●庁内報 平成16年9月24日(金)

主な記事

◎主管者会議の概要(9月21日)
9月21日(火)に開催された第18回主管者会議の概要をお知らせします。
・自転車の利用状況に関する調査結果報告について(檜山企画政策室長)
・「武蔵野打ち水大作戦」実施報告について(会田環境生活部長)
・インターネット、電子メールなどの利用に関する調査結果について(南條教育部長)
・中近東文化センターとの相互協力について (南條教育部長)
・武蔵野地域五大学共同講演会について(南條教育部長)
・第15回武蔵野市民大運動会について(南條教育部長)
・白川義員展の開催について(檜山企画政策室長)
・ 総合防災訓練について(三宅防災安全監)
・救急業務協力者表彰について(富田総務部長)
・韓国忠州市研修生の研修について(五十嵐交流事業担当部長)
◎第2回武蔵野市第四期基本構想・長期計画策定庁内推進本部会議

<報告事項>
○自転車の利用状況に関する調査結果報告について(檜山企画政策室長)
今年度に策定を予定している「自転車など駐輪対策に関する総合計画」の基礎資料とするため、去る7月に16歳以上の市内在住者500人を無作為抽出し、自転車の利用状況に関する調査を行いました。
行き先の駐輪場所として路上駐輪が24.1%あり、主な理由は「便利な場所に駐輪場がない」「駐輪場満車」でした。レンタサイクルは、「利用したい」の51.8%に対し、「利用したくない」は45.8%でした。放置自転車について90.2%が「やめてほしい」と感じ、対策としては、「駐輪場を増やす」が64.7%で最も多く、次いで「撤去」が55.3%でした。
年代別の自転車の利用率は、30〜40歳代で80.3%と最も高く(全体で70.3%)、放置自転車について
10〜20歳代で「気にしない」が多く、放置禁止区域の認知度も低いという結果になりました。

○「武蔵野打ち水大作戦」実施報告について(会田環境生活部長)
8月18日(水)〜25日(水)に「武蔵野打ち水大作戦」を実施しました。実施場所は、本庁舎、市立公園を含む外局施設、学校、保育園などあわせて39カ所にのぼり、使用した水は、プールの水、浴槽・掃除・洗濯の残り水などでした。官公署・関係団体では武蔵野消防署、子ども協会から実施報告がありました。期間中の参加者は、延べ763人、打ち水の水量は14万2000リットルでした。

○インターネット、電子メールなどの利用に関する調査結果について(南條教育部長)
佐世保市の同級生児童殺害事件を踏まえ、武蔵野市立小・中学校の小学3年生以上の全児童・生徒5,065名を対象に、インターネット・電子メールなどの利用実態と意識や行動に関する調査をしました。
自分で使えるパソコンは、小3で50.3%、中2で79.4%、携帯電話は、小3で26.5%、中3で50.9%が「ある」と答え、どの学年も女子の携帯電話の所持率が男子を大きく上回っていました。また、携帯電話を含めたメールの利用率は、中1以上の女子が80%を超えていることから、女子の携帯電話によるメールの利用が顕著に高いことがうかがえます。
メールの内容が原因のトラブルは、中2以上で10%近くが「ある」と答え、男子より女子の割合が高くなっています。インターネットの掲示板の書き込みで「いやな思い」をした割合は、中2女子が最も多く10.1%、書き込みによるトラブルが「ある」と答えた割合が最も多いのも中2女子で、4.9%でした。

○中近東文化センターとの相互協力について (南條教育部長)
 本市、三鷹市、(財)中近東文化センター3者の協定に基づき、展示の一般公開を10月1日(金)から再開します。開館日は、水、金、土の週3日です。一般公開の再開と同時に企画展示「ペルシャの陶器」を開始します。これに先立ち9月30日(木)午後3時〜5時に内覧会を行います。
協定により2市は各々300万円を負担する一方、一般入場料800円のところ両市民は100円で入場できます。本市は、負担金のほか寄付講座で200万円支出し、文化事業団が300万円の支援を行います。

○武蔵野地域五大学共同講演会について(南條教育部長)
 「共生の世紀 −知の探求と創造−」を統一テーマとして、「2004武蔵野地域五大学共同講演会」が
10月から11月にかけて行われます。10月7日(木)午後6時30分から武蔵野公会堂で「ルネッサンスと現代 −日本人の視点から−」と題して西本晃二政策研究大学院大学副学長の基調講演が行われます。多くの職員の出席をお願いします。

