ことこと日記

最新のことこと日記

●生後1年11ヵ月後半



2005年11月20日(日) 生後1年11ヵ月と30日目  七五三
夫が仕事のピークのため出勤。我々母子も平常営業。 明日でやっと満2歳になる ことこと だが、数えだともう3歳。 というわけで七五三。まだアカンボに毛が生えたような、キューピーみたいな感じなのにねえ。 ちゃんと着物を着せるのは満三歳にするとして、今日は暇だし天気もいいので、 散歩がてら近所の由緒正しき八幡神社にお参りすることに。
お下がりだけど可愛いワンピースがあったので、着せてみたらピッタリ。 のい兄が「ア〜ン、ことちゃん可愛い〜」とメロメロになっていた(笑)。 トコトコ歩いて神社に行って、カメラ手持ちで写真を撮って、 帰りに近くの公園で遊んで、テクテク歩いて帰宅。 ……あれ? これは、のい兄が満3歳のときと、一緒のパターンでは。 大分生活も長くなってしまったなあ。 のい兄と ことこと が手を繋いでニコニコ歩くのが可愛かった。
帰宅して昼食をとったら、2人は眠ってしまった。 その間に、東京国際女子マラソンでQちゃんが優勝! 「またこれから時間が進みそうです!」。嬉しいね〜。 Qちゃんの優勝には、しみじみと思い入れがある。私たちのドイツ最終日、 ベルリンマラソンにて、Qちゃんが世界最高記録で優勝したのだった。 あの日、私も、今のQちゃんと同じ33歳だったっけな。



2005年11月19日(土) 生後1年11ヵ月と29日目  サファリごっこ其の2・ナンナーレ
今日もフリー参観。サファリごっこでは、やはりワニに執心のことことであった。 耳が動いて走れる象とか、長い舌で餌をベロリンと食べるキリンとか、 大人が乗っても全然潰れないサイとかバイソンとか、面白い動物が色々あったんだけどねえ…… ことことはワニばっかり。前回と合わせると10回くらいワニで遊んだか?  途中で、夫の職場関係のイベントのため、ことことと夫は県立図書館へ。
私はその後、のい兄と小学校のバザーを楽しみ、昼食を確保してから自転車でアートプラザへ。 のい兄を後部座席に乗せると、重たい。そもそも、もう膝がつかえる!! のい兄も、久々の自転車は怖いようで、キャーキャー言っていた。 ドイツから帰国後、車を買うまでは、どこでも2人で自転車に乗って行っていたものだがねえ。
アートプラザ前で夫とことことに合流。 サクッと昼食後、アートプラザ1階の新装なったレストランでお茶。ことこともケーキをパカパカと平らげた。 食後は、アートプラザで、学生さんの展覧会「ナンナーレ」を観た。参加型の現代アートで、 ことことも、地球儀に絆創膏を貼ったり、テープを剥がして貼ったり、とても愉しんでいた。 久々に愉快な展覧会で、たった2日間しか開催されていないのは勿体無いと思った。



2005年11月18日(金) 生後1年11ヵ月と28日目  お姉ちゃん!
ことこと、インフルエンザの予防接種へ。 先日、のい兄の様子を見て予習してあったので、「お兄ちゃん、全然泣かなかったよね。ことちゃんも頑張ろうね」 と囁いておいた。
さて本番。ことことは、聴診器を当てられるのが嫌いで、最初、ドクターに背中を向けていた。 まずは背中からモシモシ。表を向かせるときに、ドクターのネクタイが“ドラえもん模様”(笑)なのに気づいた。 「先生のネクタイ、見てごらん。いいもの描いてあるよ〜」と声をかけたら、ことことは素直に前を向いた。 そのまま素直に喉も見せて、いざ注射。 なななんと! 全然泣かずに頑張れちゃった! 初めての快挙? あまりに嬉しくて、 私が思わず「すごいすごい! ことちゃん、お姉ちゃんみたいだね!」と言ったら、 ドクターが吹き出していた。そんなに可笑しかったですか?



