ことこと日記
2005年9月20日(火) 生後1年9ヵ月と30日目 極早生ミカン
産直野菜を買いに行って、ミカンを試食。
ちょうどJAの男性2人が店に居て、極早生ミカンをモシャモシャ咀嚼している ことことを観察しながら、
「おお、食べよる食べよる」「酸っぱくないんかな?」「こんくらいの小さい子は、結構酸っぱいのが好きなんでえ」
などと会話しているのが可笑しかった。
平然と食べ終わった ことこと、機嫌が良くなり、珍しく、
私に抱っこされたがらず、自分で歩いた。私の真似をして、籠に野菜を入れたり。
さらに、買った花を抱えて、車まで歩いた。
アパートの同じ階段の1人にやっと慣れて、握手やバイバイをした。
昼寝をなかなか素直にせず、親子で七転八倒(添い寝派なので)。
のい兄が帰宅してからやっと眠った。そのため、のい兄は、遊びに連れて行ってもらえず。
2005年9月19日(月祝) 生後1年9ヵ月と29日目 リカちゃん
祝日だが夫は仕事場へ。母子も平常営業。
ことことは、匙やフォークをわざと落とすようになった。
気に入らないと「イヤ」と言って、顔を背ける。腹も立つが、ちょっと笑える。
のい兄が借りてきたキャラクター本の裏に、他のシリーズ本の広告があるのだが、
ことことが一生懸命指差している場所を見たら、「リカちゃん」本の広告だった。目ざとい。
リカちゃんは、我が家には存在しないし、ことことは見たことがないはずなのに……。
実は、母はリカちゃんが大好きだったのよ……。遺伝か?
キティやミッフィーももうすっかり覚えて、街中でも見つけると指差して、
「キティ」とか「ミフィー」(「ッ」が抜けているのがポイント)などと言う。
2005年9月18日(日) 生後1年9ヵ月と28日目 初クレヨン・『「困ったちゃん」の育て方』
久々に皆で県立図書館へ。ことことは、書棚の間をトコトコ歩いては「バー!」と叫んで得意顔。
書棚の間にいるのは嬉しいらしく、家族からある程度離れても、珍しく平気にしていた。
小さい子の座れるコーナーで、ヌイグルミと遊んだり。
『「困ったちゃん」の育て方―0〜3歳ほめ方・叱り方が見えてくる魔法の日記術で悩み解消! 』
という本を見つけて、借りた。面白すぎる。ちょっと変わった育児日記集だ。
0〜3歳児の、親から見ると困った行動について親が日記に書き(ここまでは普通の育児日記)、
さらに親が子供サイドに立ってみて子供の気持ちも書く…というもの。
大日向雅美さんのコメントがまた優しくて。
日記を書くことで“子育てのストレス源を喜びに変えてしまったパワー”(大日向氏)がどんどん出たのだ。
私が、のい兄の育児日記・ドイツ日記でやってきたものは、これだったんだ!と、
気づかされ、肯定されて嬉しかった。
これからも、ことことをじっくり観察して、育児を愉しんで行こうと、勇気が出た。
帰宅後、クレヨンでお絵かきをさせてみた。実はクレヨンを持たせるのは初めて。
食い意地がはっているので、クレヨンを食べないか心配で。オレンジ色や赤を中心に、
明るい青や黄色も使って、丸を多用した、可愛い雰囲気の画面ができていた。
のい兄が描いていたよりも、女の子らしい画面のような気がする。
2005年9月17日(土) 生後1年9ヵ月と27日目 トーマス
ことことは、どういう訳か、トーマスが好き。のい兄が遊んだ、トーマスのジグソーパズルを出してやったら、
大喜び。でも自分では組み立てられないので、私とのい兄がつくってやった。
ことことは、画面上に車両の“顔”が見えてくると、「トース(トーマスのこと)」「パーシイー」「トビー」
などと叫んでいた。