○第15回武蔵野市民大運動会について(南條教育部長)
 10月11日(祝・月)体育の日に第15回市民大運動会を開催します。今回は、8年ぶりに綱引きを復活します。60歳未満の体力に自信のある方が出場することになっています。大会役員の方々には当日の運営をよろしくお願いいたします。

○白川義員展の開催について(檜山企画政策室長)
 9月18日(土)から10月26日(火)まで市立吉祥寺美術館で写真家白川義員氏の作品を展示した「白川義員展 −前人未到の軌跡−」を開催しています。

○総合防災訓練について(三宅防災安全監)
 8月29日(日)に雨天の中で実施した総合防災訓練は、一般市民350名、機関(警察・消防・災害時支援ボランティアなど)600名の合計約950名の参加者によりお昼過ぎまで行いました。事故もなく無事終了することができました。

○救急業務協力者表彰について(富田総務部長)
 9月8日(水)、武蔵野消防署において、武蔵野市役所が救急業務協力者として、東京消防庁救急部長から感謝状を贈られました。職員研修の一環として、平成13年度から3カ年計画で、全職員を対象とした上級救命技能講習会を実施し、平成15年度までに1064名の職員が終了したことによるものです。
 
○韓国忠州市研修生の研修について(五十嵐交流事業担当部長)
 韓国忠州市からの派遣研修生として、半年間本市の業務に携わってきた安忠煥さんの研修期間が9月
30日で終了します。10月以降は、引き続き半年間、神奈川県湯河原町で研修される予定です。安さんの研修に協力をいただいた部署にはお礼を申し上げます。

●第2回武蔵野市第四期基本構想・長期計画策定庁内推進本部会議
主管者会議に引き続き、第2回武蔵野市第四期基本構想・長期計画策定庁内推進本部会議が開催されました。

(檜山企画政策室長)
 9月13日(月)、東原委員長をはじめ武蔵野市第四期基本構想・長期計画策定委員会から市長に、武蔵野市第四期基本構想・武蔵野市第四期長期計画(案)が答申されました。
 策定の最終段階で、策定委員会と市長との間で綿密な意見交換がされているので、答申内容がそのまま市長案となっています。
 本年6月に出された計画(案)を基に行われた全員協議会における討議、市民ヒアリングにおける討議を参考にして、最終の長期計画(案)が策定されました。冊子のP.27以降が長期計画部分で、「まちづくりの現状と課題、新たな視点」「施策の体系」「財政計画」の3章立てで構成しています。また、P.80以降に施策体系図、P.92以降に施策・事業一覧表を掲載しています。
 P.3からP.26までが基本構想部分で、長期計画のエッセンスを基本構想として文章化したものです。前文と「第四期基本構想・長期計画の前提」「まちづくりの目標と圏域ごとのまちづくり」「施策の大
綱」の3章立ての構成となっています。前文は、本部長である市長と策定委員会委員長が共同で文章を整えたものです。

(市長)
 前文・基本構想・長期計画とも、現在、小泉内閣で進められている三位一体改革のことを念頭に入れて、最終段階で手を加えてある。
 1990年ごろ策定に着手した第三期基本構想・長期計画では、「平和」「自由」「豊かさ」の3つをキーワードに掲げてきたが、この基本概念は揺るぎない今日的価値がある。そのうえで、10数年の歳月の流れによる新しい状況も踏まえ、第四期基本構想・長期計画では、次の3つの目標を掲げたい。

 1 都市の窓を開こう
 市町村合併や地方交付税削減問題を含め、地方自治体がおかれている状況を考えると、一見繁栄している都市といえども単立してはやっていけない。生産の場所である地方や世界との様々な連携が必要である。

 2 新しい家族を育てよう
 血族や親族など従来の家族を中心に、コミュニティの発展形態としての人とのつながりをもっとはっきりさせ、さらに多重・多層な新しい家族をつくる必要がある。

 3 持続可能な社会をつくろう
 20世紀の100年間で世界の人口は4倍になった。このまま膨張・拡大していくことは不可能である。良好な環境を保持し、持続可能な社会をつくるためにも、足元から行動を起こす必要がある。

 第四期基本構想・長期計画(案)を本日(9月21日)議会に送付し、27日(月)に上程される予定だ。その後基本構想審査特別委員会に付託される。11月5、8、9日に予定されている委員会では、所管事項について的確に対応できるようにしてほしい。

 




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