音楽のお部屋 10
ここで、ちょっと一息・・・。

ほっ。
これはウチでは、「ヴィオリーノ(小さなヴィオール)」と呼んでます。

アゴ当てを外しているのは、時々、ヴィオールみたいに足にはさんで、弾くからなんですよ。

顎当ては、シュポアという人が考えた支持具なんですね。

それと、一番弦の金属製のアジャスターも外してます。

ナンカ、ヴァィオリンって、せっかくオール・ウッドで出来てるのに、顎あてやアジャスターが金属
なのが、すご〜くテーコーあるんですね。
1〜3弦はベア・ガット・・・つまり、裸のガット弦を張ってます。
4線はガットを銅線で巻いたもの。
フランスのサバレス社のものなんですよ。

ペグも黒光りして、よろしいですね。ムフフ・・・。
ペグ・フェチ
テール・ピースです。

ここに金属ワイヤーを使ってるの
ワイワー、くやちいッ!
これは、改造アルト・ヴィオリーノです。 なんのことはない・・・。ただ、ヴィオラ用の弦を
ヴィオリーノに張っただけなんです。でも、音は太くて低くなりますよ。ペグやテールが白い
のは、なんのことはない・・・(こればっか)。スプレーで塗っただけです。 
このスプレーがけ、風のない日に、
庭先で8回も重ね塗りしたんですよ。

遠目には、オールド・ヴァィオリンで
象牙で出来てるのかな・・・とか、
見えてほしいんですが、
近くで見たらツルツルのピカピカ。

せっかくの緒止めのガットにもペンキが
ついてしまって・・・。
トホホ・・・でした。

指板の模様は、お得意の
レースペーパーです。

駒のハートの刳り抜きを
色鉛筆で染めてみました。

オシャレ・・・っていうか、
色キチガイ・・・っていうか。

弦はピラストラ社のヴィオラ弦。
目玉が飛び出るほど、高いんですよ!
フミハルです。

どうでした?

音楽のお部屋は?

楽しめましたかぁ・・・?

ナッちゃんです。

こんどは、ミーちゃん
といっしょだよ!

ミーちゃんは、
ジュニア・オーケスラで
トランペットふいてて、
カッコイイよ〜!
上がヴィオリーノ、下がバス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の弓です。
どこが違うが探してみてね。
ヴィオールのほうが、先が尖がって
るんですね。

形もちょっと違いましょ。

これが昔の弓なんですね。
このカエルの目みたいのを「フロッグ」
つまり、ほんとにカエルっていうですよ。

これがヴィオールのボウ(弓)にはありませんね。

それとアジャスターもやっぱり金具は使ってません。
これがヴィオールの弓の持ち方なんですよ。

なんか見たことありませんか? このやりかた・・・。

そうそう、これは「お箸」の持ち方そのまんま東? 
なんですよ。

あちゃらでは、「ペンソー(鉛筆)持ち」って、いうらしいんですけど・・・。

ですから、日本人には、とっても扱いやすい弓なんです。
ナッちゃんにもできるくらいです!
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