METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI
1998年
 10月24日
 〜11月15日

11月の企画展

エドワ−ド・レビンソンピンホ−ル写真展

Edward Levinson
−針孔で捉える世界−


特別企画ピンホ−ル・カメラ・ワ−クショップ報告(98/11/1)


 「シティ−スケ−プ」シリ−ズより


会 期

 1998年10月24日(土)〜11月15日(日)

作家名

 エドワ−ド・レビンソン (Edward Levinson)

作家紹介

 1979年以来日本に在住。房総半島の自然の中に生活する。ピンホ−ル・カメラによって日本および外国の各地で撮影。「心の癒し」をテ−マにモノクロの自然風景を捉えてきたが,日本人の精神性を写し出すにはピンホ−ル・カメラによる撮影が適当な方法と信じ,「聖なる日本−神話か現実か」1998年から「CITYSCAPE」シリ−ズが始まった。著書および雑誌・新聞などへの掲載多数。鴨川市在住。ワ−ク・ショップも各地で好評。

作 品

 ピンホ−ル・カメラによる写真(シルバ−・ブリント)

制作意図

《ピンホ−ル・カメラについて》
 レンズもファインダ−も付いていない原始的なカメラで5〜6秒,長いときは20分間もの時間で撮影する。ちょうど人間が目と心でものを観察するのと同じぐらいの長さで,実際に目でゆったりと見たような写真ができあがる。
(1) シルクスケ−プ シリ−ズ
 ゆったりと流れる自然の時間をやわらかいタッチで捉える。
(2) ジャパネスク シリ−ズ
 「聖なる日本」をテ−マに神社や寺院などの原風景を通して,日本人の意識にある風景の光と影を捉える。
(3) シティ−スケ−プ シリ−ズ
 デジタル化した現代の都市風景をピンホ−ル・カメラで捉える。

略 歴

 1953年12月 アメリカ・バ−ジニア州生まれ。州立バ−ジニア・コモンウェルス大学で写真を勉強する。
 E.RENNR/N.SPENCER "PINHOLE CAMERA WORKSHOP" および JOHNSEXTON写真ワ−クショップで学ぶ。
 PINHOLE RESOURCE(アメリカ)会員。
 1979年以来日本に在住。自宅スタジオ,日本および外国の各地で撮影。
 写真展(個展)
「癒しの心象風景」ギャラリ−てん 大丸東京店 1995/5
ピンホ−ル写真展「癒す風景」
     エッグ・ギャラリ− 東京・渋谷 96/3〜4
ピンホ−ル写真展「HEALING LANDSCAPE」
     PRINZ the gallery 京都市 96/5〜7
ピンホ−ル写真展「聖なる日本−神話か現実か」
     gallery ississ 京都市 96/10
ピンホ−ル写真展「心の現風景−癒し−」
     ギャラリ−古島 千葉市 97/2
ピンホ−ル写真展「癒す風景」
     COSMO GALLERY大阪市  97/12〜98/1
レビンソン写真展「癒しの風景」 
     東京・池袋 サンシャインシティ 98/2
レビンソン写真展「CITYSCAPES」 
     エッグ・ギャラリ− 東京・渋谷 98/3〜4    
ピンホ−ル写真展「癒す風景」 
     湯布院美術館 大分県湯布院 98/4〜5
ピンホ−ル写真展「CITYSCAPES」 
     gallery ississ 京都市 98/9
−針穴で捉える世界− METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI 
   千葉・印旛沼湖畔 98/11   
ピンホ−ル写真展「CITYSCAPES-外国編」 
     PRINZ the gallery 京都市 99/1
(その他 写真グル−プ展・出版物 多数)


特別企画ピンホ−ル・カメラ・ワ−クショップ開催★1998/11/1 11:00〜17:00   企画協力:(株)銀鈴社 宇野洋子


レビンソンさんの指導で空き缶を使ったピンホール・カメラを製作し,各自思い思いの構図で撮影し,現像・焼付けまでしました。参加者は皆,ピンホール・カメラの不思議な魅力に取り付かれた様子でした。