夜、熊本に出張していた夫が帰宅。お土産の、果肉たっぷりの「デコポン・ゼリー」は超美味だった。
隣の県なのに、遠いよな〜>熊本。
2005年9月16日(金) 生後1年9ヵ月と26日目 溝畑社長になでられる
PTA連合会の講演会へ。参加希望者が少なすぎてクラス役員さんが困っているようだったので、
託児もあることだし参加してみた。
ただ、その託児も「予約なしでOK。当日そのまま行けばいい」というのが引っかかった。
託児室に行ったら…大勢の小さい子が詰め込まれて、阿鼻叫喚の沙汰。
とても、超人見知りのことこと を置いていける状態ではないので、
ホール最後列の席で講演を聴くことにした。
ことことは、座ってなぐり描きをしたり、時々飽きてロビーを散歩したりした。
我々と同じように最後列に子連れ組がおり、男の子たちが後ろの空間で走り回っていた。
ことことも興味を示したが、一人では参加せず、私の手をひいて行きたがった(笑)。
オヤツを食べてからは機嫌が良くなり、隣の席の男の子と、それぞれ手提げ鞄を持って、
ホールの後ろをトコトコ歩いては嬉しそうにしていた。
講師の溝畑宏氏(大分トリニータ社長)は、ステージから降りた後、
ことことの薄い頭を撫でて帰っていった(笑)。
経営危機問題の最中で、ほんとうはこんな講演してる場合じゃないだろうに……。
帰宅したら、「トリニータ、県から公的支援」とのニュースが。
県も財政が厳しいのに……ため息。
終了後、家電専門店へ。5軒目にしてやっとマウスを買うことが出来た。ことことは車の中で眠ってしまった。
夕方、三輪車を出してみた。まだ漕げないが、乗るのは好きなようだ。
外に出ると毎回、オシロイバナを摘んで手に持ちたがる。草むらに入れば何かチコチコ摘んでいる。
夜、風呂に入る前に、「このバスタオルを、お風呂の前の籠に運んでね」と渡すと、せっせと運んでいた。
のい兄の驚くこと! 「ことちゃんも、もうお手伝いできるんだね!」。
2005年9月15日(木) 生後1年9ヵ月と25日目 「アチャーン」
午前中は、マウス探しの続きや写真の焼増などに、ことことを車で連れ回した。
ヒメダカを水槽に移して、砂利も入れてやった。メダカには「アチャーン」と呼びかける ことこと。
午後はなかなか眠らず、のい兄が帰宅する頃になってやっと眠り、夕方遅くまで眠り続けた。
2005年9月14日(水) 生後1年9ヵ月と24日目 「メイオ!」
そろそろCADを覚えなくては…と思い立ち、午前中はマウス探し。
これまでは、ノートパソコンのトラックパッドを使っていたが、さすがにCADは無理。
PC付属のマウスは、既に人にあげてしまって手元に無いので。
一番近い量販店に行ったが、mixiのコミュニティで勧められたメーカーの製品を店員が知らず、
話にならないため、買わずに帰った。
午後はキッズ体操へ。ことことは、前半は私にくっついて抱っこをせがんでいたが、
後半は、窓際をトコトコ歩いてみたり、広い柔道畳の上に寝そべってコロコロ転がったりして、
楽しそうにしていた。大分国体のマスコットの「めじろん」(メジロがモチーフ)が好きで、
ポスターを指差しては「メイオ!」と言っていた。帰りにもまたマウス探し。
2005年9月13日(火) 生後1年9ヵ月と23日目 育児は体力
絵画教室へ。他のお母さんたちはスポーツに忙しい様子。「私も身体を動かしたいなあ」とぼやいたら、
「育児が一番体力を使うんだよ〜」「育児は疲れてても休めないから、大変だよね」との言葉が返ってきて、ハッとした。
……ああそうか、私、“体力”使ってたんだ。だから、慢性的に疲れてるし太らないのか。
よく考えたら当たり前のことなんだけど、自分の身体や顔のことより、