2005年11月17日(木) 生後1年11ヵ月と27日目  風流ことこと
すっかり秋めいてきた。外に出ると、ことことが鰯雲を指差して、何やら叫んでいる。風流な娘である。
ベランダに足で蹴って進める幼児用の車を置いてある。 私が洗濯物を干していると、後からついてくる。自分でやっとツッカケを履けるようになった。 車に乗ったり、椅子を上げて中に入っているカタツムリの殻などで遊んだり。



2005年11月16日(水) 生後1年11ヵ月と26日目  サファリごっこ其の1
午前中は、幼稚園のフリー参観へ。特に今日は小さい子大歓迎だったので、喜んで行った(もちろん昨日買った自転車で)。 のい兄たち年長児が、段ボール箱などで大きな動物を作った。乗れる入れる餌をやれるの仕掛け付きだ。 その動物たちで、ことことたち未就園児が遊んでもらうというわけ。 ことことは、のい兄たちのつくったサイには、怖くて乗れず、 ビビって私にしがみついていた。ことことが遊べそうな動物を探して歩いていたら、 ワニの所で、ことことの目の色が変わった! ワニの横腹にドアがついており、それを何度も開け閉めして、 出たり入ったりを繰り返していた。小さい声で「のいで〜す」とつぶやきながら(笑)。 あまりに長居し過ぎて他のお客さんに悪いので、混んでくると「そろそろ別の動物に行こうね」 と引き剥がすのだが、やっぱりワニに戻ってしまう。結局、5回くらいワニに行っただろうか。 案内係の子供たちに抱っこされたり、餌の与え方(口が開くのだ)を教えてもらったり、 楽しく過ごし、帰りたがらず。



2005年11月15日(火) 生後1年11ヵ月と25日目  自転車を買い替える
自転車を買い替えた。古いのは、1992年1月15日、吉祥寺駅前キヨノ自転車店にて、中古1万3000円也で購入したもの。 気がつけば、買ってから14年近い。 「あなた、ほんとにいい買い物したよ〜。アルミ製だから長くもつよ」と店の親父さんに言われたものだ。 東京仙台大分と流れ流れて、チョコチョコとタイヤを取り替えたり、ブレーキワイヤーを替えたり、 スタンドを交換したり、後ろに子供乗せを着けたり。
そろそろ、ことことが2歳になるので自転車デビューさせようと思ったら、 タイヤは前後ともかなり磨り減り、さらには、後輪ブレーキが時々戻らない。 ことことを後ろの子供乗せに乗せてみた。乗り物好きのことことは、嬉しそう。 最初おっかなびっくりで、乗せて押しては点検し、 怖いので私がすぐことことを荷台から下ろすと、「モット!モット!」とうるさいこと。
大分に来てから、今一ついい自転車店に巡り合わなかったが、 前から少し気になっていた自転車店にHPがあるのを発見。 スポーツバイク専門店だと思っていたら、ママチャリの修理もしてくれるとのこと。 隣の校区なので近いといえば近いが、自転車を押して歩いていくと30分近くかかる。 思い切って、ことことを後部座席に乗せて、頑張って(だってブレーキがきかないんだもの!)持っていった。
冷や汗をかきながら、やっとの思いで店に到着。 なんと、店に到着するまでの道で、タイヤが裂けていた(キャー!)。 店の主人に隅から隅までじっくり診てもらい、説明もしてもらった。 触っただけでスポークが折れちゃった!吃驚。ブレーキドラムは要取替、前輪のブレーキシューもツルツル(苦笑)。 でも店主は「そこらの1万円以下の自転車に買い換えるくらいなら、修理を勧める」とまで言ってくれた。
色々考えて、子供を乗せるんだから安全性を特に重視して、 国産の(今時珍しい)BAA付きの自転車を新しく買ってしまった。ナス色(微笑)。 早めの自分への誕生日プレゼントってことで。 幼児用ヘルメットも…と思ったが、品切れだったので、後日にする。
幼児用乗せ台を古い自転車から外して、購入した自転車に付け直してもらった。 そのときさらにじっくりと古い自転車を確認した店主曰く 「これ、20年は経ってるわ〜。ここまで乗ってもらったら自転車も本望よ。よう乗ったわ〜」。 私にくっついていた ことことも、だんだん店に慣れてきて、最後は店内をトコトコ歩いたり、 自転車のカタログをめくってみたりしていた。
古い自転車を買った1992年1月15日は、当時は「成人の日」。 「今日は倅が成人式なんだ」と自転車店主が語っていたので、購入日を覚えていたのだ。 めでたい日に買ったおかげか、盗まれても無事に戻ってきたりして、長年乗ることが出来た。 新しい自転車を購入した今日は、日本の真正なお姫様の結婚式だった。 またもめでたい日に買えたので、長持ちしてくれたらいいなと思う。



