ことこと日記

●生後6ヵ月後半



2004年6月20日(日) 生後212日目   団扇
台風6号が接近。湿度が高い。朝からのい兄が騒いで、昨日からの疲労に拍車をかける。 頭痛がするので、ことこと と二人で寝ていた。ことことと添い寝すると、こちらが落ち着く。 朝食づくりをストライキ。夫がパンを買いに行った。 やっと起きてみると、家中、紙の切り屑だらけで、またもぶち切れる。 夫とのい兄が片付けて、のい兄の製作したガラクタをかなり捨てたが、 もうすぐハイハイしそうな赤子のいる家庭としては、まだまだ。 夫とのい兄は、それから遊びに出かけた。風は強いが晴れていたので。
ガラクタの山の中から団扇が出てきた。ことこと用にゲット。煽いでやると、うれしそうに笑いっぱなし。 静かな部屋で、ことこと と一緒に転がったり、読書したりして、まったり過ごした。 おかげでやっと平常心に戻れた。帰ってきた のい兄の可愛いこと。
帰宅した二人とことことは、汗びっしょりなので行水。 ことことは初めてのシャワーにビックリして泣いた。 今年初めて、エアコンの除湿を運転させた。 暑いのに、ことことの食欲は落ちず、今日も粥の茶碗を空にし、お茶をタップリ飲んだ。



2004年6月19日(土) 生後211日目   父の日前日
両親参観日。とはいえ父親が主役なのは分かりきっているので、雨も降ってきたことだし、 夫だけ参加のつもりで、夫を車で幼稚園に送った。私と ことことは図書館へ。 図書館での用事が済んでからもまだ時間があったので、園へ。 ちょうど、のいたちの出番が始まるところだった。「最初から来てよ」とのい兄に文句を言われたが、 この蒸し暑さと人込みの中、ことこと約8kgを抱いて立っているのは辛いのよ。 そもそも、土曜が休みの父親ばかりではない。 母親一人で下の子も抱えてレクリエーションに参加している家庭もあった。酷だ。 最近のお父さんは育児熱心だから、わざわざ行事をつくらなくてもいいのに…と思った。ちょっとうんざり。
他にも、いろいろうんざりすることが発生。のい兄を叱り飛ばし、げんなり。 疲れて何をする気も起きず。ことことがニコニコしているのだけが救い。



2004年6月18日(金) 生後210日目   
のい兄が園に行ってしまうと、ことことは刺激が足りなくてグズグズ、ワーワー言う。 遊んでやっても、あまりもたない。蒸し暑いけど、外に出るしかないか……と、 用事をつくって少し遠くへ出ることにした。準備に時間がかかっている間も、ことことはベッドで寝返っては、 ウーウー騒いでいたが、準備が出来て、さあ行こうと思ったら、指を吸って眠っていた。あらあら。
外出は中止にして製図に励む。久々にはかどった。のい兄が戻ってくるまでに1枚書き終えることができた。 しかし途中、またまた保険外交員が来訪。書類はポストに入れて…と前回頼んでおいたのにドアのベルを鳴らし、 しかも持ってきた書類の中身は間違っているし。なんなのよ〜!   そんなに私に会いたい訳(苦笑)?? 暇じゃないんだけど。赤子が眠っている隙にすることが山ほどあるの!
夕方の離乳食は、粥を完食。さらに欲しそうにしているので、味噌汁の上澄みをやったら、飲むわ飲むわ。 凄い勢いであった。



2004年6月17日(木) 生後209日目  おいしい指 
ことことは指をしゃぶるのが本当に好きだ。お腹がすいていても泣かずに、自分の指を吸っていることもある。 あまり美味しそうに吸うので、「お母さんにもちょうだいな」とことことの指を借りて吸ってみた。 なるほど。柔らかくて美味いや。
今日は蒸し暑かった。車で用事を済ませた後、水分補給のためベビーフードのみかん果汁をやった。 匙で与えたが、これまた美味しそうに飲む。 一口飲んだら次をくれくれとうるさく、もたもたしていると泣かれる始末。 そろそろコップの練習を始めるかな。
ベビースリングを時々使っているが、今日は背中の入れ具合が悪くて胃を圧迫したらしく、 少し乳を吐いてしまった。改造の必要あり。
眠ったのでタオルケットをかけてやったら、いつの間にか起きて寝返りをし、タオルケットを身体に巻きつけて 亀の子みたいになって笑っていた。両足を抱えて口に持っていってなめてたり。静かに妙なことをしている。
夕方は、にんじんのすりおろし入り粥。完食。離乳食づくりは、取り分け+電子レンジで楽々。



