音楽のお部屋 8
こんどは変わった
ピアノだよ〜!
これ、もとは黒いカワイのピアノです。

黒い模様は、レースペーパー(ケーキとかに
敷いてある紙)を貼って、上から
ブリティッシュ・グリーンのカラー・スプレーを
吹き付けてつくりました。
鍵盤の周囲には、薄い板を貼って、
ニスを塗りました。

ゴールドの金属部分。
チラッとのぞいている赤いネル布。

ゴールドに染めたレースペーパーの
飾り。

カラーリングのバランスで、古くて、雅びた
雰囲気を出すのにつとめました。
これは、「タンジェント・ビアノ」って
いうんだよ!

お父さんが、古いピアノを9万円で
買ってきて、1週間かかって改造
したんだ。
ふつうのピアノとは白と黒が逆でしょ。
これは、むかしの女の人が弾くときに、白い指がキレイに
見えるように、こうなってたんだって。
はい。
お父さんです。
「タンジェント」というのは、ほんとは
ハンマーの先にある木片なんですが、
簡単にできる操作で、ここでは画鋲をフェルトに
刺してみました。

ナッちゃんに見せたら、
「ガビョ〜!!」
ですって・・・(笑)。
このピアノ・・・いったい、どんな音がすると思いますか?

そうですね・・・、まるで田舎にある古い壁掛け時計みたいに
「ギ〜ン。ゴ〜ン。ガ〜ン・・・」
って響きます。

お兄ちゃんがモーツァルトの『キラキラ星』を弾くと、ほんとに
キラキラ輝くような音がするんですよ。

もう1台あるピアノも、同じようにタンジェント化しています。
は〜い。
こんにちわー。

初登場のアキで〜す!
ナッちゃんのお兄ちゃんだよ。

これ、アキとお父さんが、リサイクル・ショップで見つけたんだよ!
とってもボロッちくて、ドロドロによごれてて、あちこちこわれてたんだ。

お父さんがセッケンでこすって洗ったり、足りない部品をつけたり、
あたらしい弦をはって修理したんだよ。

音は、ビリン、ポロン・・・と、よく鳴るんだ。

今じゃ、アキのお気に入りなんだよ。
ペグがなくって、赤ちゃん
ヴァイオリン(1/16)のペグをつけたんだよ。

カワイイでしょ!
このシマシマのかざりが、お父さん
気にいってるんだって・・・。

アキもギターのワックスぬって、
ピカピカにみがいたんだよ! 

キレイでしょ!

これ、*百円に見える?
は〜い!

こっからはアキのウクレレを見てね!
じゃー、おしまいは、
カスタネットだよー!

これはフラメンコで使う
カスタネットなんだ。

赤いヒモのところに親指を
通して使うんだよ。

コクタンっていう、かた〜い木でできてるから、
「カカカカ・・・」
って、とっても軽くてイイ音がするんだよ。

お父さんがギターで
「コーヒー・ルンバ」を
弾くときは、アキのお兄ちゃんが
カスタネットたたくんだよ。
これがホンモノと同じ大きさ。
 
トロトロしてキレイでしょ。

アキにはまだ、ムズカシクって、
たたけないけど、もっと大きくなったら
やってみるんだ。
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これはお父さんが、オークションで買った
ハワイの『カマカ』っていう「チョー・一流」の
ウクレレなんだって。
アタマからオシリまで縞々の
「コア」っていう最高の木でできてるんだよ。
これ1つでアキのウクレレが、
100個は買えるんだって…。
チョー・ビックリ!!(@.@)