●庁内報 平成16年7月22日(木)

主な記事

◎主管者会議の概要(7月20日)
7月20日(火)に開催された第14回主管者会議の概要をお知らせします。

・平成15年度一般会計・特別会計決算の概要について(山梨収入役)
・平成15年度水道事業会計決算の概要について(高嶋水道部長)
・平成16年度執行参議院議員選挙結果について(寺門選挙管理委員会事務局長)
・「武蔵野打ち水大作戦」の実施について(会田環境生活部長)
・国内外の姉妹・友好都市の状況について(五十嵐交流事業担当部長)
・武蔵野市公立保育園改革の推進について(小森子ども家庭部長)
・建築物の避難路などの消防署との合同査察について(塩沢都市整備部長)
<市長から>

<議題>
○平成15年度一般会計・特別会計決算の概要について(山梨収入役)
◎ 一般会計決算/予算現額586億9569万円に対して、歳入決算額585億9540万円、歳出決算額567億3580万円となり、歳入歳出差引額、実質収支額とも18億5960万円(翌年度へ繰越すべき財源0円)で、歳出の予算執行率96.7%となりました。歳入決算額が前年度に比べ0.9%の減、歳出決算額が前年度比0.3%増となっています。歳入の款別では、市税が375億500万円で前年度比8.5%の増、収入合計額に対する割合が64.0%となっています。これは、NTTの法人市民税の増などによるものです。地方特例交付金は、市税の減税影響額により、前年度比35.5%の減となりました。
   歳出の款別では、衛生費が武三保組合負担金の減などで前年度比4.6%の減、土木費が青年の家や連続立交付属道路用地買収費の増などで前年度比13.8%の増、教育費が地域イントラネット基盤施設整備事業費の減などで前年度比2.5%の減となっています。
◎ 特別会計決算/下水道事業会計は、前年度に比べ歳入3.0%の減、歳出3.0%の減、歳出執行率が95.6%となっています。国民健康保険事業会計は、前年度比歳入9.4%の増、歳出9.4%の増、歳出執行率が98.0%となっています。老人保健(医療)会計は、前年度比歳入4.6%の減、歳出4.5%の減、歳出執行率が98.3%となっています。介護保険事業は、前年度比歳入9.5%の増、歳出9.4%の増、歳出執行率が98.7%となっています。
一般会計、特別会計の合計では、歳入決算額866億603万円で前年度比0.3%の増、歳出決算額 846億3943万円で前年度比1.1%の増となりました。

○平成15年度水道事業会計決算の概要について(高嶋水道部長)
 年間給水量は、1914万8644?、前年度と比較して34万4448?減少しましたが、これは昨年の冷夏による影響と見られます。有収率は、前年度と比較して0.8ポイント増の92.1%となりました。
 財政状況について、収益的収入支出は、消費税および地方消費税控除後の収入額が34億6345万円となりました。収入のうち給水収益は前年度と比較して5417万円の減ですが、これは給水量の減少によるものです。支出額は31億530万円で、差引き3億5814万円の純利益となりました。
 資本的収入は、5億1453万円です。支出は、老朽管の更新を重点に置き、石綿管の更新は平成15年度までに完了しました。建設改良事業費、企業債償還金などで12億5671万円となっています。

<報告事項>
○平成16年度執行参議院議員選挙結果について(寺門選挙管理委員会事務局長)
 7月11日(日)に行われた参議院議員選挙の本市における投票率は、東京都選出で58.52%、比例代表選出で58.42%でした。いずれも前回を約4ポイント上回りました。多数の職員の協力により無事終了することができました。

○「武蔵野打ち水大作戦」の実施について(会田環境生活部長)
8月18日(水)〜25日(水)に、昔から庶民の生活の知恵であった“打ち水”を行うことにより、まちに「涼」環境を呼び起す試みを実施します。NPO法人が中心となり「大江戸打ち水大作戦」と称して、都内全域での“打ち水”の一斉実施を呼びかけており、本事業はこれに呼応するものです。
打ち水に利用するのは、風呂の残り湯など飲用に適さない生活雑排水などで、水道水を直接散水することがないようにします。
期間中、市庁舎、市政センター、市立小中学校、コミュニティセンターなど市の施設で実施を図るほか、市内にある他の官公署、商店会、市民、民間事業所に参加を呼びかけます。

○国内外の姉妹・友好都市の状況について(五十嵐交流事業担当部長)
 本市と国際交流のある3都市で、それぞれ6月に首長選挙があり、新しい首長が選ばれています。韓国忠清北道忠州市長に韓昌熙(ハン・チャンヒ)氏、ソウル特別市江東区庁長に申東雨(シン・ドンウ)氏、ル−マニア国ブラショフ市長にジョージ・スクリプカル氏が、就任しています。
 国内の姉妹・友好都市の市町村合併の状況について報告します。富山県利賀村は、本年11月1日に周辺4町4村が合併し「南砺市」が誕生します。10月22日(金)には、利賀村閉村式が挙行されます。
このほか、長野県豊科町、同川上村、千葉県白浜町、岩手県遠野市、新潟県小国町、山形県酒田市が平成17年4月までに合併を予定しています。
なお、先日来の新潟集中豪雨による小国町の被害状況は、土砂崩れによる通行止め、一部水田の土砂流入、床上浸水1件、床下浸水16件、24世帯69名の方が一時避難したことが報告されています。

○武蔵野市公立保育園改革の推進について(小森子ども家庭部長)
 武蔵野市公立保育園改革計画に基づき職員体制やサービスの見直しを行ってきましたが、同計画に基づく改革を推進する態勢を整えるため、改革評価委員会と庁内推進本部を設置しました。
武蔵野市公立保育園改革評価委員会/改革の評価を客観的に行い、その実効性を高めるため設置するもので、改革による取組みの評価の市長報告などを行います。委員は、安念潤司氏(委員長:成蹊大学大学院法務研究科教授)、平川公三氏(副委員長:ふじの実保育園園長)、池田泰氏(市立保育園園児保護者)、鵜川正樹氏(本市公会計制度研究専門委員)の4名の方にお願いしています。任期は平成19年3月31日までです。
武蔵野市公立保育園改革推進本部/改革を円滑に進めるため子ども家庭部内に設置した庁内推進本部です。子ども家庭部長(本部長)、保育課長(副本部長)をはじめ、部内3課の課長、係長、市立保育園全園の園長による合計19名の組織で、任期は平成19年3月31日までです。

○建築物の避難路などの消防署との合同査察について(塩沢都市整備部長)
 7月13日(火)に、武蔵野消防署と合同で、吉祥寺駅周辺の繁華街の店舗ビルなどに対する防火および避難路の確保を重点とした一斉査察を行いました。
 吉祥寺本町1・2丁目の飲食店などの入っている雑居ビルを中心に、建築基準法上の「防火区画」「避難階段」「非常用の照明」に重点を置いて16件を査察したところ、建築基準法上の指摘建物が1棟、是正指導が7件(防火区画に関するもの1件、避難階段に関するもの6件)という結果になりました。指摘建物については是正相談を継続中です。是正指導については、消防署とともにその場で指導し、障害物の撤去を行わせ是正処理しました。

<市長から>
 いよいよ夏本番を迎え、水の事故、食中毒、熱中症などを引き起こすことのないように、日常業務の点検・管理をしっかりやってほしい。ちょっとでもおかしいと感じたことがあったら、断固とした姿勢で正すこと。集中力を欠くことがないように、管理職が引き締めてほしい。

 




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