■ 会期
　2006年4月22日(土）〜5月21日(日)

■ 作家名
　坂井 直樹（さかい なおき/Naoki Sakai）

■ 作家紹介
　1973年群馬県生まれ。2003年東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程鍛金研究領域修了。同大学にて非常勤講師を経て、2005年5月より金沢卯辰山工芸工房に入所。より金属の造型表現を高めるため加賀の伝統手法を習得中。普段の生活をより豊かに過ごすための作品からオブジェまで幅広く制作を展開中。様々な金属を素材とし、「金属を身近に」をモット−に日々制作中。

■ 作品
　内容：鍛金技法を用いて、金属を主体とした立体作品
　内容：鉄、銅、真鍮、金、銀

■ 制作意図
　日々のスケッチ、ノ−トの片隅に描かれた落書き。そんなふとした思いつきから手探りで手のひらによって形にした作品達。それらを標本のように、または絵画のように気軽に壁に掛けられるものとして展開。一見地味である金属の色に金や銀を加えることで華やかさを表現。自分が描く形は自然の中からきている。それを自分のできる表現を最大限に活かして形態に命を吹き込む。どこか素朴で、純粋で、愛らしい、金属らしさを生かしそんな作品を心がける。

■ 略歴
1973　群馬県生まれ
1998　東京芸術大学美術学部工芸科卒業
2000　東京芸術大学大学院美術研究科鍛金専攻修了
2003　東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了学位取得
2004〜05　東京芸術大学美術学部工芸科工芸基礎研究室非常勤講師
【個展】
2006　Metal Art Museum Hikarinotani（千葉・印旛沼湖畔）