2004年6月16日(水) 生後208日目  穏やか姫 
のい兄同様、ことことも朝の寝起きが良い。嬉しいことだ。 目が覚めて、家族と目が合うとニコッ。母乳を飲んで落ち着くと、 右手を「イェーイ」(古い…)とでも言うようにパッと上げ、同時に両足を一瞬伸ばす。 何ともアカンボ的動きで面白可愛い。にぎにぎのガラ子(のい兄のお下がり)や、布製のボールを渡すと、 拒否することなくニッコリ笑って抱える。音のするものは喜んで持って振っている。穏やかな人である。
寝返りをして、うつ伏せでずっと顔を上げていると疲れるらしく、 時々力尽きてパタッと倒れていることこと。 つい、『ねぎぼうずのあさたろう その3』の台詞から、 「あ、行きだおれだ」「娘さん、しっかりしなせえ」と言ってしまう。シーツにヨダレの海。
今日はオヤツも含めて2回、離乳食を出した。のいのオヤツと一緒に林檎のすりおろしを与えたら、 10分の1個分をぺロッと平らげた。 夕方は、ほうれん草入り麩 をすりおろして混ぜたお粥。ほとんど食べた。



2004年6月15日(火) 生後207日目  背筋姫 
オムツはとうとうMサイズになった。梅雨というのに乾燥注意報が出るほどカラッとした晴れの日が続く。 今日はフリマで買った、薄いピンクの半袖。なかなか似合うじゃん。 寝返りが自由にできるようになり、背筋が発達してきて、 長時間うつ伏せで頭を高く起こしていられるようになった。 皆と同じ向きでモノを見られるのが嬉しい様子。朝食を食べる家族と目を合わせてはニコニコ。 私も9時間も眠ってしまったおかげか、昨日のHustenTeeが効いたのか、だいぶ咳がおさまってきた。
午前中、ことことがワーワー騒いでいたと思ったら、生協の配達の直前に眠ってしまい、 置いていくかどうか迷ったが、やはり連れて行った。ベビーカーに乗せたら起きてしまい、荷物の受取中に泣き出し、 家に戻ってもからもグズグズ。乳を含ませる。「やっと眠った!この隙に家事!」と思ったら、 保険外交員が珍しく訪ねてきたりで、なかなか思うようにならず。
午後は、園にお迎えに行ってから、市役所の中庭でオヤツを食べた後、のい兄の美術絵画教室のためアートプラザへ。 今日から自分の水彩道具を使うので、のい兄の張り切ること。 子供たちのクラスが始まったので、母親同士で外へ出たが、積もる話題に足が止まり、 入口前でなんと1時間も立ち話。エスキスもせず。 ことことは、抱っこ紐の中で、ヨダレを垂らして眠っていた。



2004年6月14日(月) 生後206日目   DPT初回
DPT(三種混合)の初回接種。私の咳が酷いので他の親子が気にしないかと思い、 電話であらかじめ隔離部屋を所望していたのだが、私の様子を見た受付の人は「待合室に居て構いません」。 ことことは午前中、粘った鼻水を少し出していたが、機嫌は上々。 I医師は、聴診器を当て更に喉を見て、「胸の音もきれい、喉もきれい。大丈夫」とのこと。 「きれいきれい」と娘に対して言われると、姿形のことではなくても嬉しくなる親バカな私であった。 で、肝心の注射。医師を待つ間、私はことことに 「今日はお兄ちゃんの応援がないけど、一人でも頑張らなきゃいかんのよ」と言っておいた。 I医師が注射器を持ちながら「これはちょっと痛いよ〜」と言うのに、ことことは平然としていて、 針が刺さっても泣きもしなかった。ポリオのシロップを飲むのに泣いた人が……びっくり。 「偉いね、お利口さんだね」と誉めまくったことだった。
帰宅後、食料を整理していたら、ドイツのドラッグストアかスーパーかで買った「HustenTee(咳止め茶)」が 出てきた。なんてタイミングがいいんだ。賞味期限が過ぎていたが、 1包ずつアルミパックになっているからOKOKと勝手に解釈し、煎じて飲んだ。まずい。でも効きそうな味。



