●庁内報 平成14年7月4日(木)

◎主管者会議の概要(平成14年7月1日)
 
7月1日(月)に開催された第12回主管者会議の概要をお知らせします。 。

主な記事
・行政経営研究プロジェクトチーム報告書について(中野企画政策室長)
公文書管理システム導入構想の策定について(永並総務部長)
紙使用方法改革委員会報告について(富田環境生活部長)
・武蔵野市食品衛生安全点検委員会による点検結果について(藤井福祉保健部長)
完全学校週5日制に伴う学童クラブの土曜日閉所について(檜山子ども家庭部長)
・「武蔵野地域自由大学構想」の概要について(内田教育部長)
・利根川水系の貯水量について(斎藤水道部長)
・結城座ルーマニア公演について(会田交流事業担当部長)
・ホームページの活用について(土屋市長)

<報告事項>     

○行政経営研究プロジェクトチーム報告書について(中野企画政策室長)
 新世紀委員会の報告を受け、バランスシートの作成に続く第2ステップとして、行政評価システムの導入が求められています。 報告書では、先行事例など行政評価の現状を分析・検討し、本市にふさわしい行政評価の手法として、プログラム評価と個別事務事業評価を導入するよう提案しています。プログラム評価とは、長期計画・調整計画の各施策体系について、指標と目標値を設定し、事業執行後、達成度を中心に総合的な評価を行い、次の計画策定に活用する手法です。また、個別事務事業評価とは、各課で実施している事務事業について、短期の目標を立て、事業執行後、効率性、必要性などを評価し、事務事業の見直しや予算編成に活用する手法です。

○公文書管理システム導入構想の策定について(永並総務部長)
 昨年9月に第一次武蔵野市IT活用推進計画(e−com.むさしの)を策定し、その重点項目の一つとして、「公文書の電子化」を掲げてきました。今年度は、本市の文書事務の現状について調査・分析し、公文書管理システム導入の前段階として、総合行政ネットワーク(LGWAN)への対応、意思決定の効率化等の観点から、事務の見直しを行います。なお、各部の企画調整担当課庶務担当係長等への説明会を7月3日に開催します。

○紙使用方法改革委員会報告について(富田環境生活部長)
 環境マネジメントプログラムのひとつとして、紙の使用量削減に取り組んでいますが、過去3年間(平成11〜13年度)のいずれの年度においても削減目標を達成できていません。1月24日に「紙使用方法改革委員会」を設置し検討を重ねてきました。
報告の内容は、
  @刷物の庁内配付部数のルール作成
 A印刷物の作成部数の適正化
 BLAN使用方法の改革
 C庁内印刷の改革
 D裏紙利用方法の改革
 Eコピー用紙の使用・購入方法の改革となっています。

○武蔵野市食品衛生安全点検委員会による点検結果について(藤井福祉保健部長)
  武蔵野市食品衛生安全点検委員会による衛生点検を18の施設で6月4日〜17日の日程で実施しました。点検結果の概要は、
@13年度に保育園のマニュアルが整備され食品の提供時間や保存温度が記録されるようになっていた。
A構造上改善が困難と思われていたものも改修工事や作業区域の線引きなどに工夫が見られた等、改善点が ありました。
 点検終了後、保健所より、
  @自主的に点検することの大切さや、このような点検結果を委員会で検討することが次のステップにつながる   こと
  A改善点などが充分反映されないと思われる点検項目については、今後見直も検討しても良いではないなど   の講評をいただきました。

○完全学校週5日制に伴う学童クラブの土曜日閉所について(檜山子ども家庭部長)
 公立小・中学校では子どもたちに「ゆとり」を確保し、自ら学び考える力や豊な人間性を育てることを目的として、今年4月より完全学校週5日制が始まりました。
 このことに伴い学童クラブの土曜日の対応については、基本的には土曜日は閉所とするものの、新1年生の対策などを勘案し、第一、第三、第五土曜日について、午前9時から午後3時30分まで当面の経過措置として開所してきましたが、一学期終了をもって土曜日を閉所することにしました。 なお、土曜日小学校教室開放事業、楽しい学び舎土曜学校や遊び場開放など他の施策も充実させています。また、地域子ども館(仮称)を、この秋、第三小学校、井之頭小学校、境南小学校の3市立小学校に開設する予定で子ども家庭課を中心に現在準備を進めています。

○「武蔵野地域自由大学構想」の概要について(内田教育部長)
  市と、大学(亜細亜大学、成蹊大学、日本獣医畜産大学、武蔵野女子大学、東京女子大学)の連携による高度で継続的、体系的な学習機会を市民に提供することを目的に平成15年4月1日の開設を予定しています。
内容は、
  @連携により豊富なカリキュラムを提供
 A "ほんものの大学"で"なまの学生生活"を実体験
 B学位(称号記)の授与
 C学びたい気持ちがあれば入学OK
 D卒業なし
 E学生間の交流となっています。

○利根川水系の貯水量について(斎藤水道部長)
  東京都の水がめとなっている利根川上流の8ダムの貯水量は、6月28日現在で2億6297万? 貯水率57%となっています。今後水源地に大量の降雨がなければ、7月10日ごろから取水制限が行われる可能性があります。

○結城座ルーマニア公演について(会田交流事業担当部長)
  今年は、武蔵野市とルーマニアのブラショフ市との交流10周年、ルーマニアと日本の国交樹立100周年にあたります。これを記念して、本市では江戸時代から370年の伝統を引き継ぐ、糸操り人形の一座「結城座」をルーマニアに派遣し、6月18日(火)午後7時からブラショフ市のSica Alexandwescu劇場で、20日(木)には、午後6時から首都ブカレストの人形劇専門のTandarica劇場で、それぞれ、結城座による人形の実演解説(ワークショップ)と「綱館」など3演目の糸操り人形公演を行いました。 また、8月7日から17日の日程で8月11日(日)にブラショフ市で行われる交流10周年記念式典へ参加するため、土屋市長、井口市議会議長ならびに議員団がルーマニアを訪問する予定です。

○ホームページの活用について(土屋市長)
 市のホームページへのアクセス数は、現在約40万件あるが、今後1年間で100万件突破を目指してもらいたい。それには、各部課のページを市民が面白いと感じ、また開きたくなるよう工夫してもらいたい。各部課には、市民が知りたい情報がある。それを面白く加工して提供してもらいたい。




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