2005年11月14日(月) 生後1年11ヵ月と24日目  はみがきうた
思い立って、布オムツを再開してみた。
一時期、とても歯磨きが好きで、歯ブラシを見ると「ハーキ!」と言って磨きたがる(実際はしゃぶっているだけ) ことことだったが、この2ヶ月くらいでまた嫌がるように。夫が歯磨きの歌を発明したおかげで、 また、素直に仕上げ磨きをさせるようになった。
♪アンアンアンア〜ン、シャカシャカ〜シャカシャカ〜シャカシャカ〜♪
アンアンアンア〜ンのところで、ことことにも一緒に歌わせて、口を開けさせるのが技アリなんである。 しかし、私が歌うと微妙に音程が違うらしく、夫に怒られる(苦笑)。



2005年11月13日(日) 生後1年11ヵ月と23日目  大掃除
のい兄の作品で、リビングがゴチャゴチャになってきた。 「このままではゴミ屋敷になる」と脅して、大掃除開始。 ことことに触られないように、作品の山を切り崩しては、寝室に篭って作業するのい兄だった。 午前中2時間、お昼休みのあと、午後2時間半。いや〜、凄い集中力で、ことことをも寄せ付けず。
壁面がスッキリしたので、作品の配置を直して(私が若い頃に描いたのは外した(苦笑))、 昨日の作品も飾った。
ことことは、作業を終えて寝室から出て来た のい兄に喜んで、 背中にまとわりついて、オンブしてもらったりしていた。



2005年11月12日(土) 生後1年11ヵ月と22日目  バウハウス・デザイン展
県立芸術会館で開催中のバウハウス・デザイン展へ。夫は仕事で不参加。 会場前の公園で、のい兄とことこと と遊んでから弁当を食べ、まずは展覧会へ。 のい兄が、今のことこと くらいの頃、ベルリン〜デッサウと、 バウハウスの痕跡を見て回ったのが懐かしい。私の実父母と、ワイマールにも行ったな。 ことことも会場を歩いたり、住宅の積木で遊んだりした。
今日の目玉は、その展覧会のワークショップ。地元の短大の美術科の先生の指導で、 のい兄が奮闘した。ことことと私も、途中棄権した人の材料を使って、カップとソーサーに、 豆を貼り付けたり、毛糸を結んだりした。 ことことは、白いインゲン豆に、丸いシールを貼って、可愛い作品を作っていた。 参加者のほとんどが、短大の学生。その中に一人、幼児なのに参加した のい兄。 彼の集中力は凄まじく、バウハウス展の中心になっている先生が、その様子を見て感心していた。 合評会では、ことことが途中で眠くなって泣きわめいたため、学生さんの一人が 「小さい人の作品を見て刺激になった」と言って下さったのだけ聞いて、 ことことと私は、会場外のソファで待っていた。 疲れ果てて、帰りの車の中で、気持ち良さそうに眠ってしまった二人だった。



2005年11月11日(金) 生後1年11ヵ月と21日目  マ・ク〜ン
雨。朝から傘をさして得意げに歩くが、ことことのペースで歩いていては、のい兄が遅刻するので、 のい兄には「先に行ってね」。途中までの見送り。 アパートの前に停めてある愛車Mくんに 「マ・ク〜ン、オハヨー。シーチャン、チュースチュース。アルクアルク…」 (訳:Mくん、おはよう。お兄ちゃんにバイバイしてきたよ。たくさん歩いたよ)ときっちりご挨拶。 時々、私が声色を変えてMくんになり、ことことに話しかけているのを、 Mくんがしゃべっていると信じられるようになったらしい。想像力がついてきたのね。 ちなみに、のい兄は4歳すぎくらいまで、私がしゃべっていると気づかなかった。 道を歩いていても、Mくんと同じ車種を見つけると「マ・ク〜ン!」と叫んでいる。



