METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI

1999年
 7月3日
 〜7月25日

7月の企画展



安彦哲男展

−my guile post−


会 期

 1999年7月3日(土)〜7月25日(日)

作家名

 安彦哲男(あびこ てつお)

作家紹介

 10年前にネオンの光をひとつの素材とし,LOVE & PEACEをモットーに作品制作を始める。病気入院を通して人間の身体が借りものであり,人間の形をして魂が現世で修行をしていると考える。人の生き方がいろいろあるように,修行中のわがままな魂のあつまりが現世でLOVE & PEACEの世界を作れるのか?という疑問を感じ,「見えない世界の存在」を意識し,そこからのエネルギーに興味を示す。その後「宇宙をのぞく隙間を捜す」というテ−マで作品づくりを続け,現在に至る。

作 品

 内容:オブジェ・油彩
 素材:鉄,ネオン,その他
 屋内展示および屋外展示 

制作意図

 「生きる」ことは,見えない世界からの信号をキャッチし,エネルギーを受け,体内に取り込み身体を動かし(エネルギーを発信し),人と出逢い,ものと出逢い考え,行動し,1歩1歩道を歩むことではないだろうか?

すべての人はちがったエネルギーをもち,この世に存在するすべてのものには意味がありエネルギーがある。そして人間・動物・植物,地球・宇宙を構成すると考える。私自身何かを感じた時,どこからかのエネルギーをキャッチしている。そして作品創造する。その作品は自分自身の「道しるべ」になり,又新たな1歩をふみだしている,ここ10年はこんな感じで活動してきた。
 光源は見えるが光そのものは見えない。ネオンは線の光源である。光の線で文字が書け,絵を描く事が可能であるから,看板の素材の1つとしても使用される。看板もひとと人,ひととものを結び付ける「道しるべ」である。
 そんな光を素材に,制作した自分自身の「道しるべ」をここMETAL ART MUSEUMに展示し,空間を構成させていただこうと思う。

略 歴

 京都に生まれる。
 小学校在校中に上京,児童美術研究所で油絵を始める。
 全国油絵コンクールにおいて入賞2回,特賞1回。
 中学,高校時代は,サッカーに明け暮れる。
 高校時代に京都選抜選手として国体出場。大学時代にヨーロッパ放浪。
【個展】
1990/3 NEON ART BY TETSUO(東急ハンズ 三の宮店)
1990/8 NEON ART(西友 長岡店)
1990/9 NEON ART(西友 山科ギャラリーCASA)
1990/9 ANYTHING(大阪SONY TOWER)
1991/8 NEON ART(SACRA STEPS GALLERY)
1993/4 THROUGH EYES(西武 錦糸町)
1994/4 LOVE & PEACE(セキスイハウス 京都)
1995/9 SLOW DOWN(GALLERY はねうさぎ) 
1995/12 SOME KIND OF MESSAGE
      (SOMIDO HALL 銀座ソニー)
1997/9 RELATION(METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI)
1998/5 こんな時代だからLOVE & PEACE
      (東京国際フォーラム E-gallery )
1999/7 MY GUILE POST(METAL ART MUSEUM
       HIKARINOTANI 千葉・印旛沼湖畔)
【イベント企画】
1989/11 石 ふしぎ大発見展(京都勧業会館)
1990/2 GLASS ART(KBS ホール) 
1990/10 カクラキ(京都マイジャーホール)
1991/3 京都ネオマート河原町店(京都 河原町)
1991/10 鉄とネオンのバトルロイヤル(東急ハンズ 三の宮店)
1994/8 アートポスタ−ショップDd/オープニングイベント
     (福井市)
1996/11 高台寺「波心庭」ライトアップ(京都 高台寺)
1997/5 築地本願寺アメリカ映画「レリック」試写会イベント      (東京 築地本願寺)
     (フジサンケイグループ広告大賞イベント賞受賞) 
1998/11 世紀末クリスマスイベント作品展「GATE」
     (大阪EST-1 )