「育児はやって当たり前のこと」と思い込み、
さらに頭を暇にしたらだめだから勉強も……という生活を続けていたので、全然気づかなかった。
時々、ゆる体操や顔面体操もしていたけど、
それも、腰痛が出たときや、顔に疲労の色が濃いときなどの、対症療法だったし。
ママ友の一言に、まさに“目からウロコ”だった。
教室の帰りに、のい兄のお友達を次の習い事の場所まで送っていった。
子ども3人、後部座席に並んで座った。
ことことは、兄ちゃん2人が嬉しそうにしゃべっているので、ニコニコ。
お友達の名前も覚えて「○○チャーン」と呼んでいた。
我が家に頻繁に出没する地蜘蛛に対して、いちいち怖がられては大変なので、
家族皆でニッコリ笑って「ジグちゃ〜ん、こんばんわ」などと話しかけるようにしたら、
ことことも真似をして「ジウチャン!」と言うようになった(笑)。
それでもさすがに、大人の掌以上もある大きな地蜘蛛には、後ずさり。
2005年9月12日(月) 生後1年9ヵ月と22日目 幼稚園のPTA
園のPTAへ。今日は婦人警官による交通指導で、園の前の交差点を、保護者が園児の手を引いて歩いた。
ことことを抱いて、のい兄と手を繋いで……疲れた。左腕がプルプル。
さらに、園庭で運動会のときの、保護者と一緒に踊るダンスの練習。
ことことを抱いたまま、膝を曲げて腰を落とす動きをしたら、立ち上がれなくて参った。
クラスに戻って懇談会。先生が
「夏休みに家のお手伝いを大変頑張ったお子さんがいます」
とおっしゃるので、へ〜誰だろう?と思ってたら、のい兄のことだった(爆笑)。
いきなり指名されて吃驚。オヤツが食べたくて泣き叫ぶ ことことを抱っこしながら、
シドロモドロで説明したことだった。
この夏休み、布団たたみに布団敷きと、卵割りは、のい兄の仕事。
餃子を包むのも大人並みに上手いし、ことことが寝ている間に、包丁も使ったし。
ことことも、もう少し聞き分けが良くなったら、手伝ってね。
懇談の前半、ことことは、私の腕の中でジタバタ暴れていた。
後半に廊下に移動したら、お兄ちゃんたちに遊んでもらったり、
水槽の金魚や、廊下のウサギを見たりして、大人しく過ごしていた。
2005年9月11日(日) 生後1年9ヵ月と21日目 ナット〜、ナット〜♪・「ドゥ〜ドゥドゥ〜!」
朝からご機嫌で、段ボールの家に入って遊んでいた。ナット〜、ナット〜♪と鼻歌を歌っているので爆笑。
美味しいもの、嬉しいことは、大好物の「ナット〜」で表現しなさる(笑)。
のい兄が日曜の朝に必ず見ている「マジレンジャー」(私は昨年度のデカレンジャーの方が好きだったなあ…)、
ことこともお付き合い。彼女にとって「ヒーローvs怪獣物」=「マジレンジャー」らしく、仮面ライダーを見ても
他のヒーローを見ても、すべて「マジ」と言う。
今日は私一人の時間をもらった。子どもたちは、夫と図書館、デパートへ。
私は街をプラプラ散歩して、フリマでちょこっと買い物して、本屋をはしごし、タワレコでCDをチェックし。
だいぶリフレッシュできた。フリマで、ピングーとピンガのヌイグルミを買い
(参考:生後0ヵ月 の2003年11月21〜27日(金〜木)・生後0〜6日目)、
子どもたちが戻る前に帰宅して、除菌消臭しておいた。
ことことは、ピングー+ピンガを見るなり「ドゥ〜ドゥドゥ〜!」(アニメのピングー一家の声)と叫んで、
抱っこして喜んだ。“のい兄がピングーで、ことことがピンガ”と普段から言っているので、
ピングーのことを「シーチャン」と呼んでいた。
2005年9月10日(土) 生後1年9ヵ月と20日目 カボチャ→ウマイ!