2004年6月13日(日) 生後205日目   ドライブ
ことことは、朝食後、新聞を見ている夫に抱っこされ、新聞をバンバン叩いて、音を楽しんでいた。 日曜だが、夫は仕事が溜まっているので仕事場へ。
今日も私は休み無しかい、フン……と思ったが、 気持ちを切り替え、一日、子どもたちとゆっくりのんびり時間を気にしないで楽しむことにした。 この1週間、製図も家事も全然はかどらなかった。でも今日は休もう。 ことことの半袖ロンパースと似た柄のTシャツを引っ張り出して、 ことことと親子ペアルックだ! ひゃっほう♪
午前中は、ことことが10時過ぎに眠ってしまったので、起きるまで待機。のい兄はお絵かき。 ことことは、目覚めたら兄と母がニコニコして傍に立っていたので、嬉しそう。 3人で車で出発。紡績工場(昭和で時が止まったような佇まい!)の直売店を覗き、 パン屋さんで美味しそうなパンを買ってから、樹齢3000年の楠のある山の神社へ。森の中を歩く。 ひんやりして気持ちいい。見たことのない、大きな紫陽花も。 お昼は、木陰に停めた車内にて。全開の窓から涼しい風。気づくと、ことことは眠っていた。
その後、走ったことのない道をドライブ。気づくと山を一つ越えており、のい兄も眠ってしまった。 子どもの頃に住んでいた町の近くに出たので、懐かしい道を通ってみる。 幼稚園や小学校までほぼ毎日歩いた道、一番の大通りだと当時は思っていた道が、こんなに狭かったとは……。 トンネルの裏道の商店街は、寂れて、時が止まったかのような古さと静けさ……。子どもたちは眠っている。 転勤による転居を繰り返して育ったから、子ども時代と同じ土地に住むとは思いもしなかったが、 とうとう、私の人生の中で一番長く住んだ所は大分になってしまった。選んだわけじゃないのに。 あの小室哲哉氏も、つい最近、大分を音楽活動の拠点にすると発表した。なんだか不思議。
……普段よく通る道に出た辺りで、やっと、ことことが起きて泣き出した。 スーパーの駐車場に停めて、ママバッグの中に放り込んでおいたバスタオルを肩に掛け、窓を全開にして授乳。 授乳が終わっても、のい兄はまだ寝ている。起こすのが可哀想なので、必要な買い物もせず、そのまま帰った。 帰ってからも、絵本を読んだり、ことことの寝返りクルクルやお座りの練習で遊んだり。 やっと手に入れた『親子のじゃれっこたいそう』という本で、のい兄と遊んだり。
夕食も、かねてから気になっていた電子レンジおこわに挑戦して、遊びの延長ってかんじ。 ことことには、豆腐のお粥。もうそろそろ2回食にしてもいいかも。全員が食卓につくと、ことことは 「あたしの分はないの?」と、口を結んだり開けたりして期待しているので。 何ももらえないと分かると、のい兄が食べるのをじっと見て研究(お箸の持ち方は彼が一番上手いので是非真似てもらいたい)。 食後のデザートに寒天ゼリーをつくっておいた。夫が少し口に入れてやったら、 「なんですかこれは?!」と、口を一文字に結び、考えるような顔をして食べていた。



