●庁内報 平成14年5月23日(木)


 
臨時部課長会議の概要

 5月20日(月)に開催された臨時部課長会議で、土屋正忠市長より次のような趣旨の話がありました。
 土屋市長:最近、国内外で大きな事件が起きました。国内では、みずほ銀行のコンピュータートラブルの問題です。この処理が、わり合いスムーズに行き、雪崩を打つような預金流失といった事も起こらず事なきをえたようですが、処理を間違えていたなら、恐慌の引き金になったかもしれない事態でした。このコンピュータートラブルは、3行がそれぞれ異なるメーカーのコンピューターを使用していたのを新たなソフトによって統括しようとしたのですが、十分な検証を行わず、実施に踏み切ったところに問題があったわけです。最高責任者の判断ミスもさることながら、現場の長が誇りと責任を持って問題点を提言しトラブルを回避しなかったのか問題のあるところです。

  国外では、瀋陽の事件がありました。報道されていることがすべてなのか、ビデオテープがどのような意図で公開されたのか、後ろで誰がどのような役割を担っているかなど、わからないことだらけで即断することはできないけれども、報道された現場での判断、対応に限って言えば、大変問題がある。いろいろなことがあることは承知しているが、表舞台であのようなことをやられては国民が失望する。若い人が国に対して誇りをもてなくなる。公の立場にある者が公の場できちっとやらないと社会に与える影響は大きい。民間との違いはそこにある。我々も公務に携わるものとして、十分認識して対応してもらいたい。この二つの事件から私たちが学ぶべきことは、所管の仕事を点検し、正確な情報を把握し、不測の事態に備えておくことが必要だということです。万端怠りなく対応してもらいたい。

  また、最近気になっていることに、若手の職員、とりわけ30代の職員に元気がないと感じている。優秀な職員もいて、そこそこやってはいるけれども何か迫力がない感じがする。なぜかいろいろ考えてみたが、昭和50年代から昭和の終わり頃まで市政には退職金問題などがあり、議会は連日徹夜が普通という状況だったが、その後は順調に来ている。30代の職員は市政が順調になってから入庁し、修羅場をくぐっていないところに問題があるように思う。武蔵野市役所を最強の市役所にするために、若手の職員を鍛えていかなければならない。市長一人でも人事当局だけでもできない。管理職全体で当たらなければならない。どうしたらよいか部課長の宿題にするので、みんなで考えてもらいたい。

 

◎主管者会議の概要(平成14年5月21日)

5月21日(火)に開催された第9回主管者会議の概要をお知らせします。

主な記事

《議  題》
・第1回市議会定例会提出予定議案について(永並総務部長)

《報告事項
・特別養護老人ホームの入所希望者等の実態調査について(藤井福祉保健部長)
・保育園サービス現況調査報告書について(檜山子ども家庭部長)
・平成14年度武蔵野市水防訓練について(三宅防災安全監)

《議  題》

〇第1回市議会定例会提出予定議案について(永並総務部長)
  6月7日(金)から開催される予定の第2回市議会定例会に提出する予定議案は、次の16件です。  
  ・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(諮問)
  ・武蔵野市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について
  ・武蔵野市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
  ・武蔵野市生活安全条例 ・武蔵野市つきまとい勧誘行為の防止及び路上宣伝行為等の適正化に関する条例
  ・武蔵野市環境浄化に関する条例の一部を改正する条例
  ・武蔵野市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例
  ・武蔵野市奨学金支給条例の一部を改正する条例
  ・損害賠償の額を定めることについて
  ・市道路線の認定について
  ・武蔵野市庁舎空気調和設備改修工事請負契約(その2)
  ・平成14年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)
  ・平成14年度武蔵野市老人保健(医療)会計補正予算(第1回)
  ・平成14年6月における武蔵野市議会議員の期末手当に関する条例*
  ・平成14年6月における武蔵野市特別職等の職員の期末手当に関する条例*
  ・平成14年6月における武蔵野市一般職の職員の期末手当に関する条例*
                                       *は追加提案予定

<報告事項>
特別養護老人ホームの入所希望者等の実態調査について(藤井福祉保健部長)
 介護保険制度が始まり、特別養護老人ホームへの入所申込が施設に直接申込をする事になり、自治体ではその実数がつかめなくなりました。そこで、東京都が中心となり、特別養護老人ホームに入所申込を行っている実数を把握することと、入所申込をした者の実態を把握しようということで調査を実施しました。
  都内の特養施設申込者数365名の内、武蔵野市関連特養施設申込者は278名ですが、要介護1以上であれば誰もが特別養護老人ホームに入所申込ができるため、必ずしもこの数字が実質的な特養待機者とは言えません。内容の精査については今後東京都が行う予定です。調査の内容は、特養入所希望者と在宅要介護高齢者別に「要介護者」「住宅環境」「要介護者の状態」「介護する人」「在宅介護サービス」「入所希望の理由」などについて調査を行ったものです

保育園サービス現況調査報告書について(檜山子ども家庭部長)
 この調査は、保育園の現状のサービスレベルを把握するとともに、サービスの向上のための資料として活用するため実施しました。市内保育園入所児童保護者1034人に配布し、669人から回答を得ました。総合満足度で、大変満足とほぼ満足の合計は72%でした。

平成14年度武蔵野市水防訓練について(三宅防災安全監)
 5月17日(金)午前8時40分から市立むさしの市民公園で水防訓練を実施しました。参加数は、武蔵野消防署112名、武蔵野市消防団90名、武蔵野市47名で予定した訓練を実施することができました。

                 
          
   
     
      
        
    
    
    




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