夫は職場の行事のため出勤。近所の中学校のバザーや、遊歩公園の土曜市があるので、
ことこと と のい兄と3人で遊びに行こう!と思っていたのだが、雨のため中止。
家の中に軟禁状態で、みんなイライラ、ぐずぐず。私もとうとう切れてしまい、
身体がだるいので、子どもを放って寝てしまった。だめ母。
食事をつくるのさえ億劫なほど疲れていたが、
夕食に、赤ピーマンと緑ピーマンと牛肉をオイスターソースで炒めたら、
ピーマンをあまり好まない ことことも(ピーマンを食べると、泣いて口を開けて、ピーマンを取り去ってやるまで大騒ぎ)、
「シ!」と言って喜んで食べた。それより喜ぶのが、カボチャの蒸したの。
えらい気に入りようで、一口食べては「ウマイ!」。
なぜ、カボチャにだけは「シ!」じゃなくて「ウマイ」なのか謎。
2005年9月9日(金) 生後1年9ヵ月と19日目 甘える
ことことを連れて、産直野菜を買いに出た。先日は夫と手をつないで歩いたらしいのに、
今日はやはり、私にしがみついて抱っこするまで泣いていた。
夫は「ことちゃんは、お母さんにはすごく甘えてるね。私には遠慮してるかな」と言う。
甘えられるうちが花なのかなあ。でも、やはりしんどい。
ホームセンターに行くと、子供用椅子の付いたショッピングカートに乗りたがる。
メダカの餌を購入。
乗り物は好きらしく、チャイルドシートにつけるハンドルの玩具や、足で蹴って進む車の操作も
なかなか様になっている。
2005年9月8日(木) 生後1年9ヵ月と18日目 台風一過の掃除・ヒメダカ来訪
やっと台風一過。ベランダや、アパート周りの掃除をした。
そこら中、木の葉だらけ。のい兄は大した戦力で、溝をかなり綺麗にしてくれた。
真似っこ盛りの ことことも、いっちょまえに箒を持って、レレレのレ〜。
どうして、アパートの他の皆さんはやらないのだろう?平気なのか?と思うが、家の前を掃く。
家に戻っても、すぐ、ことことが「ソウジー」と言って、外に出たがる。
家の中もグチャグチャなんですけどねえ…。仕方ないので外に出て、
大家さん一家に見つからないように(あんまりやると恐縮されるので)、こっそり掃除。
のい兄が帰宅してから、散歩していたら、近所の高齢ご夫婦が、ヒメダカ(緋色(赤系)のメダカ)を下さった。
またまた動物が増えた。我が家は、どんどん動物ランド化している。私も野獣のように泣いたり怒ったりしてるし。
2005年9月7日(水) 生後1年9ヵ月と17日目 とびひ診察再び
台風は去ったが蒸し暑い。本日の園の開始時間は、2時間遅れとなった。
夏休みが終わったばかりなのに、休みが続いて、
ことことはまだ、のい兄が園に行くことに慣れていないらしい。
オヤツのときも、2枚出した煎餅の1枚を、「シーチャン」と言って、のい兄の席に置いていた。
昨日来れなかった分の生協の荷物を受け取ってから、小児科へ。
とびひの内服薬をやっと出してもらいにいけた。
先日の日曜よりも、今日は空いていた。夏風邪も下火になったのかな。
看護師さんのエプロンを見て「ネコ!」「イヌ!」と言って喜んでいた。機嫌よく、診察されていた。
午後、ことことを寝かそうとしていたら、玄関前で「のいで〜す!」と声が。
帰宅時間を間違えていた。お迎え無しでも、自分でちゃんと帰ってきた。
おやつの後、のい兄のキッズ体操へ。ことことも、大好きなボールで遊んだ。
しかし眠り足らず、夕方には食卓で暴れて泣き、私も今日もまたまた号泣。
2005年9月6日(火) 生後1年9ヵ月と16日目 台風14号襲来
台風14号襲来のため、公立学校・幼稚園はお休み。
夫は、職場待機を命じられて、嵐の中、出掛けて行った。
家にこもってニュースを見ていたら、息子が毎日徒歩30分近くかけて通う、通園路の一部が映った。
大人の膝くらいまで水が出ていてビックリ。
近所では、強風で木が折れて、それが屋根にささって
瓦が落ち、住宅敷地内の水道管が破裂したらしい。消防の工作車が出ていた。
ことこと は、のい兄と家の中で遊びまわり、汗びっしょり。
なかなか昼寝をせず、添い寝する私を蹴り飛ばし、髪を引っ張り。
なんでこんなことをされなくてはいけないのか、
昨日判明した不合格による達成感の無さもあり、
悲しくて悲しくて号泣してしまった。
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