2004年6月12日(土) 生後204日目   健さん
家族4人全員で、図書館〜買い物〜公園と、車で移動。 夫の探し物はあったが、私のは見つからず、トホホ。
ことことは、初めて絵本を買ってもらった(今までは、のい兄のお下がりばかり)。健さんものを2冊。 我が家で「健さん」と言えば、高倉…じゃなくて片山健さんのこと。 健さんのお子さんも二人兄妹で、息子さんをモデルにした作品は、のい兄とイメージがだぶる。 娘さんをモデルにした作品は「コッコさん」シリーズが有名だが、 あら偶然、ことことと名前が似てる……。ことことも、コッコさんみたいにもの静かな女の子に??
また薮内正幸さんの『ここよここよ』(福音館書店こどものとも012・1999年4月号)が、 ハードカバーになって売られていた。やはり傑作だったのね。 1歳児だったのいが、ドイツで借りていた部屋のどこかに入れ込んでしまって (いろんなものを、大人の思いもかけないところに詰め込むのが、当時の彼のブームだった……)、 帰国までかなり探し回ったけれど、とうとう見つからなかった本だ。 夫は「買おう」と言ったが、私はあまりに思い出深いので断り、買わず。 もう誰かがあの部屋で見つけただろうか。日本語だからびっくりしただろう。 日本の絵本の水準の高さにも、きっと驚いただろう。
お昼は、公園の木陰にて。ことことは授乳の後、抱っこ紐の前向き抱っこで、 のい兄が遊ぶのや犬が走るのやらを見て、嬉しそうにしていた。 しかし、木陰は涼しかったが、全般に暑くて疲れた。 私の咳と鼻づまりはなかなか良くならず。 一日だけでいいからゆっくり眠りたい…などと思いつつ、 子どもたちが眠ってから雑事を片付けていると、目が冴えてきて眠れなくなる。悪循環。



2004年6月11日(金) 生後203日目   台風4号
台風4号襲来で、午前中は大雨。ことことは雨の間ずっと機嫌が悪く、眠らずに泣いていた。 おんぶしても乳をくわえさせてもダメで、ほとほと参った。台風が去ったお昼過ぎ、ようやく眠った。疲れた。
のい兄が帰宅する15時頃には空も晴れて、ことこともニコニコ絶好調。 私が風邪の鼻水でダウン気味で、のい兄に頼んでまたも寝させてもらった。 ことことも隣に転がしておいたら、私と一緒に眠ったようだ。 ことことが目覚めたら、のい兄が呼びに来て「八百屋さんに行く約束だったでしょ」と起こしてくれた。
3人でトテトテ歩いて買い物へ。夕方のスーパーは久しぶり。滅多に会わない人に会えて、情報交換など。 八百屋さんでは、のい兄がお姉さんに虎刈りのところを触られたうえ、 「のいくんは将来、男前になりそうやな〜。大きくなってから、私がまだ一人者やったらヨロシクね」 などと言われていた。年の差20歳! 本人は何のことか分からずキョトーン。
夕方は、用意した粥をすべて平らげた。また湯上りのことことには先日のプルーンジュースを与えたが スプーンからおいしそうに30ccくらいは飲んだ。再び便秘気味だし、母乳の子は鉄分不足になりやすいそうだし、 いつも湯上りに飲ませる乳の分を自分の疲労回復分に回せるし……との意図。



2004年6月10日(木) 生後202日目   懇談会
幼稚園のクラス懇談会へ。自己紹介は、くじで前の人から指名されるパターン。よりによって授乳中のご指名とは。 ことことは全般におとなしくしていたが、途中からベビービョルンの前抱っこに飽きて暴れたので、 用意されていたプレイマットに移動した。寝かせると、我が意を分かってくれたか…という感じで、素敵な笑顔♪ 終わってから、のい兄の教室を覗きに行く。ことことの手を持って振ると、 真剣な顔でお弁当包みを片付けていた のい兄が、私たちを見つけてニッコリ。ああ可愛い。 参加者の多勢はランチに出かけたが、私は疲れたし疲れるので、さっさと帰った。
ことことは、昼寝の時間がずれたので、帰宅後、寝付くまでに少々ぐずった。
のい兄お迎えのとき、またもや高齢者に囲まれた。ことことの顔の引っ掻き傷を見て、 「やっぱり“男の子”は力が強いからねえ」と、自信たっぷりに言うおばあさん(苦笑)。 ことことはお姫様なんですよう。「女の子なんですよ」と言ったら、 今度は「(爪を)気をつけてやらないと」と注意された。ハイ、今朝、傷に気づいてから切りました。
午後、私は風邪が悪化。のい兄が自転車で遊びたがったが、「ごめんね」と言って寝させてもらった。



