●庁内報 平成14年1月8日(火)

土屋市長年頭の挨拶要旨

 新年明けましておめでとうございます。静かななかにも緊張した仕事始めを迎えることができ、まこ とにうれしく思っています。

 昨年をふり返るとなんと言っても一番大きな出来事は、9月11日のニューヨークの世界貿易センタ ー ビルヘのテロであります。まことに痛ましい事件であります。この事件をどのように受け止めたらよ い のか、いろいろな捉え方がありますが、歴史的評価が定まるのは10年後、20年後になるだろうと 思いま す。しかし、21世紀はあの事件とともに始まったと塩野七生氏が言うように、大きなトレンドで ありま す。わたしたち地方公務員も、この流れと無縁ではないことを認識していかなければなりませ ん。

 さて、目を国内に転じてみますと、デフレスパイラルの影響が様々なかたちで出てきています。18 年 前吉祥寺駅前の再開発を行ったわけですが、該当の牛丼屋さんは一杯480円でありました。一 日100万 円売り上げると豪語していたわけですが、今、牛丼は280円であります。日本が戦後初め て経験したデ フレを今後社会がどう受け止めていくのか課題であります。世界史の大きな流れでみ れば、1989年11 月のベルリンの壁崩壊以来、東西の経済が一つになり、東側の経済が西側に流 れ込んだ結果の修正過程 であるといわれています。しかし、私は、特別根拠があるわけではありま せんが、政治家の勘として、 突き抜けるところは突き抜けたのではないかと思っています。今年の 後半になると少し変わってくるか もしれないと考えています。  

  また、昨年私は、国土交通省の社会資本整備審議会都市計画分科会の委員や文部科学省の 子ども農業 体験学習中央推進協議会の委員として参画し発言してきたところです。これは市長個 人が評価されたの ではなく、武蔵野市が実践している先進的な施策が評価されたものであります。 武蔵野市は実質的に財 政力全国1位であります。全国一の市民サービスを実現しなければなりま せん。この期待に応え、新し い地方自治の歴史を創っていくのは武蔵野市であります。

 4月には機構改革を行います。事業実施の部門とそれを支援する管理部門を明確にしました。全 国一の 市民サービスの実現に最先端に立つのは事業実施部門であります。管理部門はそれをバ ックアップし支 援していく機構にしました。新しい課題に新しい組織で対応し、21世紀の新しい地方 自治のかたちを生 み出すために、ともに頑張りましょう。  

主な記事

◎主管者会議の概要(平成12年12月28日)

<議 題>

・「武蔵野市長メールマガジン」の発行について(中野企画部長)
・年末年始の勤務について(永並総務部長)
・防災ボランティア訓練について(三宅防災監)
・平成13年度市政アンケート調査の結果について(冨田市民部長)
・ISO14001定期審査について(坂口環境部長)
・武蔵野市高齢者保健福祉サービス評価検討委員会報告について(吉田福祉保健部長)
・児童虐待対応マニュアルについて(吉田福祉保健部長)

◎主管者会議の概要(2002年1月4日)

<報告事項>
・未来をひらくはたちのつどいについて(藤井生涯学習部長)

 

主管者会議の概要
平成13年12月28日(金)に開催された第21回主管者会議の概要をお知らせします。

○「武蔵野市長メールマガジン」の発行について(中野企画部長)
 ホームペ-ジリニュ―アルにあわせて、土屋武蔵野市長メールマガジンを発行することにしました。 内容は、市長メッセー ジ、市長室から(市長の活動)、市からのお知らせ(イベントなど)です。市長室か らについては、掲載する事業や行事につ いて広報課から各課にお知らせいたしますので、各課におかれ ては、その事業等の事後報告を作成してください。事後 報告部分のホームページの作成は広報課で行い ます。

○年末年始の勤務について(永並総務部長)
 年末年始の勤務者は、昨年、一昨年はコンピューター2000年問題やカウントダウンなどで多数の職員 が勤務しました が、今年は延べ144人です。

○防災ボランティア訓練について(三宅防災監)
 1月12日(土)午後1時からむさしの市民公園において防災ボランティア訓練を行います。この訓練は、 「防災とボランティ ア週間に合わせて、武蔵野市民及び関係機関・団体が災害時におけるボランティア 活動や自主的な防災活動について 認識を深め、災害時のボランティア受入体制等の充実強化を図ること を目的に実施するものです。

○平成13年度市政アンケート調査の結果について(冨田市民部長)
 重点的に進めてほしい施策に1位、2位は昨年と同様、高齢者福祉の推進と廃棄物対策の推進でした。 3位以降は駅 周辺の整備、市民の健康、.緑の育成・水系の整備、子ども施策・青少年施策の充実、自転車 対策の推進、交通システ ムや道路環境の整備、小・中学校教育の充実、環境負荷が少ないまちづくりと なり.ました。

○ISO14001定期審査について(坂口環境部長)
  2月4日(月)、5日(火)の両日、日本環境認証機構による環境マネージメントシステムのIS014001適合審査が行われま す。詳細なスケジュール及び審査部署については、審査機関から連絡があり次第 ご連絡します。

○武蔵野市高齢者保健福祉サービス評価検討委員会報告について(吉田福祉保健部長)
  報告書は、高齢者福祉総合条例に基づく第三者評価機関によるサービス評価事業として、事業者が提 供するサービ スの質の向上と利用者への情報提供を目的とし、サービス評価の実施体制として「サービス 評価推進委員会」(仮称)を 設置するとしています。また、サービス評価機関は多様な専門性を持った委員 等で構成される評価委員会(仮称)を設置 すると同時に、調査者の確保・育成や異議苦情対応へ責任を持 つとしています。

○児童虐待対応マニュアルについて(吉田福祉保健部長)
 児童虐待の早期発見と早期対応を図るため、「児童虐待対応マニュアル」を作成し、保育園、幼稚園、 0123などの乳 幼児施設、教育相談所、家庭児童相談室、学校関係者、民生児童委員など関係者に配 布しました。   このマニュアルでは、児童虐待(疑い、徴候)等の情報を児童女性課で一元管理し、市長に報告する と共に関係部署に よるチームを編成して情報連絡及び対応にあたることとしています。


主管者会議の概要
平成14年1月4日(金)に行われた第1回主管者会議の概要をお知らせします。

○未来をひらくはたちのつどいについて(藤井生涯学習部長)  
 
今年の対象者は1729人です。アトラクションにはバルセロナオリンピック競泳金メダリストの岩崎恭 子さんをお招きし、 トークショーを行います。  
      




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