藍川由美「古賀メロディーを歌う」

共演:ミヒャエル・エットル(ギター)&マルティン・エットル(ギター)

2004年12月4日(土)19:00開演/東京文化会館小ホール

入場料:5,000円(全席指定)
3,000円(学生券/当日扱いのみ)

お問い合せ:オフィス小野寺 TEL.050−7511−8457


古賀メロディーの演奏スタイルは、古賀政男自身のギターソロにはじまり、
1938年出版の『古賀政男芸術大観』における室内楽伴奏、
さらに弟子・山本丈晴とのギター二重奏へと変貌してゆく。
昨年、エットル兄弟のギターデュオに出会った私は、
ギター二重奏による古賀メロディーに興味が湧いた。
エットル兄弟はそれぞれがソリストとして活躍すると同時に、
ギターデュオとしても数々の国際コンクールに上位入賞している。
そんな彼らがどのような古賀メロディーを奏でてくれるのか、楽しみでならない。


影を慕ひて
日本橋から
丘を越えて
酒は涙か溜息か
月の濱邊
白い椿の唄
夕べ仄かに
望郷の唄
男の純情
東京ラプソディー
青い背広で
人生の並木路
青春日記
人生劇場
誰か故郷を想はざる
湯の町エレジー
無法松の一生〜度胸千両
悲しい酒
思ひ出の記


藍川由美「古賀メロディーを歌う」

2003年12月7日(日)19:00開演/東京文化会館小ホール

共演:ミヒャエル・エットル(ギター)/宮武 省吾(マンドリン)

入場料:5,000円(全席指定)

お問合せ:オフィス小野寺 TEL.0297−65−7772


昨年に続き、今年も10月にシュランメルとのCDがヨーロッパで発売される。
日本への輸入は10月末の予定で進んでおり、それに合わせてコンサートを企画した。
今回は、古賀メロの神髄ともいえるギターソロと歌の作品、そして
古賀が得意としたギター&マンドリンと歌による作品を特集。
昨年のコンサートをお聴き下さった方々に、
「目を瞑って聴いていたら古賀政男が弾いているのかと錯覚した」
とまで言わしめたミヒャエル・エットルのギターと、
日本とヨーロッパで活躍し、4月のレコーディングでシュランメルと初共演した
宮武省吾のマンドリンを御堪能いただきたい。

影を慕ひて(1930/古賀政男)

日本橋から(1930/濱田廣介)

酒は涙か溜息か(1931/高橋掬太郎)

丘を越えて(1931/島田芳文)

月の濱邊(1931/島田芳文)

窓に凭れて(1931/島田芳文)

サーカスの唄(1933/西條八十)

夕べ仄かに(1935/島田芳文)

白い椿の唄(1935/佐藤惣之助)

緑の地平線(1935/佐藤惣之助)

望郷の唄(1935/島田磬也)

愛なき言葉(1935/島田磬也)

東京ラプソディ(1936/門田ゆたか)

さらば青春(1936/佐藤惣之助)

青春日記(1937/佐藤惣之助)

青い背広で(1937/佐藤惣之助)

湯の町エレジー(1948/野村俊夫)

赤い靴のタンゴ(1950/西條八十)

悲しい酒(1960/石本美由起)

思ひ出の記(1968/古賀政男)


藍川由美「古賀メロディーを歌う」

2002年11月30日(土)19:00開演

共演:ウィーン・シュランメル・アンサンブル

東京文化会館小ホール

入場料(全席指定):S席=7,000円/A席=5,000円

お問合せ:オフィス小野寺 TEL.(03)5649-2525 ゴロヨクニコニコ

シュランメル音楽とウィーン・シュランメル・アンサンブルについて

 十九世紀後半のウィーンでは、シュトラウス父子のワルツが持てはやされる一方で、郊外のホイリゲ(自家製ワインを飲ませる居酒屋)で演奏されるシュランメル音楽も人気が高かった。ウィーン郊外のノイレルヒェンフェルト生まれのヨハンとヨーゼフという兄弟によって創始されたシュランメル音楽は、最初、ヴァイオリン二本をコントラギターで伴奏するトリオの形でスタートしたが、1877年頃に、ヴァイオリン二本、クラリネット、コントラギターという、いわゆる「シュランメル四重奏団」の編成となり、1891年にはクラリネットがアコーディオン(ボタン・ハーモニカ)に交替している。
 この「シュランメル四重奏団」の編成で、古賀政男が《人生の並木路》を作曲していたことが、私をウィーン・シュランメル・アンサンブルとの古賀メロディー録音に導き、10月20日には『古賀政男作品集』のCDが ZAPPEL MUSIC よりヨーロッパ発売される運びとなった。
 さてシュランメル音楽の代表作といえば、兄のヨハン
(JohannSchrammel,1850-93)が作曲した《ウィーンはいつもウィーン(WienbleibtWien)》である。わが国では、スポーツ番組のテーマ音楽として使われたこともあり、ブラスバンドなどでもよく演奏されている。この度のコンサートでは、古賀メロディーに加え、本場のシュランメル音楽をもお愉しみいただきたいと思う。
 今回共演するウィーン・シュランメル・アンサンブルはオーストリア劇場連盟に所属する楽員で構成されており、メンバーはウィーン国立歌劇場やフォルクスオーパーのみならず、国際的にも活躍している。

人生の並木路(1937/佐藤惣之助)

青い背広で(1937/佐藤惣之助)

影を慕ひて(1930/古賀政男)

月の濱邊(1931/島田芳文)

夕べ仄かに(1935/島田芳文)

望郷の唄(1935/島田磬也)

愛なき言葉(1935/島田磬也)

嘆きの夜曲(1932/西岡水朗)

白い椿の唄(1935/佐藤惣之助)

緑の地平線(1935/佐藤惣之助)

愛の小窓(1936/佐藤惣之助)

あゝそれなのに(1936/星野貞志)

真実一路の唄(1937/佐藤惣之助)

夜霧の馬車(1941/西條八十)

湯の町エレジー(1948/野村俊夫)

思ひ出の記(1941・68/古賀政男)

青春よ永遠に(1937・72/丘灯至夫)

Wien bleibtWien (JohannSchrammel)

Weana Gmuath(JohannSchrammel)

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