2004年6月9日(水) 生後201日目   平泳ぎ?
本日も超機嫌が良い。車で用事を済ませて回る間、抱っこでキョロキョロ、車ではスヤスヤ。
のい兄が帰宅後、一緒に昼寝をしようと、布団に3人「小」の字に横になり、絵本を読み聞かせ。 しかし、ことことは寝返りしては畳の上で愉しそうに「えーあーあ!」などと叫んでいた。 のい兄が眠ってからも、くるくる回って私にニヤリ。しかし布団に連れ戻して、 のい兄の隣に転がしておいたら、諦めたらしく眠った。
夫が帰宅すると、訴えかけるように「だーっだーあー」とよくしゃべる。 お粥を口に入れたまましゃべらないでくれ〜。 食後も、夫が「バー!」と言うのに対して、いちいち笑い袋のように笑っていた。 風呂では、夫がことことを泳がせるように湯船に浮かべていた。 ことことは澄ました顔で平然と、足を平泳ぎのように動かしていた。



2004年6月8日(火) 生後200日目   ふんふんふーん
数日前と打って変わって、ニコニコニコニコ、超機嫌が良い。まだ咳が出ることもあるが、よく笑う。 お昼前からぐっすり眠り、起きたときも私が傍にいたせいか、例の高貴な微笑(親ばか)。
のい兄を園まで迎えに行ってから、アートプラザの絵画教室へ。 ことことの上半身がかなりしっかりしてきて、 車のベビーシートに載せると身体を起こそうとするので、こちらがビックリする。
教室が始まる前、明日からの展覧会の準備をされていた学芸員さんたちが、「見て良いですよ」と誘ってくれたので、 のい兄と3人、ヴェルニサージュ。
教室が始まったら用事を済ませるため外へ。 雨がパラパラ。折り畳みの傘を広げたら、ことことは“いつもの傘とは違うな〜”という感じで 不思議そうに眺めていた。 歩いていると、「ふんふんふーん」などと、ことことから何やら鼻歌のようなつぶやきのような声も。 この声を聞くと、“世間の雑事なんてもうどうでもいいや〜ことちゃん可愛いもん〜”てなふうに腰砕けの母となる。 用事を済ませた後は、市役所の授乳室・ベビー室で授乳・エスキスして過ごした。 ベビー室のベッドに寝かせても泣かずにまったり。しばらくしたら眠った。



2004年6月7日(月) 生後199日目   スイカ
隣の史跡にある、楠の大木の剪定作業が行われた。クレーン2台が出動して、家の前の細道は車両通行止め。 ことことは、交通整理のおじちゃんにあやされて、ニコニコしていた。しかし家の中ではまだ咳が出て、機嫌が悪い。 午後のお迎えの前に、散歩がてら用事を片付けに出た。道端で会う人会う人、私の親世代以上の高齢者ばかり。 大分市では6月から高齢者のワンコインバスが始まったが、 大分バスの停留所にて、ベンチで一休みしながら製図の参考書を読んでいたら(途中で買ったスイカが重かったので)、 後から来たおばあちゃんたちに、いつの間にか囲まれていた。ことことは、頬をつつかれたり、手を握られたり。 仕舞には、バスから降りてきた近所のおばあちゃんと一緒に、のい兄の停留所で盛大にお出迎え。 さらに、のい兄と再び剪定作業の見学。「うわ〜、丸坊主になっちゃったね」。 長い散歩と、人からの刺激がで満足したのか、家に帰ってからは落ち着いて、「まったり攻撃」も復活。 のい兄のつくった「のいくん銭湯」に浸かり、のい兄にやわらかいボールで遊んでもらって、 声を上げて笑いもした。
スイカを食べていたら、ことことがベッドの柵に顔と身体をくっつけて、欲しそうにウーウー。 試しに、スイカの汁をスプーンでやってみたら、おいしそうに何口も飲んだ。
帰宅した夫も風邪っぽい。私ものいも。学生たちが「喉に来る風邪が流行っている」と言っていたとか。 そういえば剪定作業の人たちからも、大きなクシャミが聞こえてきたな。



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