)により、東京都青少年の健全な育成に関する条例が改正されました。部課長をはじめとする職員にきちんと周知していただくために報告します。
主な改正内容は、深夜外出の制限、不健全図書類の規制、深夜立入制限の対象施設の追加など8項目にわたります。
8項目それぞれに罰則が規定されていますが、マスコミでも取り上げられた深夜の外出制限は、正当な理由なく午後11時から午前4時まで、16歳未満の青少年を連れ出し・同伴し・とどめることを禁止しています(同条例では、通常は18歳未満の者を『青少年』として定義しています)。
深夜立入制限施設として、今回新たに、カラオケボックス、ボーリング場などが追加されました。
また、不健全図書類の取り扱いに関する違法行為を監視するため、協力員を定めています。本市では、青少協地区委員を中心とする19名の協力員が、不健全図書などを扱うコンビニなど149店舗を対象にパトロールしています。

○第15回武蔵野市民大運動会実施結果について(南條教育部長)
 10月11日(祝・月)当日は、一時雨に降られましたが、すべてのプログラムを行うことができました。延べ9,602名の参加者があり、大きなけが人もなく無事終了しました。地区優勝は本宿小地区、準優勝は一小地区、三位は二小地区でした。応援賞は、大賞を2年連続で大野田小地区が受賞しました。
140名以上の職員に手伝っていただき、ありがとうございました。

○第1回武蔵野市こども読書感想作品募集について(南條教育部長)
 市内在住・在学の小中学生の読書感想作品を感想文だけでなく、詩、作者・登場人物への手紙、絵など自由な形式で募集します。募集期間は、11月1日から来年1月15日までで、私立を含む市内小中学校に児童・生徒への周知について協力をお願いする予定です。

○水道通水50周年記念式典について(高嶋水道部長)
 10月15日(金)スイングホールで記念式典を執り行い、職員OB、水道業者など関係者多数が出席しました。この式典により、記念グッズの販売を除き、一連の記念事業を終了しました。ご協力いただいた方々にはお礼を申し上げます。

○武蔵野市安全・安心まちづくり講演会について(三宅防災安全監)
 10月8日(金)武蔵野公会堂で竹花豊東京都副知事を講師に迎え、「地域の安全は自らの手で」をテーマに講演をしていただきました。ホールは400人の出席者で満杯でした。

○第1次応急対策本部の設置について(三宅防災安全監)
 10月9日(土)台風22号の接近にともなう災害発生に備え、永並助役以下111名の職員体制で、第1次応急対策本部を設置しました。幸い市内での被害はなく、台風が東方にそれた午後7時過ぎに本部を解散しました。当日、業務に携わった方々はおつかれさまでした。

○地震・初動地域訓練について(三宅防災安全監)
 大地震発生時に身近な避難所となる各学校で、実践的な初動地域訓練を市立小中学校および市内都立高校2校で実施しました。当日参加者は、市民・職員合わせて624人で、両助役および収入役が各会場を巡回しました。また、三小と境南小では提示された課題を参加者が解決していく図上訓練を初めて実施しました。

○江東区への市民団派遣ツアーについて(五十嵐交流事業担当部長)
 10月14日(木)から17日(日)まで、塩沢都市整備部長を団長とするソウル特別市江東区への初めての市民団派遣を実施し、全員無事帰国しました。日程のうち2泊はホームステイを受け入れていただいたほか、食文化交流を進めるなど、丁重な対応をしていただきました。
 
○利賀村市民交流ツアーについて(五十嵐交流事業担当部長)
 10月22日(金)に姉妹都市・富山県利賀村の閉村式が予定されていますが、山梨収入役を団長とする市民交流ツアーの一行30名が参加します。閉村式には、市民交流ツアーとは別行動で、市長・議長・教育長をはじめとする本市の関係者が出席します。
 利賀村は、11月1日付けで近隣7町村と合併し、「南砺(なんと)市」となります。

(川邊辺教育長の退任について)
主管者会議の最後に、10月31日限りで任期を満了し退任される川邊教育長に対し、市長から2期8年
間にわたる労をねぎらう言葉がありました。
このあと、川邊辺教育長から、昭和61年から4年間の指導室長時代(参事の期間を含む)と平成8年から教育長としての8年間をあわせて12年に及ぶ武蔵野市の教育行政についての思い出が語られ、最後に「現在『身体・言語・自然』という骨太の方針を掲げる武蔵野市の教育は、まさしく本道を歩んでおり、多くの方々の協力を得て、これからも教育の本道を歩んでいただきたい。長い間、ありがとうございました」旨のあいさつがありました。
 後任の教育長は、11月1日(月)開催の教育委員会臨時会で選任される予定です。
 *おことわり 川邊教育長の「邊」は、正しくはしんにょう部分の点が1つになります。




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