2005年11月10日(木) 生後1年11ヵ月と20日目  象
だいぶ回復したので、用事を済ませたついでに、公園のハシゴ。 1つめの公園では、外オヤツ。ことことと同じくらいの子が、サッカーボールをドリブルして走っていて、 びっくりした。洗濯籠を横にしてゴール代わりにし、シュート!  ことことも感心して「ジョウズ〜!」と拍手していた。 隣の施設で育児サークルでも行われていたらしく、親子連れが沢山公園に出てきたので、 風邪をうつしてはならじ…と退散した。
2つめの公園は、大分市美術館の入口前、象の像周辺。平日なのでほとんど貸切状態。 ことことは大好きな象に興奮して、またも「ゾウサ〜ン!」。 昼食の弁当を食べながら、小鳥たちを観察。ことことも「トリー!」。 帰りに、また犬(BOLT DOG)に登り。本物の犬が散歩に来ていて、大喜びのことことだった。



2005年11月9日(水) 生後1年11ヵ月と19日目  散歩
天気が良いので、少しだけ家の近所を歩いた。 ことことは、風に木の葉が揺れる音に耳を澄まし、その方向を指差して「オト!」と言う。 飼い犬が居る家をそれぞれ覚えていて、指差して「イヌ!ワンワンワン!」などと言う。
夕方、のい兄がお邪魔した御宅へ、のい兄を迎えに行った。一旦咳が出ると止まらないので、 他のお子さんに風邪をうつしたら大変…と、御宅の玄関まで行かず、アパートの外で待たせてもらった。 待っていると、アパートの他の小さい女の子が、 ベビーカーのことこと を「可愛い可愛い」とオモチャに。危なくない限り、放っておいた。 ことこと も嫌がる風でもなく、されるがままになっていた。



2005年11月8日(火) 生後1年11ヵ月と18日目  オトーサンも倒れる・ゾウサ〜ン!
とうとう夫にも風邪がうつってしまい、午後は半休をいただいて家で寝込んでいた。 ことことは、昼間から父親がいるのが嬉しくて、 「オトーサン!オトーサン!」と連呼し、枕元でくっついていた。 今まで、お父さんもお母さんも「ハーシャン!」だったのだが、だいぶ発音できるようになってきた。
NHK総合テレビの「不思議!大自然」を、のい兄が好んで観ているのだが、 今日の内容はインドゾウだった。ことことは番組が始まってから12分間、 ず〜っと「ゾウサ〜ン!ゾウサ〜ン!ゾウサ〜ン!ゾウサ〜ン!」と叫び続けた。 番組開始から約12分後に、太陽が映ったので、ことことは「タイヨウ!」と叫び(なぜか太陽も好き)、 「ゾウサ〜ン!」状態は終息したのである。象が相当好きらしい。



2005年11月7日(月) 生後1年11ヵ月と17日目  並べる
ことことも風邪で辛いらしく、珍しく夜中に泣き叫ぶ。目を開けないで大声で泣いていた。
食事のとき、自分に出された全ての食器を、自分の前に横一列に並べるようになった。 大変なこだわりようで、肘が当たって危ないから…と気を回して移動させると、 烈火のごとく怒る。テーブルの端ギリギリに並べるので、こちらは冷や汗。



2005年11月6日(日) 生後1年11ヵ月と16日目  
引き続き、風邪。のい兄も昨夜、少し咳をしていたが、すぐに元気になってしまった。 やはり、毎日往復1時間、歩いているので、抵抗力が付いているのだろう。見習わないと。
昼間は夫が子供を見ていてくれた。本当は仕事場へ行かないとヤバイのに申し訳なかった。 熱でグダグダ状態だったが、メキシコシティで行われたNHKのど自慢をチェック。身内が現地に住んでいて、 会場の観衆として参加したので。でも残念ながら、映っていなかったらしい。



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