2008年2月9日(土)〜3月9日(日)

とくだあきらの仕事 GRAPHIC 感触で思考する「輝き」
(Akira Tokuda Exhibition)(屋内展)


■ 会期
 2008年2月9日(土)〜3月9日(日)
 休館日:月曜日、祝祭日の翌日(ただし、2/11(月)は開館し、翌2/12(火)は休館します)

■ 作家名
 とくだ・あきら(Akira Tokuda )

■ 作家紹介
 彼の作品と時間を共にしていると誰もが非常に安らぎを憶える。その優しさの中に感じられる宇宙空間の拡がり、深遠さ、そして可能性。それは作家が無意識に持つ日本文化の根源である神道のあらわれかもしれない。
 作品の技法はメタルプレ−トを腐食させ紙にエンボスし、一枚一枚パステルで丁寧に彩色される。和紙にも似た紙の質感。パステルの繊細な粒子そのままに純度の高められた冴えた色彩。そして、極限におさえられたフォルムの作品は、日本を代表するア−チストとして、世界に高く評価され続けている。

■ 作品
 
内容:銅版画
 素材:紙・染料・顔料

■ 制作意図
 新しい版画作りを目指して、かれこれ十数年を経過。金属版(銅・亜鉛版・鉛)にての試行錯誤の上、ようやく新しい境地が、ようやく見えてきた今日この頃です。常に新しい造型を心掛けて金属、紙、染料、顔料と戦い、独自の作品づくりには暇がありません。作品作りもさることながら発表展示も広い磁場で展開しつづけております。

■ 略歴
1946 中国・大連生まれ
1968 桑沢デザイン研究所卒業
1971 この年より国内外で Drawing、版画、Paper Works、Glass Worksなどの作品を発表
    ビエンナ−レ、トリエンナ−レ、ア−トフェア−を中心に発表・展開
1986 第10回リエカ国際オリジナル・ドロ−イング・ビエンナ−レ(ユ−ゴスラビア)受賞
1988 第18回テキサス・ワ−ク・オンペ−パ−展(U.S.A.) 受賞
1989 第5回ヴァルナ国際版画ビエンナ−レ(ブルガリア)受賞
1992 カダクエス国際小版画展(スペイン)グランプリ受賞
2005 [愛・地球博]世界ペ−パ−・ア−ト展(愛知県)受賞
2008 個展/Metal Art Museum Hikarinotani・千葉 印旛沼湖畔
 ロサンゼルス・カウンティ美術館はじめ国内外のパブリック・コレクション
 およびホテル、銀行、病院、学校、研究所、研修センター、企業などに収蔵。ア−ト・ワ−クス多数。
 現在 日本美術家連盟会員